パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

「尖閣防衛作戦」の指揮官が事故死 喜ぶ「愛国者」たち/中国


勝谷誠彦氏の有料ブログより


某大物公然工作員に教えてもらって私も愕然としたのだが、
そのあとあちこちで裏取りと背景の調査をしていて、ここに書くのが遅れてしまった。
こんなニュース、御存知でしたか。
かかる大切なニュースはスルーし、どうでもいいことで馬鹿騒ぎをするこの国の大マスコミのせいでご知ることかなかった方が多かったのではないだろうか。
防衛省幹部、バイクにはねられ死亡 東京・麹町>
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0302Y_T00C13A5CC1000/
<3日午前2時ごろ、
東京都千代田区麹町4の国道20号の横断歩道付近で、防衛省統合幕僚監部特殊作戦室長の1等陸佐、黒沢晃さん(50)(同区紀尾井町3)がバイクにはねられた。黒沢さんは病院に運ばれたが死亡。バイクに乗っていた男性(45)も骨を折るなどのけがをした。
現場は片側3車線の直線道路。
警視庁麹町署は詳しい状況を調べる。
黒沢さんは陸上自衛隊西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市
の連隊長なども務めた。>
これでも日経はちゃんと書いた方なのだ。
あとは小さな記事ばかり。
黒沢晃1佐はまさにいま日本国が直面している島嶼防衛のキーマン
であった。いわば、真珠湾攻撃の前に山本五十六が事故死したようなものだ。
<バイクにはねられた>
という事故が日本国でどのくらいの頻度で起きているのかは知らないが、元バイク乗りとしては検問である警官に言われた言葉を覚えている。「点と点がぶつかるというのはまずないからなあ。でも、気をつけて」。
ちなみに現場は私の仕事場から歩いて1、2分。
信号無視でもしないかぎり、まず交通事故はない。わが古巣の文藝春秋からも同じくらいである。『週刊文春あたりはさぞかし地を這う調査報道をしてくれるのであろう…と思ったが音無し。わが国のメディアが黙殺するなか、はしゃいでいるのが、そうと名指ししていないのに支那の連中なのである。
<「尖閣防衛作戦」の指揮官が事故死 喜ぶ「愛国者」たち/中国>
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0505&f=national_0505_012.shtml
<中国メディア・中国新聞網は4日、日本の「尖閣諸島防衛作戦」
と指揮した重要な防衛官僚が3日にバイクにはねられ死亡したと報じた。
記事は、
日本メディアの報道内容を引用する形で事故について紹介。防衛省統合幕僚部の特殊作戦室長を務める黒沢晃1等陸佐が3日未明、防衛相宿舎に戻る途中で道路を横断した際にバイクにはねられ即死したこと、バイクを運転していた45歳の男が当時の状況を「覚えていない」と語ったことなどを伝えた。 また、黒沢1等陸佐が尖閣諸島の防衛を担う部隊の隊長を務めた経験や、日米合同演習にも複数回参加していたことから「現在の、島の防衛指揮における最高軍事幹部」とするとともに、日本のネット上では「黒沢氏暗殺説」が登場したことを紹介した。
指揮官を暗殺したからといって、
何かが揺らぐわが精強なる自衛隊ではない。しかし、支那側がこうして「はしゃいで」いるのならばそうではないということを日本側もきちんと報じるべきである。
国防のまさに最前線におられた英雄が突然亡くなられたのでしょう
。その功績を記すのが日本国のメディアのつとめではないのか。朝日新聞にやれとは言わないが。
こういう不幸が起きたあとでも「情報戦」なのである。
そういう意識がこの国の大マスコミにはないので、私がかく書き置く。
 
黒沢晃1佐殿のご冥福を心から祈る。最前線でのおつとめ、
ご苦労様でありました。


今日も9時55分から(少し早くなりました)『CUBE』
である。福岡あたりの方々はぜひ観て感想メールなどくださいね。
http://tnc8ch.jp/cube/
ひとつ提案していたテーマがあったが、
残念ながらとりあげらないようなので、ここで書くことにする。ひょっとしたらと、番組のためにギリギリまで待っていたのだが。系列の西日本新聞のスクープなので、できれば記者を呼んで、やりたかったなあ。
<同和融資48億円焦げ付き/九州5県/甘い審査/55%
36件、破綻相次ぐ/69-01年度事業>
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/word/7162/9626
<同和対策事業を対象とした九州5県の無利子融資制度で、
貸付金をほとんど返済しないまま経営破綻する企業が相次ぎ、1969年度以降の融資計66件のうち、約55%に当たる36件で計約48億6千万円(融資総額の約35%)が焦げ付いていることが西日本新聞の取材で分かった。焦げ付き件数の割合は通常融資の20倍超に上る。>
記事はまあ「参考」である。こんなものではない。
私のもとには工作員諸君からのさまざまな情報が集まっていていつハジけるのかと見ていたら、大物工作員からこの記事が報告されたので番組の行方と見合わせてどう書くかと考えていた。もちろんこの記事に触れられていない部分の方が凄い。これは「ひながた」だと思った方がいい。こういうことが、あちこちで行われているということだ。たとえば関西ではもっと凄まじいと聞くが、そこにメスを入れない橋…おっとお(笑)。
たとえば福岡のみなさん。ひとごとではない。
みなさんが額に汗して納めた税金がタカリ連中のゴミになっているんですよ。今日の1時間、昨日の3時間のあの働きが食われているんですよ。納税者意識をもって、こういうものは返却させなくてはいけない。
こうなると工作員諸君からの内部情報が活きてくる。「
わざと焦げつかせた」というんだ。法的な時効までデキレースでグダグダやって結果として損金にしたというんだ。会社なら潰れますよ。だけど、みなさんの税金でやっている役所は潰れない。
公務員の読者の方々もおられると思うので敢えて聞きたい。
自分の身分の保持と、公僕としてお世話をするべき人々の立場とどちらが大事ですか。
日本ではマイノリティという言葉に相当するものがない。
むしろ陰湿になって「あっち」とか言いがちである。いかし「あっち」が利権になってカネを私たちから収奪していることをもっと自覚すれば逆に言葉狩りもなくなくなるのではないか。
今回明らかになった同和融資とはみんなが忘れているであろうこの
出来事と、本質は同じである。
 <『北朝鮮送金疑惑-血税一兆円!? 朝銀破綻の真相-』 >
http://www.jin-net.co.jp/sakuhin6.htm
朝銀大阪の処理には、3101億円もの公的資金が投入された。
朝銀大阪は、何故破綻したのか?>
<8ヶ月に渡る取材で、北朝鮮系金融機関『朝銀
破綻はなぜ起きたのか。そして、その『朝銀への1兆円ともいわれる国民の血税公的資金投入問題。『朝鮮総連』による北朝鮮への送金疑惑を徹底追跡した特集番組。>
10年以上前にこうした番組を作った畏友・
高世仁さんは見事というほかはない。ちなみに彼は、わが師匠・加藤博さんと故・橋田信介さんと同じ、日本電波ニュースの出身であり、アジアでのいつも戦友であった。
「弱者」が裏にまわると「強者」であるという構図は「
モンスター」の出現と同じ根っ子を持っている。だからこそ、今回のこの西日本新聞のニュースも掘り下げていきたいものだ。本当の弱者を私たちの手で支えていくことこそか大和魂なのだから

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