ダライ・ラマ 旅客船沈没事故で韓国大統領にメッセージ
2014/04/20 15:53
【ソウル聯合ニュース】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が、韓国南西部の全羅南道・珍島沖で起きた旅客船沈没事故で大きな人命被害が発生したことについて、韓国内のチベット関連団体を通じてお見舞いのメッセージを寄せた。
チベット亡命政府の韓国公式事務所の代表は20日、「ダライ・ラマが昨晩遅く、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領宛てに『セウォル号』の沈没事故を受けて、お見舞いのメッセージを電子メールで送ってきた」と伝えた。
メッセージでダライ・ラマは「惨憺(さんたん)たる事故に深く悲しんでいる。乗客者のうち300人あまりが(ソウル郊外安山市の)檀園高校の生徒ということが、とりわけ心を痛める」と述べた。また「あまりにも多くの幼い人命の損失をこうむった家族と友人たちにとって、胸が張り裂けるような苦しい悲劇だ。皆のために、祈りをささげる」と哀悼の意を示した。