パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

4人取り調べと通報、中国から日本大使館に フジタ、入札の下見

中国への形の変えたODAを 中国が「おいしいと」感じているのであろう。
最初の仕組みや金額を考えた 守屋元審議官が収監されたのは先週だった。

自民党時代に甘い汁を吸えるために、中国に残した数々の闇のプロジェクト、中国の反撃で日本に飛び火する可能性もある。 
銭のことで日本の領海を売るかも知れない 議員たちをよく 観察する必要がある。

4人取り調べと通報、中国から日本大使館に フジタ、入札の下見

2010.9.24 08:12
このニュースのトピックス中国
 中国河北省内の軍事管理区域に許可なく侵入、録画した疑いで日本人4人が取り調べを受けていると新華社が報じた問題で、北京の日本大使館によると、中国側から23日、4人を取り調べているとの通報があった。
 日中関係筋によると、4人は日本の建設会社フジタの関係者。遺棄化学兵器関連事業の入札に参加するため下見に訪れ、今週前半に取り調べを受けた。録画は事業の現場を確認する目的だったとみられる。4人は事業を担当する内閣府遺棄化学兵器処理担当室や北京の日本大使館、中国政府に連絡していなかったという。
 中国は「軍事施設保護法」などにより軍事管理区域での行動を厳しく規制。旅行者がうっかり撮影して拘束されることもある。ただ旅行者の場合、拘束されてもカメラなどの記録媒体を押収されて罰金を支払い、当日中に釈放されることがほとんどだという。(共同)

捕虜の交換となるや
勝谷誠彦の有料ブログより
もう書き切れないほどの素晴らしいニュースがどんどん飛び込んでくる。共通しているのは昨日
私が指摘したように「軍」や「工作機関」そしてそれらに対して畏怖の念を持つ「現場」が功名
争いをする状態になりつつあることだ。金豚組3代目に手柄を見せようとして韓国の哨戒艦
沈めてみせる、北朝鮮の軍や工作機関と根っこは同じだ。
 もともと何千年も軍閥が奴隷人民を脅し抜いてきた国なのである。それこそ民族の性根は変わ
らなということだ。ついさきほど飛び込んできたこのニュースが象徴的である。
<中国:日本人4人取り調べ/軍事区域で撮影--河北省当局>
http://mainichi.jp/select/world/news/20100924ddm002030114000c.html
<中国国営・新華社通信は23日、河北省の軍事管理区域に入って、違法に「軍事目標」をビデオ
撮影していた日本人4人を同省石家荘市当局が取り調べていると報じた。北京の日本大使館
「事実関係を確認中」としている。
尖閣諸島付近での衝突事故で日中関係が冷却化する中、日本政府は新たな懸案を抱えた形だ。
中国では軍事情報の収集で有罪となれば、国外退去処分から死刑まで厳しい処分が予想される。
新華社は4人のうち1人を「高橋定」と伝えている。捜査しているのは海外のスパイなどを
摘発する国家安全省の地方機関とみられる。>
日本企業は「フジタ」のようだ。しかも現地を訪れていた目的は、
共同通信日中関係筋の話として伝えたところによると、4人は日本の建設会社の関係者で、
遺棄化学兵器関連事業を受注する準備のために下見に来ていたとみられるという。>
ご存じのように遺棄化学兵器の処分は支那が「第二のODA」として日本国からまたカネを
むしりとろうとしているタカリ企画である。もちろん押し進めているのは軍であって、
巨大な軍の利権なのだ。よりによってその下調べのために軍施設に近づいた日本企業の関係者を
つかまえるとは、明らかに今回の一連の出来事が軍の主導であることを示している。そもそも
相手の軍にオイシイ事業の下見に行っているのだから「現場」の案内を軍関係者がしていた
可能性もある。いや、そうでないと立ち入れない場所ではないのか。案内をしておいてた
またま資料収集のためにビデオを取りだしたところを身柄を拘束したのだとすれば、
マッチポンプにほかならない。もっとも支那人がもっともやる手ではある。
南京大虐殺をはじめとする「デッチあげ」はお家芸だからね。

新華社はこの邦人拘束のニュースを「重要原稿」として事前予告してから流した。
明らかに尖閣諸島の領海侵犯で逮捕した船長との「交換」するための「人質」をとったという
政治的メッセージなのにもかかわらず、当初の報道を見ると北京の日本大使館は「尖閣問題は
関係ないのではないか」などというとぼけた反応をしている。寝ぼけているのか。
であれば、どの大マスコミを指摘していないことを私は教えてやろう。無法国家支那は、
どこで日本人をつかまえてもまあよかったわけである。なぜよりによって石家荘で身柄をとったか。
石家荘市。最近どこかで聞いたことはありませんか。
思い出せたあなたは相当な支那通だ(笑)。そう。毒ギョーザ事件ですね。毒ギョーザを
作った『天洋食品』はまさに石家荘にあった。あの時さんざんメディアに登場し、そのあとは
日本の警察と「捜査協力」とやらをしたのは石家荘の公安当局である。今回は軍の公安なのか
街の公安なのかそこまではわからないが「小日本」に恥をかかされたまさにその地の当局に
「つかまえていいよ」と指示を出したとすれば、面子を重んじる支那らしいではないか。
どうして、このことどこも書かないのかな。
まともな情報機関を持つ国であれば、こういう時にはこちらも泳がしてあった工作員
2、3匹もつかまえて暴露すればいいのである。あるいは支那大使館の中で堂々とスパイ活動を
してきた奴に証拠を突き付けて「好ましからざる人物」として国外退去をさせればいいのである。
だけどそんな「貯金」はないんだろうなあ。

