パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

<拉致再調査「特殊機関も」/北朝鮮が日朝協議で伝達>


勝谷誠彦氏の有料ブログより転載

 このレベルですから。驚いたねえ。

<「自衛隊は緊急発進やめよ」/中国国防省報道官>

 http://www.sankei.com/world/news/141030/wor1410300041-n1.html
<中国国防省の楊宇軍報道官は30日の記者会見で、
航空自衛隊の戦闘機が中国などの外国機に対して緊急発進(スクランブル)した回数が過去最多となったことについて「(スクランブルは)中日間の空の安全に関わる問題の根本原因だ。日本には誤った手法をやめるよう求める」と述べた。
緊急発進の増加については「日本が公表した回数こそまさしく、
日本の中国軍機に対する追跡や監視、妨害が増えたことを表している」と指摘した。>
まあ国際法という概念すらない連中だが、
自衛権というのは国家の基本中の基本であって、その発動にどうこう言うのは内政干渉でももっとも悪質な行為だ、なんて言ってもわからないんでしょうね。
ご存じのように、
支那の空軍は危険な挑発をわが精強なる自衛隊にくり返している。心配なのはこういう発言が「何かあった時の予防線」ではないかということだ。戦闘機の性能は悪く、パイロットはヘタクソである。だから「偶発的事態」がいつ起きても不思議ではない。そうした時に「日本側のたび重なる挑発が招いた」と言うために、いまからこんなことをホザいているのではないかと。
ただのアホではないのである。プロパガンダ国家は、
やることに必ず理由がある。突然こんなことを言い出したのは「うちのパイロット、ヘタクソだから、そろそろ何か起きるんじゃないか」と考えたからかも知れない、とはいちおう思っておく必要がある。
さて、こちらの方々。
この正論にアホどもが何か反応しないか逆に「楽しみ」。韓国政府よ、百田尚樹さんという大作家は、NHKの経営委員なんですよ。あの程度のことで産経新聞の支局長の「軟禁」を続けているんだから、こりゃあNHKの支局は、即刻閉鎖の上、国外追放しなきゃ。わははははは。

<作家、百田尚樹さん/都合の悪い新聞を狙い撃ち>

 http://www.sankei.com/affairs/news/141031/afr1410310001-n1.html
<この訴追は近代国家としてはありえない。
韓国は平気で事後法で裁こうとするし、戦時中の韓国人徴用の問題でも国際法を超えて判決を出そうとしている。法律の条文というよりも世論で判決を出すというとんでもない国だ近代法の概念がない前時代的な専制国家である
本来は「司法」が言論の自由を守る役目を持つはずだが、
この国では逆に検察が言論封殺をするのだから、悲惨だ。>
いや、まさに正論。お里が知れるというか民族性というか
前時代的な専制国家>が北も南も同じというのがすごい。
百田さんのこの文章を読んだあと、以下の記事を見ても、
もう南だか北だかわからないくらいだ。産経新聞も南のカタキを北でうっているようにも見える(笑)。

<「産経こいつは一番よくない」と北朝鮮担当者 変わる風景、変わらぬ体制/10年ぶりに産経記者が入った平壌

 http://www.sankei.com/world/news/141030/wor1410300008-n3.html
<「産経新聞。こいつは一番よくない。
金正日同志の死去からどんな記事を書いてきたか一つ一つ記憶している」。北朝鮮側の報道担当者は記者に会うなりこう告げた。記事をそれほど意識してもらうのは記者冥利(みょうり)に尽きる。>
いいね、いいね。<産経新聞、こいつは一番良くない。
南のウリナラも支局長を捕まえたような新聞だ>とまで言ってもらえると本望だったろうに。

でもですね。実はこの<10年ぶりに>
産経記者が入ったというのは、情報分析的に言うと、ハッとさせられることなんですよ。ひょっとして、北朝鮮の今回の軟化は、かなり本気なのではないかと。あいつらの反応は本当に読み解くのが大変なのだが、私にはいくつか気になる点がある。

<拉致再調査「特殊機関も」/北朝鮮が日朝協議で伝達>

 http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014103102000071.html
北朝鮮は二十八、
二十九両日の平壌での日朝協議で拉致問題に関し「過去二回の調査結果にこだわらず、新しい角度からくまなく調査を深めていく」との方針を伝えた。安倍晋三首相らが三十日夜、記者団に明らかにした。北朝鮮は「特殊機関に対しても徹底的に調査する」と表明した。日本側が最重要課題とする拉致被害者の安否確認に関し、北朝鮮側から新しい情報の提示はなかった。>
<特殊機関も>って、当たり前やろ、
何を眠たいことを言うてんねや、というのが普通の日本人の感覚だろうが「アッチ」としてはこれは「清水の舞台から飛び下りる」ようななものなのだ。北朝鮮という国は「政府」と「特殊機関」から出来ている。特殊機関はいわば国の中の国、治外法権であって、そこに手を突っ込むのは「最高指導者の許可」がないとできない。少なくともそこまでは本気を示す「フリ」はしていると認めてやらなくてはいけない。だからこういう足を引っ張る一文はまったく余計だ。
新たな情報が示されなかったことで平壌派遣を決めた首相への批判も出そうだ。>
何を言っているのかまったくわからない。
なぜ大マスコミってこう「バランスをとる意見」を入れたがるかね。やってみたからいろいろわかってきたわけでしょう。

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