パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

独立検証委員会」(以下、独立検証委)は19日、朝日の慰安婦報道を「プロパガンダ(宣伝)」と断定し、国際社会に「強制連行があった」などの大ウソが拡散したことで、日本と日本人の名誉を傷つけられていると結論

勝谷誠彦氏の有料ブログより

朝日新聞の守勢が止まらない。
大嫌いな帝国陸海軍がやらかした失敗をそのままなぞっているからケッサクだ。まずは「兵力の逐次投入」である。すっぱりとすべてを認めて謝ればいいのに、ご存じのように中途半端な謝罪と訂正で、慰安婦問題そのものは追及していくなどと開き直った。これについては外部に作られた「独立検証委員会」がつい先日、結論を出して批判している。

<朝日慰安婦報道「事実無根のプロパガンダを内外に拡散させた」/独立検証委>

 http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150220/dms1502201529021-n1.htm
朝日新聞の「大罪」が暴かれた。慰安婦問題の大誤報について、
外部の視点から検証を進めてきた「朝日新聞慰安婦報道』に対する独立検証委員会」(以下、独立検証委)は19日、朝日の慰安婦報道を「プロパガンダ(宣伝)」と断定し、国際社会に「強制連行があった」などの大ウソが拡散したことで、日本と日本人の名誉を傷つけられていると結論づけた。
この表はなかなかの力作ですね。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20150220/dms1502201529021-p1.htm
朝日の突出ぶりもわかるが、
他の大マスコミが引きずられて追随していくさまも面白い。「みんなで渡れば怖くない」のこの国の記者クラブ根性そのものだ。原因を作った朝日は許しがたいが、他社も反省する部分はあるだろう。続けて、さきほど触れた「中途半端さ」を委員会も指弾している。

 <第三者委員会が、朝日に対して強制性の論議を「議論のすり替えだ」と問題視した点は評価した。ただ、朝日自身が「重く受け止める」というのみで、受け入れていないことは批判した。>


帝国陸海軍は「兵力の逐次投入」
で失敗して負け戦になりはじめると「統制の緩み」や「展望なき後退」でどんどんと連合軍に押し込まれてきた。ここでも朝日は立派にその足跡を辿っている(笑)。「逆転反撃」の材料が何ひとつないのだから、全面謝罪をし、そのあとは「講和」に向けた努力を懸命にするべきなのだ。なのに社内の「統制の緩み」で『声』欄やら天下り川柳野郎やらが、勝手に反撃をしてきた。そのあげく、ついにミッドウェーがやって来たぞ。あの時と同じく、アメリカからの来襲がもっとも強力なようなのが面白い。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150218/k10015567051000.html

 <朝日新聞を提訴/米在住の日本人ら>


朝日新聞がいわゆる従軍慰安婦の問題で取り消すなどした一連の記事を巡り、アメリカに住む日本人などが「アメリカで慰安婦問題を象徴する銅像が設置され、日本人の名誉が傷つけられた」などと主張して、朝日新聞に損害賠償などを求める訴えを起こしました。>
<このうちアメリカに住む3人は「
記事の影響でロサンゼルス近郊に慰安婦問題を象徴する銅像が設置され、日本人の名誉が傷つけられた」として300万円の損害賠償も求めています。>
大日本帝国の敗北が明確になると、あちこちで「残兵狩り」
が行われた。さだめしこれはそれに当たるか。西で新聞を読んでいるから見つけられたのかも知れないニュース。

