<南水北調>中国最大の人工運河が着工、長江と最大支流を結ぶ
モバイル版URL : http://rchina.jp/article/40846.html
2010年3月26日、新華網
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中国南部の長江から水を引き、北部の慢性的な水不足を解消する「南水北調」プロジェクト の一環である「引江済漢」運河建設が着工した。新華網が伝えた。 現代中国最大の人工運河となる「引江済漢」は全長約67km、工期は4年を計画している。総工費は約60億元 (約81億円)。北部の水不足解消のほか、1000t級の貨物船も運航させる予定。「引江済漢」は長江とその 最大の支流・漢江との間に建設される人工運河で、湖北省を流れる長江の荊江から漢江の興隆までを結ぶ。 「南水北調」プロジェクトは長江の上流、中流、下流からそれぞれ取水し、「東ルート」「中ルート」「西ルート」の3ルートで開発が予定されている。02年に正式に着工が宣言され、東ルートと中ルートはすでに着工されている。(翻訳・編集/NN)