パルデンの会

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法王様が チベットでの中国政府の検閲とプロパガンダを酷評

チベットNOW@ルンタより
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5月23日(日曜日)、

Hunter Collegeにおけるスピーチの中で、ダライ・ラマ法王は中国政府の検閲とプロパガンダを酷評した。

「言論の公開性と自由が不可欠だ」と、2千万人チベット仏教徒の精神的指導者ダライ・ラマは、230名の中国人とチベット人学生を集めた集会の席上、語った。
「恐怖の下で、警察の監視下で、如何にして調和が育つと言うのか? 銃口による調和、、?、、不可能だ!」
この世界的に著名な僧侶は、中国支配に対するチベット人の蜂起が失敗した1959年以来、インドで亡命生活を送っている。
 
彼は、超大国中国から完全に離れるのではなく、中国の枠内で「自治」を実現できると信じているという。しかし、明らかに、この考えは天高原での賛同者を得られていないように思われる。
「何人かの中国の役人は、私を悪魔と描写する、、、角が生えてる~~~(ヒヒヒ、、、)」と言いながら、坊主頭の上に左右から二本の指をさし上げる。
あるチベット人が彼に「私は亡命政府があるダラムサラに行くのが怖いのです。ダラムサラには中国のスパイが一杯いると聞いているので、、、」と言った。
「あらゆるスパイが歓迎されている」と彼、「我々に隠すことなど何もない」
「中国政府のプロパガンダのお陰で、多くの中国人の間には<チベット人は野蛮で愚かである>というイメージが創り上げられている」と、このマロン・ゴールド色の僧衣を纏ったノーベル平和賞受賞者は語る。
「中国政府は1980年代に一度、私に祖国チベットに帰るようにと言ってきた。しかし、それはお断りした」
「問題は市民の権利だ。彼らがそれを認めない限り、私の帰還のみに、何の意味もない」と75歳のダライ・ラマは言う。
中国人とチベット人の聴衆は何れも感銘を得ていた。
「彼が入場するのを見て、私は突然畏敬の念に打たれた」と、この学校の学生であるアニー・スー(22)は話す。「感傷的に聞こえるかも知れないが、、、涙が出て来た。彼は尊敬に値する人だ」
アメリカ在住の中国人とチベット人の間の相互理解を促進するために開かれたこの「橋渡し会議」を開催するために尽力した、テンジン・ゲレック(28)は以下のように語る。
「西洋の教育とは、詰まる所<客観性>だ。お互いの立場を理解し合うには、この人種の坩堝アメリカという土地で話し合うのが一番だ」
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この集会の参加者の内訳は中国人50%、チベット人40%、その他10%だったという。
法王の発案で始まった、この「橋渡し会議」は今回で二度目だ。
法王はツイッター上で中国人ネチズンたちの質問に答えたり、この集会で中国人たちと交わるなど、NYでは積極的に一般中国人に語りかけられた。
これに、見習って、我がブログ上でも同様な実のある対話を実現したい、、、、と思う(半ば夢見る)。
よって、このブログをご覧になってる、在日中国人とチベット人の方々、コメント欄を利用して建設的な意見をどしどし寄せてほしい。知り合い、お友達に中国人やチベット人がいる人は、是非このブログに意見を載せるよう勧めて見て下さい。
代筆でもいい。何人かのチベット人がアクセスしてくれてることは知ってるが、意見はまだ来ない。
(あくまで、まともな、良識に則った、コメントという話だけどね。
ブラックジョークばかりじゃ人も飽きるし、、?)
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チベットNOW@ルンタより
 
 
もう一つ、地震被災地のケグドからのニュース

<ケグド地震の被災者200人が援助を求めて抗議デモ>

香港のSouth China Morning Post(南華早報)によれば、
昨日5月23日、廃墟ケグドにある中国政府の事務所の前に200人ほどのチベット人が集まり、「食いもの寄こせ! 義援金はどうなった」と声を上げた。
彼らのほとんどは、カンゼなどケグド以外の土地からこの地に移住していた被災者だった。
彼らは「地震発生後一カ月たったが、政府は一切我々にテントも食糧も義援金も渡さない」と訴えた。
昼の12時ごろから14時ごろまで声を上げた後、中国の役人と話し合いが始まったという。
当局は「考慮する」と回答した。
そこで、デモは平和裡に解散した。
もっとも、彼らは「もしも約束が守られなければ、再びデモを行なう」と言ってるそうだ。
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チベットNOW@ルンタより
 
 
日曜の 中国系 チベット系のアメリカ人の法王様を 交えての討論会は 全世界にインターネットを通じて流された。 ニューヨーク時間朝10:30 日本では日曜の夜の11:30 で 実は筆者は 最初の数分のみで 月曜の朝までぐっすりで 気がつかない状況! 
にてビデオが見えるはずです。
法王様が 「恐怖の下で、警察の監視下で、如何にして調和が育つと言うのか? 銃口による調和、、?、、不可能だ!」という 強い口調は チベット地震被害地域の現状にも現れている。
すくなくとも 香港のマスコミが伝えたことは 非常に深刻である。

日本人の多くは お金を集め、 それを中国大使館に届けている。 しかしその当事者共産党政府は最初の初期救助もおろそかに、救助の主流である僧侶たちの現場からの排除、最後は配給カードを持たない被害者に
渡さない、援助物資や 災害補償。
こんな 理不尽なことが 現在チベット地震被災地で起きていることを、世界中に知らしめなければならない。
今週 温家宝首相が来日するが 声高に この 不条理を正すよう 声を上げよう。