こちらでも仕掛けてきた。
<中国、レアアース対日輸出停止/尖閣問題で外交圧力か>
http://www.asahi.com/international/update/0923/TKY201009230257.html
<中国の複数の税関で、ハイテク製品の生産に不可欠なレアアース(希土類)の日本への輸出が
止められていることが23日、わかった。沖縄県尖閣諸島沖での衝突事件を受けた事実上の
禁輸措置と見られる。中国政府が日本への広範な経済制裁措置を検討していることも新たに
わかった。
複数の日中政府関係者が明らかにした。日本側に勾留(こうりゅう)されている中国人船長の
釈放を求め、圧力を強める狙いがあるとみられる。レアアースの禁輸は日本が得意とする
ハイテク分野を狙い撃ちした形だ。事件が経済分野にまで波及したことで、長期化すれば
日本経済への影響は必至だ。>
平和ボケした日本の大マスコミの報道だけ見ていると、支那は経済界も一丸になって日本に
圧力をかけてきて、そのために日本経済は壊滅させられてしまいそうな誤解を受けるが、
さまざまなところで根本的に間違っている。幸いここに、軍事好きでなおかつ灘校地学部地質班に
青春を捧げてきた男がいる。まことに便利なことである(笑)。
まず、レアアースは優れて軍事的な物資であるということを覚えておいて欲しい。日本は平和な
国なので電気自動車や液晶に使うことばかりを思い出すが、支那のような国では優先順位は
戦闘機やハイテク兵器のディスプレイなのである。当然のことながらレアアースの採掘や流通に
関しては軍が押さえ、軍の重要な利権になっているはずだ。
従ってレアアースの禁輸ということは、これまで私の書いてきたことをお読みのあなたや、
あなたならば「ついに経済界も巻き込んだか」ではなく「軍の阿呆がまた打ちやすい手を打って
きたな」と嘲ってやっていればいい。繰り返すが「オノレの施設の中に入った日本人を拘束し」
「オノレの手の上で転がしている物資の輸出を禁止した」だけのことである。
「…だけのことであると言われても、レアアースが入って来なくなったら、日本経済は
ストップしてしまうんじゃないの?」とご心配のあなたや、あなた。はい、鉱物オタクの方の
出番です(笑)。
希土類が「レア」なのはその分離精製が難しいからなのだ。ブツそのものは地殻に大量に含まれ
、世界中に分布する。ただし、今のところは支那にある花崗岩からの精製が「楽」なのであちらの
資源に頼っているだけであって、精製技術をもっと磨けばいいだけの話である。

実は日本国の技術の底力はこういう時にこそ発揮されるのである。
石油ショックを乗り越える技術革新で、わが国は世界一の省エネ技術を獲得した。
これは『日経パソコン』の連載の取材で知って驚倒したことだが、最近ではウィンドウズの
ビスタのあまりの出来の悪さに、日本の各メーカーはそれを克服するためにどえらく技術力が
鍛えられたという(爆笑)。
この際、支那からのレアアースはもう使わないシステムを構築しようではないか。
幸い、最近では日本のマンガン鉱床に支那花崗岩よりもはるかに多い希土類が含まれていること
がわかってきた。四方を海にかこまれ日本にとって海水は無尽蔵のレアアースの宝庫だ。
深海の熱水鉱床などからの採取の技術も日本は世界のトップレベルである。
製品面での技術革新も進んでいる。こういう時は、大マスコミが煽る危機に踊らされることなく、
世界に誇る現場の技術者たちの落ち着いた言動を見るようにするのがいい。
<シムドライブ清水社長「レアアース規制は影響ない」>
http://response.jp/article/2010/09/22/145398.html
<「現在EVのモーターに多用されているネオジム磁石は:鉄75%に対してネオジムを25%混ぜた
もので、エアコンや洗濯機などにも使われています。ネオジムは世界中で採掘されており、
EVに換算すれば数億台分もの埋蔵量があるので、まったく心配していません」>
その他もろもろの問題に関しても読んでいただく通り「何の問題もない」と現場は言って
いるのである。よしんば「問題がある」にしても、わが国の技術力は必ずやそれを乗り越えて
いくだろう。
支那が「日貨排斥」をやるならやればいいだろう。であれば私たちも「支貨排斥」をする
ばかりだ。まずはバッタモノを一切買わないようにしよう。「チェック・ザ・ラベル」運動を
提唱したい。「チャイナ・フリー」とまでは言わない。買物をする時にどこの製品を見て、
支那製であれば静かに棚に戻す、その程度でいい。
もうひとつ。糞みたいなテレビのデジタル移行をやめることだ。
レアアースのうちのセリウムは液晶を作るのに大量に消費する。新たなテレビを買うのをやめて
支那を嘲ってやれ。日本人らしい痛快な作戦ではないか。

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