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小学4年の男子児童が自殺した。
これだけでも重大事件のはずだが、自殺の原因がいじめによるとの疑いが当初からあった。
そのため原因究明の第三者委員会が3回も行われていた。
ところが沖縄2紙は、昨年の10月に起きたこの重大なニュースを1月9日になって初めて知ったという。
事件直後に当然警察発表も会っただろうが、その時点で沖縄2紙は「小学4年生の自殺いじめ」の関係について疑念を抱かなかっただろうか。
プロの新聞記者でなくても、年端もいかない小学4年生が自殺したら「いじめ」との関係の疑念をもつのは当然だ。
しかもこの事件は当初からいじめの疑いが浮上しており、アンケート調査が行われ、それに基づく第三者委員会が3回も行われているのだ。
沖縄2紙が事件発生に気が付かなかったとしたら、新聞記者として失格である。
いや、気が付いてはいたが、辺野古報道に人手が足りなくて、小学生の自殺など調査報道する暇などなかったのだろう。
沖縄2紙は、「辺野古反対」と「翁長知事賛歌」以外の記事は報道しないつもりなのか。(怒)
今朝の沖縄タイムスは、「小4自殺」で一面トップと社会面トップを飾っている。
一応発狂してみせてはいるが、逆の意味でのアリバイ記事と思わざるを得ない。
■一面トップ
「重大いじめ確認されず」
小4自殺 地元教育委が会見
物を隠すなどの行為確認
■第二社会面左トップ
「訴えや相談なかった」
校長・教育長一問一答
■社会面トップ
教委、いじめ関連否定
小4自殺 証言などから判断
事実究明へ調査継続
チェック遅れ「問題なし」
9月定期アンケート
「いじめの相談なかった」小4男児自殺で校長会見 沖縄
2016年1月10日23時03分
沖縄県豊見城(とみぐすく)市で昨年10月、小学4年の男児(当時9)が首をつって自殺し、通っていた小学校の校長が10日、市役所で記者会見した。男児は自殺を図る直前、学校が行った定期アンケートにいじめを訴える内容を記入していたが、担任の男性教諭は読んでいなかった。校長は会見で「残念だができるだけの対応はしていた」と述べ、学校側に落ち度はなかったとの認識を示した。
豊見城市教委によると、児童は秋季休暇中だった昨年10月12日夜、自宅で首をつって自殺を図り、病院に搬送され、19日に死亡した。男児は、学校が9月29日に実施したいじめに関する無記名のアンケートの自由記述欄に「いじめられている」という趣旨を記入。担任は男児が自殺を図った後この記述に気づき、筆跡などから男児のものと判明したという。
校長は会見で、「いじめへの対応には注意していたが、男児から相談はなく、事実を把握できなかった」と説明。担任がアンケートの内容を2週間読んでいなかったことについては、「もう少し早く読んでいたらとも思うが、1学期の終わりで、成績表を一から作らなければならない時期。そちらの業務を優先したのだと思う」と語った。
市教委はまた、11月下旬に男児の自殺を伏せて4、5年生全員に無記名のアンケートを行ったことを明らかにし、この中で9人が「(男児が)いじわるされているのを見た」と回答していたことを明らかにした。市教委はいずれも自殺との因果関係は不明としているが、今月13日に4年生以上を対象としたアンケートを改めて実施して調査を進めるとしている。
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沖縄県の小学4年男児自殺 「いじめを見た」と校内調査で複数の回答
2016年1月10日 21時23分
沖縄・男児自殺「いじめをした」 校内調査の回答に既述
2016年1月10日 21時23分
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地元紙と地元教委の癒着を感じる。
教育関連事案で特に沖縄が問題になるのは、学校・地域教委・県教委の相互癒着に加えて、癒着の解明のメスを入れるはずの地元2大新聞が、癒着を隠蔽し、それどころか癒着の先棒を担ぐ。
この癒着の構図の存在は八重山教科書問題で実証済みのはずだ。
>事実究明へ調査継続
今回の自殺事件の真相解明を継続調査とのことだが、癒着した連中がいくら調査しても時間の無駄どころか隠蔽工作さえ疑われる。
今回の自殺の場合も、癒着した連中によって証拠隠滅をされる前に、文科省から調査員を派遣すべきだと考える。