宮崎先生の中国情報も面白いが、遠藤先生の中国ウオッチも 石平先生と
重ね合わせて読んでいくと 政治がテレビ劇場のように見えてきます。
2015年1月
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失脚した令計画の妻は、なぜ
売国奴呼ばわりされる日本を選んだのか? 仲介したのは
北京大学・方正集団のCEO李友だが、日本とのコネはない。それなら令計画が創った西山会の中の日本関係者は誰か?その謎を追う。
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昨年末の
中共中央政治局会議で
習近平は「党内利権結託」を批判した。それは
山西省籍の者だけの入会を許す「西山会」を指す。失脚した令計画が2007年から
胡錦濤の膝元で主として
中共中央委員を相手に作っていた。
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2014年12月
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落馬したばかりの令計画が今年7月、
胡錦濤に命乞いをしていたことが分かった。
胡錦濤はそれを拒否し、
習近平の「虎退治」に協力したとのこと。12月25日付の中国政府のウェブサイト「中国監督網」が伝えた。
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12月22日夜、
胡錦濤の元側近で、全国政協副主席および中央統一戦線部部長だった令計画(
共青団)の取り調べが始まった。息子の自動車事故をもみ消したことで有名だが、山西閥がつぎつぎに失脚している訳は?
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米国と
キューバの国交正常化交渉が始まることになった。同じ
社会主義国家として
キューバと緊密にしてきた中国は、米国の接近をどう見ているのか? 急に
北朝鮮に友好的なシグナルを送った中国の心理を見てみよう。
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習近平はなぜ独裁色を強めているのか? そうでもしなければ一党支配体制が崩壊するのを知っているからだ。
ソ連を崩壊させた
ゴルバチョフになりたくない。しかし
習近平はラスト・エンペラーになる可能性が高い。
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11月の米誌『タイム』のカバーには“Emperor Xi”(皇帝・習)とあり、フランスの
RFIも「双面皇帝・
習近平」を掲載。12月には香港誌『開放』が「習皇帝」を。世界中「
習近平皇帝論」が花盛りだ。
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香港デモの拠点は完全に撤去された。
香港人の大多数は
中華民族で、
中共による統治を嫌い大陸から亡命した者が多い。その洗礼を受けていない若者の目には
中共の一党支配は異常に映る。「香港新世代」の新しい視点だ。
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中国でいま
習近平を讃える歌が流行っている。個人崇拝は集団指導体制を乱すとして禁止し、
薄熙来を失脚させながら、自分は
毛沢東を髣髴(ほうふつ)とさせることばかりしている。「紅い皇帝」
習近平のもくろみは?
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中国の
知的財産権侵害が止まらない。しかし日本アニメがかつて中国を席巻し日本アニメが大好きな若者を生んだのも、実は日本アニメの
海賊版があったからだ。それなら中国のこのパクリ文化はどこから来たのか?
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香港の学生が始めた授業ボイコットによるデモは途中からオキュパイ派(占領中環)に組み込まれてしまった。学生に同情的だった香港市民はオキュパイ派主導により離心。オキュパイ派が自首した今、学生たちは―。
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胡錦濤時代のチャイナ・ナインの一人だった
周永康の党籍が剥奪され、司法に回された。
最高検も立件・逮捕を決定。なぜ今なのか? 12月4日を
憲法の日と制定した中国の思惑と
周永康を司法に回す意味を考察する。
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中国政府はイギリス議会下院の議員団が香港市民の民意を調査するため香港に行くことを
内政干渉として拒否する一方で、上院のパウウェル卿(
薄熙来の息子の元後見人)を使って、中国政府の正当性を主張させている。
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香港デモの背後には全米民主主義
基金や台湾独立派があったと中国政府は見ている。たしかに台湾の
統一地方選挙には多大な影響を与えた。香港デモが消えそうな今、中国は
勝利者なのか? 中台統一は遠のく一方だ。
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11月29日、台湾で行われた
統一地方選挙で、北京寄りの国民党が惨敗した。香港ではチャイナ・マネーが「民主」を買ってしまったが、台湾では通用しなかった。香港デモが
一国二制度の危なさを示したことも一因だ。
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2014年11月
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衆議院が解散された。一党支配の下、政権トップが10年間変わらない中国では、庶民の声をどのような方法で反映させているのか?異なる政治体制における庶民の声の拾い方を、民生の点から考察してみたい。
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中国のメディアでは早くから「
APECでは米中首脳会談でサプライズがあるだろう」と報道してきた。そのサプライズとは何だったのか。「
ほめ殺し戦」とも見える米中の蜜月とけん制を読み解きながら分析する。
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笑顔を武器にこんにちの地位までのし上がった
習近平国家主席なのに、なぜ日中首脳会談の握手場面で、あそこまで頑なに笑顔を拒んだのか?その背景には安倍首相を信頼しない
習近平の心の内がある。それを読み解く。
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本日10日、安倍首相は中国の
