パルデンの会

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朝日新聞社に激震! 誰にも収拾する力がない?




現下の日本の問題点を浮き彫りにしつつ、解決の方法を提示していきます。

Ⅱ.放談 「横井君と藤原君、そして赤峰君のあげな話、こげな話」 第88回 

朝日新聞社に激震! 誰にも収拾する力がない?

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赤峰 8月5日の朝日新聞報道は、未だに余震が続いています。まさか朝日新聞が、謝罪はしていませんが、一部記事を取り消すということを言い出したのは驚きでしたね。編集担当の杉浦信之氏はこう述べています。

慰安婦問題に光が当たり始めた90年代初め、研究は進んでいませんでした。私たちは元慰安婦の証言や少ない資料を もとに記事を書き続けました。そうして報じた記事の一部に、事実関係の誤りがあったことがわかりました。問題の全体像がわからない段階で起きた誤りです が、裏付け取材が不十分だった点は反省します。似たような誤りは当時、国内の他のメディアや韓国メディアの記事にもありました。

横井 でも、最後は「他の新聞も言ってるのだから」と逃げているところはいただけないですね。

藤原 この記事も驚きましたが、8月7日の当ブログの速報のなかにある情報筋の話の方がもっと驚きですよ。

赤峰 これですね。

朝日新聞社の今回の報道は、実は経営トップなどの幹部への事前の連絡のないまま記事になった ようです。そのため、現場の編集責任者と経営陣の間で、大きな騒ぎになっています。「これ以上、慰安婦問題の原因となった記事を、押し通すのは無理だ」と する編集者の考えと、「押し通すしかないだろう」という経営幹部の意見とが折り合わないようです。しかし、すでに記事としての間違いを認めてしまったわけ ですから、いらだちを抱えながら今後の対応を検討しています。

特に、社長は国会招致の可能性が高まっているので、不安を隠しきれません。結局は「当時の記者の裏付け調査がちゃんとしていなかったから」ということで記事を書いた記者のせいにすることを考えているようです。

藤原 編集者と経営陣の間に齟齬があったとは思いませんでしたから、これは驚きの情報ですよ。

横井 いい悪いは別として、朝日新聞社を守るという観点だけなら、経営陣としては仕方ないというべきでしょうね。

といいますのも、これからも次々に朝日新聞の嘘が暴露され、捏造していたことが明るみに出されます。こうなると、一旦、一部でも非を認めてしまった以上、もう歯止めは利きません。次々に嘘で固めた「防衛ライン」が突破されるでしょう。

それを行うのは、読売新聞と産経新聞であり、週刊誌や月刊誌であり、そして、インターネットの声になるでしょう。

藤原 ということは朝日新聞も極めて厳しい局面にたつということですか?

横井 そうでしょうね。今回の記事を境に、朝日新聞の評価は急激に下がると思います。

赤峰 朝日新聞が今回、このような事態に陥った原因は何なのですか?

横井 おそらくは、第一に河野談話が検証されてしまったことでしょう。あれで朝日新聞の主張の論拠が消え去ったわけですから。

第二が、産経新聞、週刊誌、月刊誌というメディアが朝日新聞に立ち向かっていったことに加えて、インターネットでの朝日新聞批判の声が日増しに増えていっ たことにあると思います。とくに、巨大な朝日新聞がインターネットに対し、劣勢になってしまったというのは特筆しなければならないと思います。

藤原 たしかにネットの力は大きいですよね、朝日新聞という巨大な組織に、名もなき人がそれぞれに立ち向かっていった。その一人ひとりを朝日新聞が踏み潰せなかったということなのでしょう。

横井 マスコミ関係者に聞いた話しでは、ネットの世界の反応が朝日新聞にはとても怖かったのだそうです。情報の伝播に 「即時性」があるため、朝刊・夕刊でしか情報を伝えられない新聞の情報対応能力では追いつかない。また、いくらデジタル版を出していても、「ネット住民」 の情報伝達スピードと拡散能力にはとてもかなわないということのようですからね。

藤原 それに、ネットの力で植村元記者が追い詰められているというのも聞いていたからでしょうね。

赤峰 私も、北星学園大学に植村氏の現在の立場を聞くために電話したのですが、かれの身分に対してはものすごく慎重な 言い方をしていましたね。普通なら「非常勤講師です」というべきところ、「確かに前期は非常勤講師として講義していましたが、後期はまだどうなるか決まっ ていないです」と。「9月中旬でないと身分が決まらない」のだそうです。大学も慎重になっているのでしょう。

それを不思議に思っていましたら、週刊文春2014年8月14日・21日号『特集』に「慰安婦火付け役 朝日新聞記者はお嬢様女子大クビで北の大地へ」という記事で叩かれていたんですね。大学側も慌て出したようにあります。

藤原 植村元記者もかなり動揺しているでしょう。今年(2014年)春先の週刊文春のインタビューにさえ逃げ出していますからね。

新聞社とか新聞記者とかは正義を大上段に振りかざした追求は得意なんですが、こと自分が攻撃される側になると一目散に逃げ出してしまうんですよ。

横井 ところで、情報筋のお話のように、経営陣と編集側の鞘当ても激しくなっているのではないでしょうか。赤峰さんが 「国会喚問の要望書」をだしましたが、少なくとも朝日新聞の国会喚問は行われるでしょうし、行わなければなりません。あれだけ、日本国家と日本国民を貶め る犯罪行為を行ったわけですからね。社長は喚問を嫌がるでしょうがそれは仕方がないことです。言論には責任が伴わなければなりません。

