人生を走る日本人に欠けていることは責任感である。
人間は自分自身に対する利己がどうこう考える前に、社会との関係がどうであるのか
を本来は考えなければならない。 自分がどうなろうとも 社会の規範に従って
不作為は許されないのである。 しかしそんな事はお構いなし。
自分が大事が世の中に蔓延し 他人に対しての人間としての責任感が欠如して
いるのである。
川崎市の中学1年、上村遼太さん(13)が多摩川河川敷で殺害された事件で、教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹氏(68)が3日、ブログを更新。この日、同市教育委員会が検証委員会を立ち上げ、校長や担任から聞き取り調査を始めたことに対して「何も価値ない!五回家庭訪問、電話29回計34回連絡」のタイトルで警鐘を促した。
尾木氏は「18歳加害少年の父のコメント超ズレズレ…ビックリです…」の題名でブログを更新。「『真摯に捜査に協力して欲しい』???思わず二度読みしてしまいました!何で『捜査への協力』なの!?あり得ないコメント」と理解しがたい様子。続けて「まるで第三者!傍観者!見物人!」と非難した。
18歳少年の父親は2日に「大変ショックを受けており、これについて今はまだ言葉が見つかりません。息子には、自分の知っていることは全て話をして、真摯に捜査に協力して欲しいと伝えたいです。また私自身も、警察に対して正直にお話しし、捜査に協力していく所存です」(一部抜粋)などコメントを発表していた。
大阪府の陰山英男教育委員長は13日夜、大阪市内で開いた緊急記者会見で「(今の府教委の状況は非常勤である)私の手に負える代物ではない」と述べ、今月末で辞職する意向を明らかにした。府教委では、職員らへの発言が「パワーハラスメント」と認定された騒動の責任を取って、中原徹教育長が12日に辞職したばかり。府教委の事務方トップである教育長と、教育行政のまとめである教育委員長が相次いで辞職するという異常事態となった。
4月から始まる新教育委員会制度では、常勤の教育長に教育委員長の権限も付され、教育長には名実ともに教育行政のトップとしての強い権限が与えられる。
陰山氏によると、この日午前、面会した松井氏から「新教育長が決まるまでの間、先頭に立ってさまざまな問題を解決していってほしい」と依頼されたが、入試改革や市町村教委との調整などの問題を抱えていることを踏まえ、「お受けするのは困難だ」と固辞。松井氏から「4月から新体制に移行するので身を引くべきだ」と告げられ、退任に異存はないとして承諾したという。
松井氏は同日、府庁で記者団に「4月1日から新教育長のもとでやりたいと決めた。早速議会と調整している」と述べ、後任人事を急ぐ考えを示した。
2015.3.9 16:49
教育長パワハラ“被害者”の女性教育委員、いたたまれず途中退室 府議会委員会
大阪府の中原徹教育長(44)による府教委職員らへの発言が、第三者委員会に「パワーハラスメント」と認定された問題をめぐり、9日の府議会教育常任委員会で、中原氏の資質を厳しく問う質問が野党側から相次いだ。中原氏の辞職勧告決議案を他の野党会派と共同提出した公明議員が停職以上の処分を求めたのに対し、維新議員は「辞職勧告決議案は行き過ぎ。引き続き手腕を発揮してほしい」と擁護した。
一方、公明の藤村昌隆議員は、府教委が直近3件で行ったセクハラ教職員の懲戒処分では停職としていることや、中原氏によるパワハラが複数あったことを踏まえ、「(規定より重い処分ができる)条例の加重要項に当たるのでは」と指摘した。また、処分時期についても尋ね、陰山英男教育委員長が「年度内に決着したい」と述べた。
委員会の質疑の最中、中原氏からの高圧的発言が第三者委から「パワハラと認定されても不合理といえない」とされた立川さおり教育委員(41)が突然泣き崩れ、退室する一幕もあった。府教委によると、医師から「一過性ストレス」と診断され、委員会への出席を止められたという。