金曜の午後に来られた法王様、いつもと違う工程で、すこし戸惑い、JALの屋台骨が揺らいだのかわかりませんが、インドからの便が減便となったようです。チベット支援にも 影を落とす(何も落としてません・笑)JALの台所事情でした。
本日も国歌斉唱からはじまりました。 美術館には40名くらいの人たちが列を作り、開館を待っておりました。 本日も 法王様による講演会および、国技館前でのチベット旗によるお出迎えに 皆さんお出かけで、抗議活動の方は ちよっと 少ないようです。 しかし 美術館の前で抗議している人は、いつもと同じで、全く減っていません。 何人かの人は 法王関係行事のため、上野の森の数十分の滞在で 国技館へ移動に なりました。 一般の方で「法王様は、この美術展の為に来日されたんですか?」 とのご質問。 こちらも「え~~~~、この美術展は中国政府がやっている 偽物展覧会 ですよ。 もちろん ポタラ宮の仏像を返せ!と取りにくるかも 笑! 笑!」 みなさん TBSと朝日新聞の情報に迷わされていますね。【罪作りな】 ある情報では 耳に無線をつけて 我々に立ちはだかっている方々は、警備会社の 総会屋担当の連中であるとの事。 総会屋も悪者だけれども、総会屋担当というのも あまりいい者ではない。基本は毅然たる態度を取れば、何人もそういう類の人たちを 素人さんの前に出さないでしょう。ある情報では 「我々 草の根運動家」が美術館前に立った事で、総会屋担当を用意しなければならなかったとクレームをつけたチベット支援「南瓜」がいたそうである。ハロウインの「南瓜」は中身がないんだっけ・・・・・・・・・・!
本日あるチベット美術のプロが寄ってくれました。九州国立博物館に出遅れて今回の チャンス、しかしながら我々が美術館前で抗議をしている事で気になって毛髪塔前に 寄ってくれたとの事。 我々は ①法王の件 ②50年の歴史の記述 さえ正してくれれば美術館前抗議はやめて、美術館応援に変わることを説明した。 本日の巡礼は小林師が先達となり、日章旗、モンゴル旗、チベット旗+ウイグル旗、と美術展抗議、それと「パルデンの会」より先日の死刑抗議のプラカードの5人が従いました。 今日は 法王関係行事があるので皆さんそちらを優先のようでした。
3:30を回ると雲行き、風の様子がおかしくなり。4:45早々の撤退になりました。 真っ暗になりかけたところ、 チベット美術のプロがあまり浮かない顔で美術館の状況の説明に寄ってくれました。 素晴らしそうなものもあるが、ほとんどがネパールやブータンやインドの骨董屋で売られている類のもの。いいといっても本当に素性がわからない(お寺にしても どこの部分のどの仏という分類がなく非常に疑わしい) 面白いものを見つけたとの事、ほとんど14世紀以降のタンカが展示されているが その何点かに「ミシン」で縫った糸を発見したとの事。 「いくらなんでもひどすぎる~~~~~~~~~~~」この種のものは 中国あるいは ネパールで「贋作」を作るところの工程に他ならないとの事。 古い民家の「かまどの上」で 数百年前の「煤」を塗りこんで「贋作」作りの工程。 たしか 九州国立博物館の方が、この辺を見てするどい切り口で 「チベット至宝展」 を評論していたとの話があったが、これが本当であればお笑いである。 一体全体 美術館の学芸員の方、チベット研究の方、文化人の方 「本当はどんな展覧会なんでしょうか??」。 中国人兵士が一般の民家や、お寺に押し入って強奪したものが展示されて いたならば、それは窃盗や強盗犯罪という物ではなく、ナチスのユダヤ人大虐殺と同レベルの国家犯罪、国家悲劇そのものでないでしょうか。 2008年春の 抗議行動では 逮捕・拘留者4,657名以上、行方不明者990名以上、負傷者1,290名以上であるといいます。実際の数はさらに多くなると見られています。 この数字からして 中国政府は認めていなわけですから、仏像、仏具、仏画の本物か 「真偽」に気を使う事などするわけないのかも知れません。
アジアにおける中華人民共和国 は、善につけ悪につけ、プラスに付けマイナスにつけ、無視することは出来ない存在といえよう。だが、この国との平和的な交流が(=イコール)対アジアの平 和的な交流かと問えば、答えは「NO!」である。 まして、同国の驚異的な軍備拡張、チベット、東トルキスタンで暴虐を展開し、同国内で蔓延する人命軽視 (人権)の問題、 他国にまたがり民意が低い凶悪犯罪を量産する体質や 世界での流通の八割を仕切る果てなき偽造品の造出、罪の意識に欠ける機密盗用(スパ イ)、情報侵害(ハッキング)等々。 それらには目を瞑(つむ)る外交スタンスが国益に通ずるものとは到底考え得ない。(博士の独り言より 一部借用) 本日の カンパ¥1000 をいただきました。