赤峰 さきほどの情報筋のお話の続きはこうなってましたね。

朝日の社員の多くが「社長が辞任して決着付けるしかないだろう」「社長の辞任だけじゃ済まな いだろう」など囁き始めています。朝日新聞社では、当時の記者、編集責任者など関係者を呼び集め、検討が重ねられているようです。植村元記者も心中穏やか ではなく、言い訳がきかない状況の中で、本当のことを話し、謝罪するしかないと考えているようです。

横井 たしかに、社長の辞任だけでは済まないのではないでしょうね。先日の「マスコミが悪用する個人情報保護法」の放 談の中で、毎日新聞西山記者事件の際、毎日新聞の社長は辞任しました。その後、毎日新聞は発行部数も激減し,事件から6年後には倒産しているそうですか ら。朝日新聞も相当深刻に受け止めているはずですよ。

藤原 それに、情報筋が当ブログの「朝日新聞の危機と苦悩(特別記事)」の中で、朝日新聞の経営が深刻であることを明らかにしていますよね。

赤峰 これですね。

累積赤字970億円、年間90億円、一日に換算すると2500万円の赤字を垂れ流しているからです。
これが、嘘と捏造で利敵行為をする朝日新聞社の「隠蔽しなければならない実態」です。

藤原 しかも、当ブログでは再三にわたって朝日新聞の実売部数を発表していますからね。

赤峰 実売部数、朝日280万部(新聞社発表760万部)  (読売600万部《新聞社発表1000万部》)」という話ですね。

横井 今回の騒動で、ますます読者は朝日新聞から離れるでしょうね。国会喚問で朝日の犯罪が暴かれ出した途端に、潮が引くように去っていくでしょう。日本人は潔癖ですからね。不正を嫌う。

藤原 そして、証人喚問で朝日新聞の犯罪が次々に明るみに出されれば、それに対する謝罪対応も必要となります。これは、記事の訂正と謝罪ばかりが目立つ新聞になりますね。

横井 そうなると、これに対して朝日新聞を「裏切り者」として攻撃し始める人が出てくるかもしれません。反日の人たちです。口々に朝日新聞の「変節」を糾弾してくるでしょう。これは、韓国側からも出てくるでしょうね。

現段階は、韓国側も朝日新聞が「尊厳を蹂躙された慰安婦(問題)の本質を直視しよう」と述べたということで好意的に見ているようですが、事態が変われば、「裏切り者」として罵声を浴びせかけるでしょう。

赤峰 そういうとき、今まで朝日新聞の論調を利用してきた文化人と称される反日の日本人はどうなりますでしょうか?

横井 かれらは「朝日新聞だからこそ信用していたんだ。自分たちこそ騙された被害者だ」とサッサと逃げを打つでしょうね。

藤原 それは節操がないなぁ。朝日のおかげで今日があるのだから、朝日が苦しんでいるのを見捨ててはいけないはずですが゙・・・

横井 みんな逃げていきますよ。逃げずに朝日のためにやる人が本当の左翼の闘士なんですがね。

赤峰 ということはですよ、福島瑞穂氏とか、仙谷由人氏とか、高木健一氏とかの弁護士や、日弁連なんかも被害者面をす る可能性が高いですね。とくに、人権派と称して、わがもの顔に「慰安婦問題」を取り上げた人びとが真っ先に逃げ出してしまう。国連人権理事会などで積極的 に日本批判をしていた日弁連の弁護士も後始末をしないままにげだしてしまうかもしれませんね。これは困りますけど。

横井 一方で事情をよく理解出来ない村山富市氏などは、わけも分らず怒っているかもしれませんが・・・

藤原 いずれにしても、これから起きることにはもっと注目しておかなければならないということですね。

赤峰 さて、ここまでの段階で、情報筋からコメントを頂きましたのでお伝えします。


朝日新聞社の編集担当の杉浦信之氏はかなり追いつめられて、苦し紛れの言い訳をしています。

・今回の問題発覚は自分たち編集担当の独断で記事にしたものなので、狼狽ぶりは尋常ではありません。

・しかし、もともと幅の広い教養があったり、問題の本質を努力して探究する人たちではないので、言い訳も底の浅い幼稚なものでしかありません。

・彼らは朝日新聞社を防御することよりも、自分の立場や将来の不安で胸がいっぱいになっているのです。

・経営幹部は怒鳴り散らす者もいて、社内は険悪なムードが立ち込めています。

・どこの部署でもささやかれる話題は「慰安婦捏造記事」ばかりです。

・つまり、全社員が自分たちのこれからをことを気にし始めているようです。


・韓国メディアが今回の朝日記事に対し、好意的に見て追随する姿勢を見せていますが、これは今回の朝日の記事を完全に勘違いしています。

・「尊厳を蹂躙された問題の本質を直視しよう」という言葉にだけ反応し、この記事により、慰安婦問題が根底から覆されるということに気づいていません。

・韓国メディアの理解能力の欠如です。朝日新聞社の幼稚な言い訳が本当に通ると思っているようです。

・日本人よりも、むしろ韓国人のほうが朝日新聞社の権威を信じ切っているようです。

・状況が変化すると怒りに変わる可能性が大きいと思います。
つづく