<サッカー>U20中国代表、0-3敗戦も「祖国のための勝利」と中国メディアが称賛した理由
2017年11月20日 15時30分 Record China
2017年11月18日、米レンタカー大手「エンタープライズ・レンタカー」がこのほど、チベットや新疆、台湾、南シナ海などが含まれていない中国地図を公式サイトに掲載したとして、中国国内で批判を浴びているという。
米華字メディアの多維新聞が伝えたもので、同社は創業50年を超える北米最大のレンタカーブランドで、営業拠点は5大陸に及び、中国でもレンタカー大手「一●租車(イーハイレンタカー、●=口へんに海)」と業務提携している。
中国版ツイッターの微博(ウェイボー)に今月8日、同社の公式サイトに掲載されている中国地図にチベット、新疆、台湾、南シナ海が含まれていないと指摘する投稿があり、この投稿が拡散し物議を醸したことを受け、同社は公式アカウントを通じて「事実を確認しフィードバックする」と回答していた。だが10日経過しても地図が修正されていないため批判の声が上がっているという。
米華字メディアの多維新聞が伝えたもので、同社は創業50年を超える北米最大のレンタカーブランドで、営業拠点は5大陸に及び、中国でもレンタカー大手「一●租車(イーハイレンタカー、●=口へんに海)」と業務提携している。
中国版ツイッターの微博(ウェイボー)に今月8日、同社の公式サイトに掲載されている中国地図にチベット、新疆、台湾、南シナ海が含まれていないと指摘する投稿があり、この投稿が拡散し物議を醸したことを受け、同社は公式アカウントを通じて「事実を確認しフィードバックする」と回答していた。だが10日経過しても地図が修正されていないため批判の声が上がっているという。
「新疆、チベット、台湾、南シナ海では同社の業務が展開されていないため地図から省かれているのではないか」との指摘も出ていたが、他の国の地図ではサービス対象外の地域も描かれているという。(翻訳・編集/柳川)について、中国メディアの環球網は「中国代表は0対3で敗戦したが、もう一つの戦いで祖国のために勝利した」と伝えている。
U20中国代表は、2020年東京オリンピックに向けたチーム強化のためドイツ4部に相当する地域リーグの「レギオナルリーガ・ズュートヴェスト」に参戦している。
記事によると、その最初の試合となるTSVショット・マインツとの親善試合が現地時間18日に行われたが、観客席に「チベット独立旗」が掲げられたため、中国側がこれに抗議し、ピッチから選手たちを引き上げさせた。その後、スタジアム関係者と旗を掲げたチベットの活動家らが話し合い、旗が撤去されたことが確認されたため、試合は約25分遅れて再開され、3対0でショット・マインツが勝利したという。
記事は「チベット独立組織による騒動の兆しは以前からあった」とし、U20中国代表のドイツリーグ参戦計画を受け、ドイツのフェイスブック上にチベットの旗「雪山獅子旗」を掲げたサポーター組織のアカウントが立ち上げられたと指摘。同アカウントでは、ドイツのチベット支援グループ「チベットイニシアチブ・ドイツ」への募金の呼び掛けや、ダライ・ラマの画像の掲載などが行われていると伝えている。(翻訳・編集/柳川)
U20中国代表は、2020年東京オリンピックに向けたチーム強化のためドイツ4部に相当する地域リーグの「レギオナルリーガ・ズュートヴェスト」に参戦している。
記事によると、その最初の試合となるTSVショット・マインツとの親善試合が現地時間18日に行われたが、観客席に「チベット独立旗」が掲げられたため、中国側がこれに抗議し、ピッチから選手たちを引き上げさせた。その後、スタジアム関係者と旗を掲げたチベットの活動家らが話し合い、旗が撤去されたことが確認されたため、試合は約25分遅れて再開され、3対0でショット・マインツが勝利したという。
記事は「チベット独立組織による騒動の兆しは以前からあった」とし、U20中国代表のドイツリーグ参戦計画を受け、ドイツのフェイスブック上にチベットの旗「雪山獅子旗」を掲げたサポーター組織のアカウントが立ち上げられたと指摘。同アカウントでは、ドイツのチベット支援グループ「チベットイニシアチブ・ドイツ」への募金の呼び掛けや、ダライ・ラマの画像の掲載などが行われていると伝えている。(翻訳・編集/柳川)