パルデンの会

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日中間に尖閣棚上げ合意は存在しない

「台湾の声」12/15 【真実】尖閣領有権に「棚上げ」はあったか?
 より転載

「霞関会」会報7月号より転載
()交流協会台北事務所代表・元外務省アジア局長 池田 維
より抜粋

 なお、サンフランシスコ平和条約発効と同時に、日本と中華民国(台湾)の蒋介石政権と
の間で締結された日華平和条約(1952年4月)が交渉された際にも、尖閣諸島について議論
が行われたという記録は一切ない。

(2)日中間に尖閣棚上げ合意は存在しない

尖閣諸島についてのいわゆる「棚上げ論」をどうみるか。棚上げしようという合意はこ
れまで日中間に存在したことがない。ここにいう棚上げとは、双方が問題の存在すること
をともに認め、その解決を先に延ばすことに合意することである。最近、公表された外交
文書を見てもそのことは明らかである。1972年、日中国交正常化交渉の際、田中首相と周
恩来総理が尖閣について交わした言葉は、田中が「尖閣のことをどう思うか──」と言っ
て水を向けたら、周が「石油が出るから問題になった。今は話したくない。石油が出なけ
れば、台湾も米国も問題にしない。」という趣旨のごく短い会話に終わっている。それ以
上でも、それ以下でもない。これは、問題が存在するから、その解決を先送りすることで
双方が合意した、といういわゆる棚上げではない。

また、1978年、日中平和友好条約批准書の交換のため来日した●小平副首相と福田赳夫
首相の間の尖閣諸島をめぐるやりとりについては、●の側から「今回の会談のような場に
持ち出さなくても良い問題だが、自分たちの世代には知恵がないから次の世代に任せた
い。」との趣旨の発言があり、これに対し、福田首相は一切応答していない。後で、●は
記者会見の場で、今の世代は知恵がないので次の世代に解決をまかせたい、と述べつつ、
「こういう問題は一時棚上げしても構わないと思う。10年棚上げしても構わない」と発言
している。

*●=登の右におおざと(以下同)。

以上の2つの会話を読んでも、日中間において領有権をめぐり問題が存在するから、これ
を後日の協議にゆだねるという合意──つまり、棚上げのための合意──は存在しないの
である。●小平の記者会見における発言は、きわめて巧みな言い回しではあるが、あくま
でも一方的な発言にすぎない。



これを確かめずに 中国側と動く 鳩山元首相や 彼のシンクタンクの元外交官
彼がもらっていた資金は お袋からではなく 中国であっただけの事!!
日本人よ よく 見よ! ダライ・ラマに家族で会っても チベット問題にも対応できない
バカ政治家の 現状を!!!! 民主党は 真っ赤な嘘 であったのだ