パルデンの会

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 コロナ「巣ごもり」特需はズーム、ウーバー、ネットフリックスだった

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宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)12月31日(木曜日)
通巻第6746号   
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 コロナ「巣ごもり」特需はズーム、ウーバー、ネットフリックスだった
  特需三傑は「マスク」「検温器」「消毒液」。家電は加湿器、端末、調理家電
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 異常な現象が続いた2020年が終わる。
 コロナ感染拡大と安倍、トランプ・ロス、五輪延期。習近平延命と予測が外れることばかりだったが、なぜか日米の株式市場が上昇を繰り返す。世界の株式時価総額は15兆ドル増えて、ウォール街空前の三万ドル台を突破、日本も31年ぶりに2万7444円を回復した。株式は夢に託すものだが、ワクチンの効果への期待は過剰過ぎないか。

 工場は生産逓減、町を歩けば人通りが少なく,なんと新幹線自由席に5%の旅客しかいないという。
GOTO停止で、観光地もホテルも温泉旅館も土産屋も閑古鳥、居酒屋、レストランはシャッターを下ろしている。雇用を失った失業者があふれ出しているのに、株高???

 コロナ災禍で株価が高まることは異常現象の最たるものだが、主要9ヶ国の中郷銀行が介入したからで、このため中央銀行の資産は10兆ドル膨張した。いつか逆転するだろうが、そのときは株価暴落に繋がりかねないだろう。

 一過性の問題とはいえ、2021年も、こんな不安が基調となって、飛躍が期待できることは薄い。
ところが、実業界ではすでに「コロナ以後」を見すえての、動きが始まっている。電気自動車、在宅勤務、AIの高度化など、コロナ三大特需「マスク」「検温器」「消毒液」。テレワーク特需はズーム、ウーバー、ネットフリックスを超えて、何が新機軸を打ち出すのだろうか?

 しかし、2020年最大の不思議は「鬼滅の刃」だった。
「鬼」はコロナと中国の全体主義であり、そのモヤモヤを晴らしたという意味で、この鬼滅の心理基調も続くだろう。
      ◎☆◎◎み☆◎□☆や□◎◎☆ざ◎◎□☆き◎☆◎◎ 
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