~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◇◆☆◇◆◇☆◆◇◆☆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和2年(2020)9月6日(日曜日)
通巻第6638号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
主人(あるじ)が病気療養中は「番頭」が取り仕切る
安倍晋三、三度目の復活を視野に入れての辞任ではないのか?
******************************
桂太郎は三回、政権を担った。長州の武士出身で、軍人としても活
伊藤博文は四回、政権を担った。
ふたりとも長州という出身地が強運をもたらしたが、安倍首相も、
戦後も吉田茂は退任後、また返り咲いて、安倍晋三の先例となった
しかし武市瑞山、坂本龍馬、中岡慎太郎ら先達の犠牲があった。
だとすれば、安倍晋三が三度目の復活をねらって、しばし表舞台か
主人(あるじ)が病気療養中は「番頭」が取り仕切るのは常識であ
意表を突くほどのスピーディな、しかも短時日で次期後継が決まる
☆○▽◇み◎○△□や○△□◇ざ◎○△□き△□☆☆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒
書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本人の多くが忘れてしまった武士道に
なぜ李登輝は人生を賭けるほどに惹かれたのか?
♪
早川友久『李登輝 いま本当に伝えたいこと』(ビジネス社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
李登輝元台湾総統が逝って、はや40日近い。日本の仏教で言えば
本書は、李登輝総統の日本人秘書として、八年間、そばに仕えた早
なにしろ生前から本書は企画され、李登輝自身の序文が用意されて
前置きはこれくらいにして、いかなる名言を残したか?
「リーダーは信仰を持て。信仰がないなら信念を持て。孤独なリー
「リーダーは『七割で良し』の心構えを持て」
「謙虚さこそがリーダーシップ」
「リーダーは悪役に徹しろ」
「決断は素早く、そして柔軟な発想で」
これらが第一章の「リーダーシップ」の箇所で語られる。
以下、信念の章では、
「これまでの制度を打ち破ってまったく新しいものに改める。それ
「教養は万能ではない。実践がともなってはじめて意味をなす」
「『公明正大』こそ部下の努力を引き出す」
「未来に対する『理想』と『主張』をはっきりさせよ」
『知略』の章では、
「情報は常に複数の情報源から」
「権力の放棄もまた資質である」
「希望」の章では
「私は権力ではない。権力とは借り物だ」
「指導者は『誠実自然』である」(李登輝は揮毫を求められると、
どれもこれも胸に突き刺さる言葉である。つねに武士道の精神を重
李登輝思想の肯綮にある武士道について、早川氏はこう言う。
「武士道とは死ぬることと見つけたり(葉隠)という言葉こそ、日
座右の銘となる言葉ばかり、日本の政治家は、本書を座右に置くべ
◎◎◎
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎正弘の新刊予告 『一万年の平和、日本の代償』(育鵬社)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
宮崎正弘『一万年の平和、日本の代償』(育鵬社、1650円)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
──岐路に立つ日本の「平和論」。欺瞞のヘイワケンポウで守れる
ご高評いただいた『神武天皇以前』から一年、同系列の新作です!
日本は世界史でも稀な泰平の日々を送ってきたが、その代償とは?
縄文時代の一万年以上、日本には戦争がなかった
弥生時代の渡来人が混入してから、国内騒乱、権力をめぐる争いが
とはいえ大殺戮は避けられ、国家最大の内戦「西南戦争」でも死者
戦後、日本からサムライ精神は去勢された。闘わない民族に明日は
拉致された同胞を武力を用いて奪回する迫力もなくしたヘナチョコ
シナや朝鮮からイチャモン、難癖をつけられても沈黙を続ける政治
こんな国でよいはずがない。「凛たれ、ニッポン!」
予約を開始しました。9月20日発売!
https://www.amazon.co.jp/dp/45
●●●
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■アンディ・チャンのアメリカ通信 ■アンディ・チャンのアメリカ通信
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
QANONとは何か?
