インド観光中の米女性、レイプ被害を訴える
2015年09月17日 18:26 発信地:ニューデリー/インド
このニュースをシェア
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/6/2/280x/img_62bcb6d5fb45f7bd01033ca2b9684f69130623.jpg インド・バンガロールで行われた女性に対する性的暴行やレイプに抗議するデモで、プラカードを掲げる活動家ら(2015年4月22日撮影)。(c)AFP/Manjunath KIRAN 写真購入のお問合せはこちら
【9月17日 AFP】インド北部ダラムサラ(Dharamsala)を観光中の米国人女性(46)が、性的暴行を受けたとして男2人を告訴した。インドの警察当局が17日、述べた。
女性は15日夜、ダラムサラの混雑した市場を歩いていた際に複数の男に襲われ、気を失ったという。
ダラムサラはチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世が亡命政府を置き、チベット人社会が形成されていることで知られている。女性はインド各地を1か月間ほど旅行中で、1人でダラムサラを訪れていた。
地元警察当局のアビシェーク・ドゥラー(Abhishek Dhullar)本部長はAFPに「女性は目覚めてから暴行されたことを理解し、われわれに届け出ることに決めたと話している」と述べ、「強姦(ごうかん)事件として受理し捜査を開始した。これまでに逮捕者は出ていない」と語った。
警察当局は、女性の検査結果を待ちつつ、目撃者捜しと、事件付近の監視カメラの分析を進めている。事件当時、市場は買い物客や家族連れで混雑していたという。(c)AFP