パルデンの会

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国会前で「戦争反対」900人もいるわけねえだろ。「主催者発表」とちゃんと書けよ

勝谷誠彦の××な日々

勝谷誠彦氏の有料ブログより転載

 こいつら、何を言っているのか。いちど『
カツヤマサヒコSHOW』に来ていただいて、徹底的に議論したい。しかし『たかじんのそこまで言って委員会』の時もこういう左巻きのジジババ(本当に年齢が高い)を呼ぼうとすると、徹底的に逃げるのだ。自分でもアタマがおかしくてスジの通らないことを喚いているという自覚があるのではないか。
 <国会前で「戦争反対」/安保法案審議入り>
 http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150527000314.html
 <安保法制関連法案が衆院本会議で審議入りするのに伴い、国会周辺には複数の市民団体が集った。強い日差しの下、約900人の参加者がプラカードを手に、「戦争反対」と叫んだ。>
 900人もいるわけねえだろ。「主催者発表」とちゃんと書けよ、朝日新聞。絵として汚くて見ていて不愉快になるでしょう。これが、若者たちが自分の主張を持って静かに行進しているなら「ほお」と聞いてみたくもなるが。年金もらって来ているなら、まずその年金を返上しろよ。日本国が嫌いなんだろう。だったらそこからのカネもらうなよ。
 「戦争させない」「9条壊すな」「安倍政権NO」はそれぞれ別のことである。要するに左翼崩れが「反体制ごっこ」をしているだけだ。「戦争させない」ってどういう日本語だ。日本国が攻められた時にも「戦争させない」でバンザイしておしまいになるのか。戦争はさせる、させないのものではなく、致し方なく受けて立つものである。そのことをちゃんと書いているのが憲法9条なのだ。ただし「自衛権はこれを保持する」と書き直せばいいことだ。「他国への侵略はこれはしない」と必要なら加えてもいいよ。その方がよほど各国は安心するだろう。「安倍政権NO」はデモで言うことではなく、次の総選挙できちんと主張すればよろしい。
 国民の意志によって選ばれた政権に対して「やめろ」というのはただの反逆者かアナキストである。おそらくアナキストと言っても理解できない程度の知能指数の連中だと思うけれど。
 「安保法制」とは朝日新聞はいつものようによくぞ狡猾に名付けたものだ。「アンポ反対」の時の空気をなんとか呼び戻そうとしているのだろう。もっとも安倍晋三首相も一括でこれをやった方がよかったのかどうなのか。頭の悪い野党を相手にしていると「一気にやったらわからないだろうな」と思うのは理解できなくもないが、ひとつひとつ丁寧にやることの方が、将来的には安全保障の「勉強」になったのではないか。あなたや、あなたも「安保法制」と言われて、説明することができますか?私でも苦しい。
 国会での論議を見ていると正直言って、また朝から申し訳ないのだが「チンポの先だけいれたら犯したことになりますか、それとも触れただけでも?」みたいなアホな論議がずっと続いている。アホだから野次もどうしても多くなるのである。
 <安保関連法案巡る論戦/後方支援も焦点に>
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150528/k10010094011000.html
 <自民党の高村副総裁は、周辺事態法を重要影響事態法に改正し、地理的な制約がないことを明確にすることについて、「日本の平和と安全に重要な影響がある事態は、一般に言えば、近くで起きたときのほうが蓋然性は高く、遠くに行くほどだんだん低くなってくる。ただ『遠くでは絶対にない』と言えないので、まぎらわしい『周辺』ということばを取ったと解釈してよいか」と質問しました。これに対し、安倍総理大臣は「わが国に近い地域で重要影響事態が起こる蓋然性は、相対的に高いと考えられるが、これに限られるわけではない。今般の法改正においては、周辺事態という表現は地理的概念と誤解されるおそれがあり、安全保障環境の変化も踏まえて『重要影響事態』と改めた。>
 熱心に答弁している政府には申し訳ないがもう「何を言っているのかわからない」。いつも書いているように、軍事というのはシンプルでなくてはいけない。イザという時に司令官が法律書をめくっているようではダメなのである。「世界中どこでも日本軍が必要とされれば行きます」でいいのだ。「その基準は?」と聞かれれば「人類の平和と国際社会の安寧に対する『義』であります」。こう答弁したら歴史に残るだろうなあ。ああ、ちょっと言ってみたい(笑)。

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