パルデンの会

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1959年にチベット住民と中国の人民解放軍が衝突し、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世のインド亡命につながった「チベット動乱」から65年となった10日、亡命政府のあるインド北部ダラムサラの寺院で記念式典が行われた。

チベット動乱65年、亡命先のインドで式典…ダライ・ラマ14世は欠席

 【ダラムサラ(インド北部)=浅野友美】1959年にチベット住民と中国の人民解放軍が衝突し、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世のインド亡命につながった「チベット動乱」から65年となった10日、亡命政府のあるインド北部ダラムサラの寺院で記念式典が行われた。

10日、インド北部ダラムサラでデモ行進を行うチベット人ら=浅野友美撮影
10日、インド北部ダラムサラでデモ行進を行うチベット人ら=浅野友美撮影

 亡命政府のペンパ・ツェリン首相は「中国による規制や政策がチベットの言語や宗教を壊している」と演説し、抑圧に立ち向かうため離散したチベット人の団結を呼びかけた。ダライ・ラマ14世は欠席した。

 

 参加者らは式典後、チベットの旗を掲げてデモ行進し、「我々に必要なのは自由だ」と声を上げた。65年前、山道に身を潜めながらインドに逃げてきたというネマ・ヘモさん(81)は「中国軍に殺されないか、とても怖かった。今は故郷を取り戻したい」と話した。