習近平国家主席と会談した。どの国の首脳に対しても振りまく
習近平国家主席の笑顔は、安倍首相との握手の場面では全くなかったことが印象的だった。日中首脳会談の意義を読み解く。
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昨日、本コラムで日
中合意文書に関して分析したしたところ、某研究者が「遠藤が原文を読んでいないために事実を曲げている」という非難記事が出た。そこで原文とその直後に発表された中国の解釈をご紹介する。
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日
中合意文書が出された。注目すべきは「
尖閣諸島に関して日中に異なる主張があることを文字化した」ことだ。これは「領土問題は存在する」という米中の主張を中国が日本に認めさせたに等しい。
習近平の戦略を追う。
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10日からの
APEC北京首脳会談で日中首脳会談が実現するか否かが注目されている。しかし
習近平主席、それどころではない。香港問題などに関する各国からの非難を恐れ、その対策に必死だ。反スパイ法もその一つ。
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小笠原諸島周辺に押し寄せてくる中国漁船の数の増え方が尋常でないため、背後に中国政府の思惑があり日本の
海上保安能力を偵察するのが目的とする憶測があるが、それは当たらない。マフィアが動き始めている。
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中国の赤珊瑚密漁船の数は200隻を超え始めた。これら密漁船は主として
浙江省や
福建省から来ている。その船名の「見分け方」と、そこから何が見えるかを今回はご紹介する。
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2014年10月
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中国の密漁漁船100隻に対して、日本の
海上保安庁の船は5隻ほど。それを知り尽くしている中国漁民は警戒が厳しい
尖閣付近を避けて小笠原周辺を狙っている。
海上保安庁の予算増強と取締り強化を日本は図るべきだ。
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中国漁船による
小笠原諸島付近における密漁が急増している。背景には2010年に制定された中国海島保護法の制定がある。それが赤珊瑚価格の急騰と中国漁民の密漁を招いている。中国政府の対応と密漁の実態を追う。
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2014年10月
20日から北京で四中全会(第四次
中共中央委員会全体会議)が開催される。テーマは「法治」で、これも反腐敗運動の一環だ。
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10月11日、「人民日報」は香港のデモを「動乱」という言葉で位置づけた。「動乱」と位置付けたが最後、何らかの強硬策を講じることを意味している。そこには中国政府のキチンと計算された思惑がある
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昨日日本人科学者3名が
ノーベル物理学賞を受賞したことに関して、中国のネット空間では実に興味深い一般ユーザーのコメントが現れた。中国の若者たちの赤裸々な心情が見えるので、削除される前にご紹介したい。
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香港デモの根本原因には香港経済の中国への依存度が高くなったことがある。 行政長官候補者を指名する指名委員会(1200人)の構成メンバーは大企業のオーナーが多く、北京の顔色を窺っている。
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香港では2017年の行政長
官選挙をめぐり、激しいデモが続いている。その香港の民主活動家からメールが来た。メールの最後には「今日の香港は明日の中国だ」とあるが、果たして中国の若者の反応は?
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2014年9月
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9月14日、親しくしていた鉄流氏(80歳)が拘留されたばかりだ。23日にはまた、
ウイグルの経済学者、イリハム・トフティ氏の
無期懲役判決が出た。
習近平はなぜここまで
言論弾圧を強化するのか。
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日中経済協会訪中団代表が、9月24日に中国の国務院副総理・汪洋と会談することが決まった。日本側は
習近平か
李克強との対談を願ったが叶わず、副総理級となった。
習近平の思惑はどこにあるのか?
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中国の
習近平主席は9月16日に
スリランカを、17日にインドを訪問した。両訪問国首脳は安倍首相との会談に勝るとも劣らぬ熱烈歓迎をしている。日中どちらが東南
アジア諸国を取り込むか。陣取りゲームが始まる。
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9月15日、
中国共産党機関紙「人民日報」の電子版「人民網」が、
李香蘭の特集を載せた。同日、中国外交部の洪磊報道官は
李香蘭逝去に対して哀悼の意を表した。この事実と内容から中国の心を考察してみよう。
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9月7日に筆者は、
江沢民に関して一両日中に重要な発表があるかもしれないと書いたが、その「重要な内容」は意外なものだった。果たして中国は何を恐れているのか? なぜここまで神経質になっているのか?
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江沢民(1926年8月17日生まれ)が、どうやら危篤状態にあるようだ。もしかしたら一両日中に、重大な発表があるかもしれない。
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9月3日、中国は抗日戦争勝利69周年式典を開催し、座談会で
習近平は激しい対日批判重要講話を行った。日本のメディアはこの対日批判講話を省略して報道している。これは日本政府の対中政策をミ
スリードさせる。
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2014年8月