パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

中国「チベット白書」対話に応じない立場強調

わが国が「チベット支配は間違っている」ことを 公の立場で表明することがアジアの平和を守ることの第一歩である・


NHKニュース

中国「チベット白書」対話に応じない立場強調
4月15日 23時27分

中国政府はチベット問題に関する白書を発表し、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世などが求めている「高度な自治」について、「実際には独立を目指している」と断定して現状では対話の再開に応じない立場を強調しました。
中国政府は、ことし9月でチベット自治区が成立して50年になるのを前に15日、チベット問題に関する白書を発表しました。
白書では、これまで多くの住民が貧困から抜け出し、インフラ整備が進んだなどとして中国政府のチベット政策の正当性を強調しています。
一方、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世などが「チベットの高度な自治」を求めていることについては、「目的はチベットに対する中国の主権を否定することだ。“自治”というのはうそで、実際には“独立”を目指している」と断定しました。そのうえで、「ダライ・ラマが公に『チベットは古くから中国の一部だ』と表明し、独立の立場を捨て去れば、関係改善について話し合うことができる。政府はダライ・ラマが幻想を捨てて、現実を直視することを希望する」として、2010年以来、途絶えているダライ・ラマ14世側との対話再開には、現状では応じない立場を強調しました。
チベット族が暮らす地域では、政府に対する抗議活動として、焼身自殺を図る人が後を絶ちませんが、中国当局は宗教活動に対する抑圧的な姿勢を崩していません。