パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

5/16-5/17 ダライ・ラマ法王による法話実況予定  (ダラムサラよりの実況中継です)

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ダライラマ法王事務所 https://www.dalailama.com/ より

実況中継のページから入ってください

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スケジュール

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以下はダライ・ラマ法王の公的なスケジュールです。特に記載のない限り、すべてのイベントは無料で一般に公開されています。チケットイベントの場合、チケットの詳細については、主催者に直接連絡するか、記載されているWebサイトにアクセスしてください。

 

ダラムサラのすべての教えでは、出席するために登録が必要です。登録は実際のティーチング開始の数日前に始まり、ティーチング初日の前日に終了します。登録時間は、午前9時から午後1時までと午後2時から5時まで、マクロードガンジ(ホテルチベットの近くのバグスナート通り)にある支店のセキュリティオフィスです。登録のためにパスポートを持参してください。ルピーの名目料金。 10が課金されます。

 

ちなみに、ダライ・ラマ法王は長年の政策として、会談の費用を一切受け入れていません。チケットを購入する必要がある場合、主催者は当社のオフィスから、その費用のみをカバーするために最低入場料を請求するように要求されます。

 

下記の日付は変更される場合がありますのでご了承ください。

 

 

 

ライブウェブキャストティーチング

2020年5月16日〜17日

 

世界中の個人やグループの要請により、ダライラマ法王は、ナガルジュナ師の「プレシャスガーランド(リンチェントレンガ)」の第1章と第4章について、午前8時から午前9時30分(インド標準時)2020年5月16日(土)および5月17日(日)。彼の神聖さは、これらの困難な時期に適切な一般的なアドバイスを提供することも要求されました。興味のある方は、教えのライブウェブキャストを視聴し、ダライラマ法王の公式ウェブサイトやFacebookページでチベット語、英語、中国語、その他の言語で聞くことができます。

 

 

Schedule

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Below is the public schedule of His Holiness the Dalai Lama. All events are free and open to the public unless noted. For ticketed events, people are requested to contact the organizers directly or visit the listed websites for further information on tickets.

 

For all teachings in Dharamsala, registration is required in order to attend. Registration begins a few days before the actual start of the teaching and ends the day before the first day of the teaching. Registration hours are from 9 am to 1 pm and 2 pm to 5 pm at the Branch Security Office in McLeod Ganj (Bhagsunath Road near Hotel Tibet). Kindly bring your passport for registration. A nominal fee of Rs. 10 will be charged.

 

For your information, as a long-standing policy His Holiness the Dalai Lama does not accept any fees for his talks. Where tickets need to be purchased, organizers are requested by our office to charge the minimum entrance fee in order to cover their costs only.

 

Please note that the dates given below are subject to change.

 

 

 

Live Webcast Teaching

May 16 - 17, 2020

 

At the request of individuals and groups from around the world, His Holiness the Dalai Lama has graciously consented to give a two-day teaching on Chapters 1 and 4 of Master Nagarjuna's "Precious Garland (rinchen trengwa)" from 8 am to 9.30 am (Indian Standard Time) on May 16 (Saturday) & May 17 (Sunday), 2020. His Holiness has also been requested to provide general advice appropriate to these challenging times. Those interested may watch the live webcast of the teachings and listen to them in Tibetan, English, Chinese and other languages on the official websites and Facebook pages of the Office of His Holiness the Dalai Lama.

 

“祈りだけでは十分ではない”ダライ・ラマは語る:なぜ私たちは思いやりを持って新型コロナウイルスと闘う必要があるのか

2020年4月14日付

TIMEウェブサイト

時々、「神通力を使って世界の問題を解決してください」と、私に頼んでくる友人がいます。そのような時はいつも、「ダライ・ラマには神通力などありませんよ」と伝えています。もし、そのような力が私にあったなら、私は脚の痛みや喉の渇きなどを感じることはないでしょう。私たちはみな同じ人間であり、同じように恐れ、同じように望み、同じように不安を抱いています。

仏教徒の見地から述べるならば、生きとし生けるものはみな、苦痛、病気、老化、死の苦しみが実際に存在することを知っています。しかし人間としての見地からすれば、私たちは心の持ちかたによって怒りやパニック、欲望を克服することができます。近年、私は「感情面における武装解除」の必要性を強調してきました。感情面における武装解除とは、恐れや怒りから離れて、現実的かつ明確に物事を見る姿勢を意味します。私たちは、改善できる問題ならば改善策を見つけなければなりません。しかし、改善の余地がなければ、思い煩うことに時間を費やす必要はありません。

私たち仏教徒は、すべての世界は相互依存によって成り立っていると考えています。そしてこれが、私がいつも普遍的責任について語る理由です。この恐ろしい新型コロナウイルスは、一人の身に起きたことが、瞬く間に他のすべての人に影響を及ぼすことを明らかにしました。しかし同時に、医療の現場で働くことであれ、ただ人混みを避けることであれ、建設的で思いやりのある行動によって多くの人が救われていることもまた気づかせてくれました。

中国の武漢市で新型コロナウイルスが発生したニュースに接して以来、私は、中国をはじめとする各地の兄弟姉妹の皆さんのために祈りを捧げてきました。今では、このウイルスの免疫を持つ人はいないことをだれもが知っています。だれもが、愛する人たちやこの先のこと、世界経済やそれぞれの家計のことを心配しています。しかし、祈っているだけでは十分ではありません。

この危機は、私たちのだれもが、自分がいるその場所で責任ある行動を取る必要があることを教えてくれています。私たちは、医師や看護師のみなさんが示している勇気を経験に裏付けされた科学と結びつけることによってこの状況を立て直し、私たちの未来をさらなる脅威から守らなければなりません。

このような大きな恐怖の中にあるときには、地球全体としての長期的課題と可能性について考えることが大切です。宇宙から地球を撮影した写真を見るならば、この青い地球には境界線などないことがわかります。私たちのだれもが地球を大切にして、気候変動と環境破壊の抑制に取り組んでいかなければなりません。私は、この新型コロナウイルスは、私たちが直面している未曾有の問題を乗り越えるには世界規模の協調した歩み寄りが唯一の解決策である、ということの警告でもあると考えています。

苦しみのない人などだれひとりいません。これを肝に銘じて、身を護るための家や資金、家族がいない人たちに救いの手を差し延べなければなりません。たとえ離れていても、私たちを隔てるものはないということを、この危機は教えてくれています。つまり私たち全員に、思いやりと助け合いを実行する責任があるのです。

仏教徒として、私は、万物は無常であると考えています。私がかつて目にした戦争や極度の脅威が今は過去のことであるように、新型コロナウイルスもやがて過去のこととなり、これまで何度も繰り返されてきたように、地球という共同体を立て直す時が来るはずです。私は心から、だれもが安全で、落ち着ける場所があることを願っています。このような不安な時世においては、きわめて多くの人々による建設的な努力に対して、希望や信頼を失わないことが何よりも大切です。

 

*米誌『タイム』ウェブサイト2020年4月14日付からの転載。

 

貼り付け元  <http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/message/20200416_covid-19_20200414.html>

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法王事務所からの 真言

 

        

 

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パルデンの会