パルデンの会

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中国政府がトニー・レオン、フェイ・ウォンらを名指しで非難「行動慎め」「名声失う」 チベット独立派と同席。



中国政府がトニー・レオンフェイ・ウォンらを名指しで非難「行動慎め」「名声失う」 チベット独立派と同席。

2016-02-29 20:47  SERCHINAより転載

 チベット自治区政府系サイト「中国西蔵網)が25日で、歌手・俳優のトニー・レオン梁朝偉)や王菲フェイ・ウォン)、胡軍がインドのブッダガヤで行われたチベット仏教の儀式で、「チベット独立派高官」と同席したとして「芸能スターは有名人であり、言動を慎むべきだ」などと非難する声明を出していたことが分かった。 同式典には、、チベット仏教カギュ派の最高位の化身ラマであるカルマパ17世や、チベット亡命政府高官が出席していたという。中国政府はチベットを「古来からの中国領」と主張しており、チベット独立を訴えたり、チベットに「高度な自治」を求める人々を「独立派」として非難/弾圧しつづけている。 今回の声明は、「宗教は自由」とする一方で、ブッダガヤで行われた儀式でトニーやフェイが「チベット独立派」の幹部と同席したことは「宗教信仰の自由の範囲を、遥かに遥かに超越した」と主張。芸能人が出席したことは、「自らが長年にわたる努力で積み重ねてきた名声を失うことだ」と論じた。 中国では、チベット仏教を信じる人が大幅に増えている。チベット仏教関係者によると「社会の急激な変化に追い付けず、心に傷を負う人が多いからだ」という。 芸能界でも同様だ。しかも、有名芸能人は国外に出ることも多く、チベット仏教の高位者とも会えるチャンスが多いだけに、中国当局は神経をとがらせている。 2014年にはジェット・リー李連杰)がダライ・ラマ14世と共に撮影した記念写真がインターネットで広まり、注目を集めた。 チベットでは1959年3月に、「中国がダライ・ラマ14世を拘束しようとしている」との噂が広がり、中国の支配に反対する大規模な暴動/蜂起が発生した。ダライ・ラマ14世は同事件がきっかけでインドに亡命した。同事件による死者は、数万人単位との見方がある。それ以降、中国当局は3月近くになるとチベットの動きにことさらに神経質になる。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)