パルデンの会

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ふーーオピニオン誌自由に発言できないチベットやモンゴル、ウイグル人の意見の受け皿となろうと創刊を決めた



圧政下の声なき声を聞け オピニオン誌「夢・大アジア」創刊 福岡

http://www.sankei.com/images/news/141114/rgn1411140027-n1.jpg「圧政に苦しむ人々の声に耳を傾けてもらいたい」と語る夢・大アジア編集長の石井英俊氏

 中国共産党政権に抑圧されるチベットウイグルなど、諸民族の解放を目指す季刊オピニオン誌「夢・大アジア」(A5判)が創刊された。各地の独立運動民主化運動のリーダーや国際政治の専門家らが寄稿した。編集を担当するNPO法人「夢・大アジア」(福岡市、石井英俊理事長)によれば、地方発のオピニオン誌はめずらしいという。

 創刊号(192ページ)では、チベット出身の国際政治学者、ペマ・ギャルポ氏や、亡命ウイグル人による組織「世界ウイグル会議」幹部のイリハム・マハムティ氏らが、チベット自治区新疆ウイグル自治区における中国共産党による民族弾圧の実情を記した。
 この中でマハムティ氏は、ほかの村への移動やコーラン購入が制限されていることや、漢民族に仕事を奪われるなど、自治区とは名ばかりの現地の情報を報告した。
 編集長も務める石井氏は、幕末から先の大戦にかけて福岡を拠点とした政治団体玄洋社」の精神を引き継ごうと、平成24年にNPO法人を結成し、講演会などを開催してきた。
 創刊号の巻頭言では、こう記した。
 「中国の圧政のもと、チベットでは130人を超える焼身抗議者が続くが日本は沈黙を保っている。戦後の日本は平和というが、目の前の非道を知らぬふりをすることで保たれてきた。それが本当の平和と呼べるのか」
 石井氏は「自由に発言できないチベットやモンゴル、ウイグル人の意見の受け皿となろうと創刊を決めた。アジアと日本の、歴史と今に関してはどこよりも詳しい雑誌を目指す」と語った。
 1千円(消費税抜き)。インターネット通販のアマゾンや、全国の大型書店で購入できる。問い合わせはNPO法人「夢・大アジア」(電)090・8913・8871