パルデンの会

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餃子の王将の社長の殺人事件(北朝鮮のゲート)支那との縁を切る

勝谷誠彦氏の有料ブログより転載

 京都で起きた、餃子の王将の社長の殺人事件、覚えておられますよね。関係者とも接触したが結局、捜査はあまり進展をしないままいまに至っているようだ。
事件直後の昨年の12月22日の日記で私はこう書いた。

<こういう世界を見てきた私でも、いやあ、それはいくらなんでも考えすぎだろうと思うが、情報関係者の耳打ち。「餃子の王将」は北朝鮮張成沢の「「改革開放」路線に参加していたのではないかというのである。

確かに大連になぜこうも集中出店しているのかは面白い。あの国だとコネがないとなかなかできることではない。
<中国/大連店舗一覧>

http://www.ohsho.co.jp/shop/dalian.html
大連と言われてもピンとこないと思うが、実は支那北朝鮮のゲートである丹東まで車で数時間だ。支那北朝鮮のコンタクトポイントであり、両国の経済が混交している場所でもある。支那共産党とほぼ同じ力を持っている軍が支配している。軍は共産党支配下にあるはずだが、そこが微妙だ。そして軍は軍区ごとにそれぞれ実力者がいる。実は清のころに大日本帝国が悩まされた「軍閥」がそのままなのだ。
あくまでも妄想であるが、北朝鮮は視野に入るなあ。>
年に何度かあることなのだが、今朝のニュースを見て、背筋がゾクッとしました。

 <餃子の「王将」中国から撤退へ/「日本流受け入れられなかった」>
http://www.sankei.com/west/news/141031/wst1410310073-n1.html


<「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは31日、中国・大連で3店舗を運営する現地子会社を解散すると発表した。海外で唯一進出していた中国からの撤退で、王将は海外戦略の抜本的な見直しを迫られることになる。>
ちなみに翌日からの日記で紹介しているが、犯人は25口径というこういう時には珍しい小さな銃を使い、至近距離から撃っている。すぐに海外に出たとの情報もあのころ飛び交い「日本人ではないのではないか」という見方が有力だった。
それやこれやのところへもってきて、1年後の「全面撤退」である。しかも王将はどうも支那との縁を切るようだ。
<王将の海外展開はいったん白紙に戻ることになる。だが戦略を練り直して再挑戦する構えで、今後は欧米で和食のメニューを中心とする店舗を出したい意向だという。>
もうこれ以上、私も深入りするのはやめておきます。つるかめつるかめ。

その支那から小笠原近海にやってきている漁船団だが、じわじわと不気味な北上を続けている。

 <中国サンゴ漁船212隻確認/小笠原諸島から船団北上か/海保>

 <東京・小笠原諸島周辺で問題化している中国漁船によるサンゴ密漁で、第3管区海上保安本部は30日、航空機での監視活動を行い、同諸島周辺や、約400キロ北に位置する伊豆諸島の須美寿島(すみすとう)や鳥島(いずれも東京都)周辺の領海および排他的経済水域EEZ)内で、中国のサンゴ漁船とみられる計212隻の外国漁船を確認したと発表した。同本部は取り締まりを強化する。>
これだけの大量の漁船を動かすのに、支那の軍の意図が関与していないわけがない。おそらく「指揮船」には軍か工作関係者が乗っているだろう。もちろん物理的な逮捕などは徹底するべきだが、是非ともこの機会に海上保安庁や警察、そしてできれば自衛隊も近くまで行って「情報収集」をしてほしい。漁船の間を飛び交う無線などを、分析するのである。逮捕した漁船員に対する尋問も丁寧にやるべきだろう。
支那の戦略としてふたつの見方がある。ひとつは尖閣諸島に対する陽動作戦だ。海保がこちらに戦力をとられている間に、向こうで何かやろうというわけだが、いまそれだけの余力が習近平政権にあるかどうか。
もうひとつは「無人島上陸の予行演習」である。少なくとも、これだけの大量の漁船を統制下において行動させることへの訓練にはなっている。あとは「漂着民」としての上陸をやらせるかどうか。情報を得ているのかは不明だが、海保よりも警察、それも外事公安関係が神経質になっているようだ。

<中国許さん!アカサンゴ密猟10月から急増/小笠原に機動隊も>

http://www.sanspo.com/geino/news/20141101/tro14110105020001-n2.html
<派遣されたのは父島と母島のパトロールにあたる機動隊員ら16人と、情報収集にあたる12人の計28人中国人船員の上陸に備えて、24時間態勢でパトロールを行う。>
<情報収集>ちゃんとやってますね。

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