このブログでは チベットの情報を タイムリーに伝えているが日本ではなかなか
一般に届く記事は少ない。
チベット支援者の方にお願い この記事は産経新聞 西日本の紙面ではなく ネット空間の記事のようです。
紙面ではないですが、記事の大きさは大きく取り扱っていただいていると思います。
どうか 産経新聞に激励の言葉を伝えてください
連絡先は 記事の後ろに追記しております。
(本日 ダライラマ14世法王が日本に滞在されず、アメリカからインドへ通過された
ことでこの記事かな APECもありますし 笑)
【世界を読む】チベットの「聖なる大地」を汚す中国の乱開発…抗議デモに銃口向け、漢人のため資源を“収奪”
http://www.sankei.com/images/news/141107/wst1411070001-n1.jpg中国チベット自治区で、環境破壊が進んでいる。豊富な天然資源に目をつけた中国政府による鉱山開発が次々に行われ、毒性物質が山河に垂れ流しにされているのだ。チベット人にとっては聖なる大地の汚染であり、各地で抗議の声をあげているが、当局の答えは「武力弾圧」。情報統制の中、妊婦まで銃撃されたという証言もある。公害などお構いなしで、チベットは中国本土の経済発展を支える「収奪植民地」と化している。(河合洋成)
今年8月9日、同自治区中部のシガツェ地方で事件は起きた。自由アジア放送の伝えるところによると、鉱山による自然破壊への抗議デモをしていたチベット人に武装警官が発砲、13人が負傷した。その中には妊婦もいて、足を撃たれた。けが人は病院に運ばれたが、その後、どうなったかは全く消息がつかめない状況だという。
「世界の屋根」と呼ばれるチベット高原は北極、南極に次ぐ“第3極”と指摘されるほど氷河に覆われ、豊富な水資源を有する。インドやパキスタン、ベトナム、タイなど南アジアや東南アジアの大河の源流地であり、黄河や長江(揚子江)など中国の河川にもつながっている。つまり、チベットの自然破壊はアジア各国だけではなく、自分たちの首を絞めることにもなるのだが、当局は目の前の利益優先だ。
一方で、こうした乱開発が大地の疲弊につながっている状況が報告されている。ロンドンに本拠を置く世界的なNGO「フリーチベット」によると、チベットはもともと地震多発地なのだが、鉱山開発やダム建設で地盤の不安定化が進行し、昨年3月には、ラサ東部にあるギャマ鉱山で大規模な地滑りが発生、漢人の出稼ぎ労働者ら83人が死亡・行方不明となった。
追い詰められたチベット人の中には、自殺を抗議の手段に選ぶこともある。同団体のホームページでは、昨年5月、飛び降り自殺をした39歳の男性のケースを紹介。「チベットに自由はない。チベットは独立しなければならない。ダライ・ラマ(14世)に帰ってきてほしい」。そう叫びながら彼は制止する人々を振り切って死を選んだという。
遊牧の地のチベットで、中国政府は過放牧が草原喪失につながるとして、無理やり遊牧民を定住化させている。一見、科学的な政策にみえるが、その裏にはチベット人から土地を取り上げ、その下に眠る天然資源を収奪する狙いがあるという。資源開発競争がチベットの大地を浸食しているのは疑いない。
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