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トゥワ共和国、仏教文化復活 政府、施設再建を支援


トゥワ共和国、仏教文化復活 政府、施設再建を支援

2015.8.18 05:00 産経新聞
ロシア・トゥワ共和国で移設された石仏洞(共同)【拡大】
 ロシア南シベリアのトゥワ共和国では、人口の約8割を占めるトゥワ人のほとんどがチベット仏教の信徒。宗教を抑圧したソ連の崩壊後、国内で仏教文化はすっかり復活し、共和国政府も施設再建を主導するなどして支援を図っている。
 首都キジルから西に約200キロ。チャーホル地方の川岸には、13世紀に作られたとされる石仏洞がある。高さ約1メートル、横60センチと小型ながら崇敬を集めてきたが、地元政府によると、ソ連政府が川への大型ダム建設を計画。地域全体が移転を余儀なくされた。
 ソ連時代、市民は無宗教を装っていたが、ソ連が1991年に崩壊し、信仰が自由化されると、チベット仏教文化は一気に復興。地元の行政幹部、エドアルド・ディルティクさんは「ソ連時代も家の中では皆が仏教を信じていた」と明かす。
 92年にはチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世がトゥワを訪れた。この仏洞について問われたダライ・ラマが「高いところに移せばよい」と語ったことから、移設の計画が動きだした。
 2012年には近くの山腹に新しい仏洞が完成。事業を主導した共和国のフレルベン教育相顧問は「文化復興のモデルに」と胸を張る。社会主義時代に破壊された寺院の再建や、キジルを見下ろす山上に高さ15メートルの巨大仏像を建立する構想も進んでいるという。
 ダム建設で85年に旧仏洞は水の中に沈んだが、春からダム湖の氷が完全に解ける初夏まで姿をのぞかせる。
 新旧双方の仏洞を巡回する人も多く、毎週お参りするというドリーナ・サンゴワさんは「ここに来ると嫌なことを忘れる。ぜひ多くの人に訪れてほしい」と話した。(キジル 共同)


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