パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

強いものに媚び、弱いものは無視する 現在の日本の状況 防衛局の話もそうではないか!!


何のための政治家であろうか? 別に ごみ集積場のカラスのネットを頼むわけでもなく、息子の就職を頼みにくのでもなく、 国会議員は国の為の法律を作るのが仕事。
国の舵を切る 政府、行政のお目付けであり 日本にとって何をしなければならないのか、日本にとって何がメリットなのかを 日本人の有権者の代表となって対応するのが責務である。 国会議員という 特権を得るだけであったら、そして カラスのネットを無償で配る事を
決めるのであれば 直ちに引き摺り下ろさなければならない。
からすのネットや 道路工事は 町議会、区議会、市会議員の仕事である。 国会議員の仕事ではない。



 最初は読売新聞のスクープだった。


 <政府、中国に誓約文書脱北者保護せず」>
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111208-OYT1T00063.htm?from=main5
 <日本政府が今年初め、中国政府の求めに応じ、北朝鮮からの脱出住民(脱北者)の保護について「中国の国内法を尊重し、脱北者を公館外から公館に連れ込まない」と誓約する文書を提出していたことが7日、分かった。複数の日本政府関係者が明らかにした。北朝鮮に配慮する中国の圧力に譲歩し、中国での脱北者保護を事実上断念したものだ。
 政府関係者によると、同文書は、中国遼寧省瀋陽の日本総領事館200809年にかけて保護された脱北者5人の日本移送をめぐる交渉で提出された。脱北者を「不法な越境者」とする中国側が出国を認めず、足止めが約2年~2年8か月と長期化。日本側は事態打開のため昨年末、「脱北者を保護すべきでない」とする中国側の主張に「留意する」と口頭で伝えた。
 中国外務省は軟化したが、公安当局が難色を示し、「これまでに脱北者が日本に渡ることを認めた中国側の対応を評価する。今後は公館外からは連れ込まない」との趣旨を文書化するよう迫られた。提出後、保護されていた5人は、5月までに日本への出国が認められた>
 政府は必死になって否定に走っている。
 <脱北者受け入れ拒否の誓約書提出「絶対あり得ない」/玄葉外相>
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111208/plc11120814320013-n1.htm
 明らかに嘘をついている。だからこういう表現になる。
 <ただ、詳細については「安全やプライバシー(の問題)があるので、具体的事案のさまざまなやりとりを申し上げるのは差し控える」と言葉を濁した。>
 むしろ不意を突かれた時のこの反応の方が正直だろう。
 <脱北者保護、今後も継続 藤村官房長官が強調/「中国に誓約書」報道で>
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111208/plc11120812080011-n1.htm
 <藤村修官房長官は8日午前の記者会見で、中国の日本公館に保護を求めた北朝鮮からの脱北者の扱いをめぐり、日本政府が中国側に「今後、脱北者を公館外から公館に連れ込まない」と誓約する文書を今年初めに提出していたとする一部報道に関連し、「中国からの脱北者の受け入れを今後、行わないということは全くない」と強調した。文書提出の事実関係については「明らかにすることは控える」と明言を避けた。>
 <「明らかにすることは控える>ってなんだ。あんたらは私たちの税金で養われていて私たちの権限を負託されているんだよ。なぜ記者はそこを突っ込まない。
 私が記者ならこう聞く。
 「横田めぐみさんが出国に成功して、日本大使館や領事館に駆け込んできても、誓約書をタテに断るんですか」と。
 もしこの誓約書が本当にあるならば、そういうことだ。そもそも国民に対して断りもなく国と国の間で誓約書を出すなんてことはありえないだろう。
 この日記で私は何十回も「この国は法治国家ではない」と言ってきた。今回のことはまさにそれを具現している。条約を批准するには国会の承認がいる。そして条約とは憲法よりは下位だが、国内法には優先するのである。国と国の取り決めはそれほど重いのだ。それをヤミ金と負債者の間で結ぶような「誓約書」を出すとは。
 これは内閣が倒れる事案である。国会で野党は徹底的に追及するがよろしい。日本国を代表して出した誓約書なのである。それを国会の場に提出することができなければ外務省の関係者は次官以下、すべてクビだろう。もちろん野田佳彦首相たちにも責任をとってもらわなくてはいけない。
 
 

支那がわれらが連帯すべき同胞、チベットで何をしているのか



日本国が「誓約書」を奉った支那がわれらが連帯すべき同胞、チベットで何をしているのか。新しいニュースが入ってきた。ウォール・ストリート・ジャーナルから。
 <Tibetans Burn for Their Faith and Freedom
 http://online.wsj.com/article/SB10001424052970204903804577082031108197406.html
 翻訳してあるものから引用する。
 <「チベット人は信仰と自由のために焼身する」>
 http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51717789.html
 <1ヶ月前にラサを離れ、私は戒厳令下に住むことから解放された。至る所に兵士と警察がいた。しかし、チベット人にはどこに行こうと苦しみが付きまとう。また一人のチベット人焼身したというニュースが入る。
 2009年以降13人の僧侶、尼僧が抗議の焼身を行った。もっとも悲惨だったのは先月35歳の尼僧パルデン・チュツォの焼身シーンだった。ビデオは3分もない。始まるや、人は驚愕する。若い女性の身体全体が炎に包まれている。しかし、彼女は、燃え上がる松明のようにまっすぐ立ったままだ。涙が雨のように溢れ出、顔を両手で覆うしかなかった。
 最初、私は彼女が炎から抜け、前に進み出て、法王の名を叫んでいるように感じた。しかし、もっとよく見ると彼女は一歩も前に踏み出すこともなく、少し前屈みになっただけで、立ちすくんでいた。周りの人々は、激しい炎が彼女の生気を奪う間、なす術もなく叫びを上げるばかりであった。若き尼僧が崩れ落ちた時、彼女は敬虔に両手を合わせたままであった。>
 御覧のように映像は更に衝撃的である。しかしなぜ、こういう報道は日本国ではなされないのだろう。そして、弾圧をしているまさに当事者である支那への「誓約書」はおずおずと報じられるのであろう。誰が主人なのか。日本国民ではないのか。そしてチベット人たちは友人ではないのか。
 私には狂っているとしか思えない。強いものに媚び、弱いものは無視する。そんな人とだれも付き合いたくないでしょう。日本国は少なくとも「凛々しき国」と認識されてきた。その「国柄」が壊されていくのであれば、私たちは刺し違えてでもそういう国家運営をしている奴らを潰さなくてはいけない。民主党自民党がということではもはやない。そろそろ、忍従の限界かも知れない。

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