@@@@@@@@@@
投票日まであと二ヶ月を切ったいま、QAnonと呼ぶグループが
ところがこのグループにはかなりの参加者がいて、しかも彼らは反
QAnon(キュー・アノン)は明らかな団体ではないが、Qと名
別説ではQAnonがキリスト教の福音教会派と関連があり、未成
実態がハッキリしないが、ある新聞はQAnonは反ユダヤ主義者
ある人はQAnonが一種のカルト集団ではないかと心配する。だ
QAnonの名前はQ -Anonymous(匿名のQ)と言う意味で、インターネット
「Q」とはジェームスボンド(007)映画の中で奇抜な武器や装
Imegeboardの一つで「4Chan」と呼ぶ論壇にある人
「4Chan」は日本の「Futaba Channel」を模倣して作られたアメリカの論壇で、投稿の内
最近では1日に9万通の投稿があり読者は24万人に達すると言う
Q氏は政府の公務員でしかもトランプ政権の機密資料にアクセスで
QAnonはヒラリー・クリントン、オバマ、ジョージ・ソロスな
つまりQAnonとは反Deep Stateで反ユダヤ国際資本、反サヨクの理論を掲げるグループ
最近はQAnonグループが8月から公然とトランプの選挙運動に
FBIはQAnonグループが国内でテロ行動を起こすかもしれな
民主党側はQAnonをオカルトグループとかテログループと警告
数日前の記者会見でトランプ大統領はQAnonについて「詳しい
左翼メディアは早速トランプがQAnonに賛成したと攻撃したが
ペンス副大統領や何人かの共和党員もトランプがQAnonグルー
アメリカの三大テレビとCNN、大都市の新聞、ツイッター、ファ
これからQAnonがどんどん紙面を賑わすようになるかもしれな
(アンディ・チャン氏は在米評論家)
◎◎◎
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒
読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OINIONS 読者之声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
(読者の声1)アメリカの失業率が14%台から8%台に落ち着き
貴誌は以前に「トランプ再選、赤信号が消えた」と書かれましたが
(JJセブン)
(宮崎正弘のコメント)8月末までに失業率が10%を割り込むと
注目は政治のオッズメーカー(ODD MAKER)です。三日前、トランプとバイデンの差が0・5%に
〇◆▽〇◆▽〇◆▽〇▽◆〇▽◆▽〇◆▽〇◆▽〇▽◆〇▽
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■宮崎正弘の新刊予告
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
宮崎正弘 v 渡部惣樹『激動の日本近現代史 1852~1941』(ビジネス社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
ソフトカバーで装いも新たに登場します。9月19日発売予定
同日発売!
渡邊惣樹『英国の闇 チャーチル 世界大戦を引き起こした男』(ビジネス社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
予約募集をまもなく開始
●□△□☆☆□●□☆□○◎○
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●宮崎正弘の新刊● http://miyazaki.xii.jp/saisink
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪♪♪
<< 宮崎正弘のロングセラーズ >>
『WHAT NEXT(コロナ以後大予測)』(ハート出版)
https://www.amazon.co.jp/dp/48
♪
『「コロナ以後」中国は世界最終戦争を仕掛けて自滅する』(徳間
https://www.amazon.co.jp/dp/41
♪♪
『新型肺炎、経済崩壊、軍事クーデターで、さよなら習近平』(ビ
https://www.amazon.co.jp/dp/48
『CHINAZI(チャイナチ) 崩れゆく独裁国家・中国』(徳間書店)
https://www.amazon.co.jp/dp/41
『地図にない国を行く』(海竜社)
『日本が危ない! 一帯一路の罠』(ハート出版)
『AI管理社会・中国の恐怖』(PHP新書)
♪♪♪
『神武天皇以前 (縄文中期に天皇制の原型が誕生した)』(育鵬社、1650円)
https://www.amazon.co.jp/dp/45
『明智光秀 五百年の孤独』(徳間書店 定価1650円)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0
(在庫払底、キンドル版で)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、1650円)
『西郷隆盛 ──日本人はなぜこの英雄が好きなのか』(海竜社、1650円)
『取り戻せ 日本の正気』(並木書房)
◎■◇◎■◇◎■◇◎
♪♪
<< 宮崎正弘の対談シリーズ >>
宮崎正弘 v 渡邊惣樹 『戦後支配の正体 1945-2020』(ビジネス社)
宮崎正弘 v 石 平 『ならず者国家・習近平中国の自滅が始まった!』(ワック)
宮崎正弘 v 西部 邁 『アクティブ・ニヒリズムを超えて』(文藝社文庫)
宮崎正弘 v 渡邊哲也 『コロナ大恐慌中国を世界が排除する』(ビジネス社)
宮崎正弘 v 田村秀男 『中国発の金融恐慌に備えよ!』(徳間書店))
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ、中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワ
宮崎正弘 v 高山正之 『世界を震撼させた歴史の国 日本』(徳間書店)
宮崎正弘 v 河添恵子 『中国、中国人の品性』(ワック)
宮崎正弘 v 宮脇淳子 『本当は異民族がつくった虚構国家 中国の真実』(ビジネス社)
宮崎正弘 v 藤井厳喜 『米日露協調で、韓国消滅!中国没落!』(海竜社)
宮崎正弘 v 室谷克実 『米朝急転で始まる中国・韓国の悪夢』(徳間書店)
宮崎正弘 v 福島香織 『世界の中国化をくい止めろ』(ビジネス社)
宮崎正弘 v 馬渕睦夫 『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社)
◎○☆○◎☆◎○☆○◎☆◎○☆○◎☆◎○☆○◎☆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2020 ◎転送自由。転載の場合、出典明示
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~