パルデンの会

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韓国の人たちも この「国際基準」が見ている私たちの国のいまの姿

勝谷さんの有料ブログより

昼休みにでも見てもらおうと思って、
実はここから書き出していたのだ。もうお昼も終わりだが、せっかくなのでそのまま送る。
日本ではあまり目にすることのできない映像である。
なぜか「遺体」と「柩」と「自衛隊」を徹底的に排除する国内の腰抜け大マスコミでは見られない情報がここにある。
しかし、それだけではない。海外の特派員たちの眼差しの優しさばどうだろう。
戦地や被災地にあって、私も写真家としてこうした目線を大切にしてきたつもりだった。そこが悲惨であればあるほど。伝えるべきものは明日への希望なのだ。
先日来繰り返しているように、被災者にとってもっとも辛いのは「無視されること」なのである。しかし福島原発から事実上50キロ圏内に立ち入らない大マスコミは堂々とその非情な行為を続けている。圏内には津波地震での大被災地も数多くあるというのに。
写真はこちらです。
http://www.boston.com/bigpicture/
いちまい、いちまい、ただ見て下さい。キャプションの英語など読めなくても、すべてが伝わってくるでしょう。
162の16の番号を見て下さい。日本の大マスコミが無視しきった「天皇陛下と人びと」の写真がある。この一枚こそが、もっと欲を言えば避難所でのこの一枚があれば、大災禍のあとの日本を支える背骨になるというのに。それこそがメディアの仕事なのに。
気になる写真も多いのに気付くだろう。救助隊員たちが遺体に向けて敬礼している相手は、殉職した同僚だろうか。靴が似ているように思われる。
早い時機にヘリなどが現場に突っ込んでいって大活躍し、その後は主な仕事は「遺体の収容」であることもわかって来る。
私たちはいったい政府と大マスコミによってを見させられてきたのだろう。この検証は「証拠が残っている今」だからこそ、余力のあるものがしなくてはいけない。ひとつでも多くの目に触れてもらいたく、かくお送りするのである。

韓国の人たちもやってくれるじゃないですか。


http://www.youtube.com/watch?v=F1lhwSTqe-Y&feature=youtu.be
ボストンと重なる映像が多いのにも気がつくだろう。これが「国際基準」が見ている私たちの国のいまの姿なのだ。国内の大マスコミから連日垂れ流されている映像などではなく。

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