パルデンの会

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川崎で再びヘイトめぐる対立 街宣車は許可を取って、反対者は騒音を!



勝谷誠彦の××な日々。より転載

6:49 (5 時間前)

 2018年10月8日号。<夏から秋。この国のもっとも美しいうつろいを病の格子の中から見つめて>。

前略


 いよいよ欧州のようになってきた。敢えていうが、起きた場所もあちらに似ている。まさ差別だとか言う馬鹿がいて、誰も書かないだろうから、私が書く。全国的に「私の地元なら、どこかで起こりえるだろうか」と考えて欲しい。だから、地方紙などこそ、とりあげて欲しいのだが「ひとごと」なのだろうか。いま「ガイジン」は地方のコミュニティの中にかなり浸透している。労働力として有益なので「いなかったこと」になっているし、むろん彼ら彼女らに何の落ち度もないが、保守的ということでは、地方は都会の比ではない。何かひとつ火がついたなら。そういう目で、こういう出来事をみるとひとごとでないと感じるはずだ。
 

<川崎で再びヘイトめぐる対立/市民困惑「みっともない」>

 http://www.sankei.com/affairs/news/181007/afr1810070019-n1.html
 <在日コリアンが多く住む川崎市内で続くヘイトスピーチ(憎悪表現)をめぐる対立で、JR川崎駅東口で7日午後、街宣活動が行われ、現場は2時間以上にわたり騒然とした。神奈川県警の警察官が警備に当たり、駅利用者らは一様に困惑の表情を浮かべた。>
 ところが、産経新聞でさえ、せっかくの論議のはじまりとなるべきこういう機会を、
 <友人と待ち合わせをしていた川崎区在住の50代の男性は「みっともないし、恥ずかしい。いい年をして、子供のけんかみたいだ。お互いもっと違うやりかたがあるだろう」と憤った。>
 で終わらせてしまっている。ここで、欧州でのネオナチと古い住民との対立などを、特派員をつかってきちんと並列で書くとずいぶんと記事が深まるのに。もっとも、あちらでは歴史を持つ街で起きることが多く、川崎というのはやや違う。昔から「双子」とまで言われてきたわが生まれ故郷の尼崎では兆候もないのが面白い。すっかり街の力に差がついてしまった両者だが、何かを起こすパワーすらいまのアマにはない。
 もっとも、いま触れたような背景を知って読むと「みっともない」というタイトルすら力をもってくる。「みっともない」か「きちんとしている」かが、判断基準になるのが日本国なのである。そのわりに政財界の中になると「みっともない」が堂々と横行するところも面白いが。欧米ではそこでの「みっともない」ことは、政治家や財界人としての失脚に直結する。逆なのだ。

 これは、国際問題としては核云々よりもおおきな火だねとなりうる。ましてや公安がらみだ。支那もなりふりかまっていない。人権三流国だと自白しているようなものだが、それほど切迫しているのだろう。「行方不明」が最新では「辞任」で飛び込んできた。2時間ほど前のことだ。
 

ICPO総裁が辞任/中国当局が促した可能性も>

 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3624293008102018000000/

 <国際刑事警察機構ICPO)の中国出身の総裁、孟宏偉氏が中国で9月下旬から行方不明になっている問題で、ICPOは7日、孟氏が総裁職から辞任するとの連絡を受けたと発表した。中国当局は孟氏を違法行為があったとして調査していると発表しており、辞任を促した可能性がある。>
 「世界のおまわりさんのトップ」が行方不明のままひとつき近くも放置されていては法治社会としては字が違う。あっ、ちょっとスベった。国際社会は支那にナメられているのである。支那は少なくとも警察権が及ぶような場所ではやりたい放題ごとアカンベをしていると考えなくてはいけない。
 それにしても。支那人がやめたら朝鮮人かよ
 <副総裁を務める韓国のキム・ジョンヤン氏が臨時の総裁となり>
 「世界のおまわりさん」のアメリカはどうした。まあ、あのおっさんがシェリフをつとめているようでは、どっちもどっちかも。「うちがやりましょう」と、こういう時にをあげられるように、ナンバー2に布石を打っておくのも、日本国としてはなかなか大切なことなのだが。
 あ~,外出てえ。


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