 <「朝日記事もとにした指導は訂正を」 大阪府教委が全高校に通知へ


http://www.sankei.com/west/news/150220/wst1502200042-n1.html
大阪府教委は20日
朝日新聞慰安婦報道の一部記事を取り消した問題を受け、高校日本史の教科書の慰安婦に関する記述内容などについて、慰安婦の強制連行を前提にした授業を行ったり、独自教材を使用したりしないよう求める通知を全ての府立高校に出すことを決めた。>
<高校教科書では、
慰安婦の強制連行をうかがわせる記述が現在も残り、府教委によると、府立高のうち、慰安婦の記述がある教科書を使用しているのは154校中123校に上る。>
橋下徹さんたちの勢力が強い大阪府だから先鞭をつけられたのだろ
うが、この動きはあっという間に全国に広まらないとおかしい。それぞれの都道府県議会はただちに「うちはどうするのか」論議するべきだし、有権者は議員のケツをたたいた方がいい。だって今現在、高校生たちに「嘘を教えている」んですぜ。
もうひとつ。この「嘘」
に基づいてこれまで大学入試が行われてきたわけだ。『築地をどり』の十八番に「朝日を読めば入試に有利の所作」があるが、まったく逆でしたね。「朝日を読めば入試に落ちる」。天声人語のような悪文に接していると国語力が落ちるよ、と私はずっと主張してきたが、日本史、世界史、政治経済なども危ない危ない。いまやシーズン真っ盛りだが、受験生をお持ちの親御さんは、朝日新聞を近くに置かないようにしましょう(笑)。
さいほどの訴訟は日本国の名誉を棄損したという内容だが
朝日にはまだまだ「大罪」がある。あんたらの「嘘」を信じた学生たちや社会人が日本中にいるんですよ。これ、どう始末するの。教科書に引用された「嘘」は勉強しても、今の若者は新聞などあまり読まない。それが「嘘だった」という報道に接していない人たちもいるかも知れない。どれほど罪深いことをしたであろう。
ちなみに。『あっぱれ築地をどり
があれだけ連載を続けていることでもわかるように(笑)朝日の「嘘」は従軍慰安婦捏造だけではない。毎日のようにある。ゴキブリを一匹見つけたら何百倍もいると思わなくてはいけないのと同じだ。もっともこれはあらゆる大マスコミに他山の石としてもらいたいことではあるが。
子供たちにまず教えるべきは「すべての情報は疑ってかかれ」
です。この日記でずっと私が訴えているのもそれだ。そう、朝日を読ませるならぜひこの日記もとって読んでもらって下さい。むしろ併読がお勧めかも知れない。社会に出た時に「ホンモノを読み解く知恵」は確実につきますから。事実、私はそれだけで飯を食ってきた。

う~ん。みんな勇気あるなあ。
<米国株、ダウ154ドル高で過去最高値/
ギリシャ支援延長を好感>
http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXLASB7IAA05_21022015000000
欧州連合EU)は20日開いたユーロ圏財務相会合で、
2月末で期限が切れるギリシャへの金融支援を4カ月間延長することで合意した。同国の債務問題に絡む金融・資本市場の混乱が避けられたとの見方から、投資家心理が好転。リスク資産への投資が広がるとの観測を背景に、米株式の買い安心感につながった。>
『ダイヤモンド・ザイ』での「自腹で1000万」
の連載についてはときどき触れてきたが、先日、私は持ち株を全部売りました。そのあと日経平均が14年ぶりの高値をつけたのは連載のお約束通りで、また読者は喜ぶのだろうが(泣)どうも私はギリシャEUの関係が信じられない。
ギリシャ支援4カ月延長で合意/ユーロ圏財務相会合>
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK21H02_R20C15A2000000/
欧州連合EU
20日のユーロ圏財務相会合で2月末で期限が切れるギリシャの金融支援を4カ月間延長することで合意した。現行の支援の枠組みを維持したうえで、ギリシャに対して財政緊縮策などで一定の「柔軟性」を認めることでEU側とギリシャ政府が折り合った。同日の合意により、ギリシャがユーロ圏から離脱することが回避された。>
いつものように私たちの日常に落としこむと「すんまへん、
カネ返せません。6カ月待って下さい」「そんなには待てん。ほなら4カ月だけ待ったるわ。まずは返済計画を出したれや」。こういう話でしょう。ずっと借金をしていただらしない奴が4カ月で心を入れ換えられますか?しかも「筋の悪いマチ金」とでも言うべき「ギリシャ国民」がいる。「ケチケチせんと払う言うたから、貸したってんで」ということで逆に内政が混乱するかも知れない。4カ月後の破綻が怖いなあ。

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