パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

香港で51万人参加の反中デモ 「中国共産党の脅しを恐れるな」


まだまだ 反共 という言葉が必要だようだ!
共産主義と言うものは存在しないが 共産党と言う組織は残った。
しかしそれは 誰も欲しない。 共産党員のみが得られる特権のみ存在。
すなわち 封建主義の 支配者がわと 農民側としか存在しない現実。
税法を含む すべての 法体系が不備な国に未来はない。
法は お金では買えないのだ。


http://www.epochtimes.jp/jp/2014/07/img/s78728.jpg
  反中デモ参加者 (大紀元

香港で51万人参加の反中デモ 「中国共産党の脅しを恐れるな」



大紀元日本7月2日】香港返還17周年を迎えた1日、普通選挙などを求める民主派団体が呼びかけたデモが行われた。言論の自由を制限する条例案・香港基本法第23条に反対する2003年のデモ以来の最大規模で、主催者の発表によると、約51万人が参加した。一部では「100万人に達した」との情報もある。警官隊数千人が出動し、厳しい警戒態勢が敷かれた。

中国政府が6月10日に発表した「一国二制度」に関する白書は、香港は中国政府の管轄下にあり、「完全な自治権」を持っているわけではないと強調。「香港の高度な自治権が白紙になるのではないか」と市民の懸念が一気に高まった。

こうした背景の中、多くの市民が今回のデモに参加したと思われる。

デモは午後3時半からスタート、夜11時ごろまで続いた。参加者たちはビクトリアパークから出発、「香港市民の自治を守れ」「中国共産党の脅しを恐れるな」「共産党にノー」などの内容のバナーを掲げた。中央政府のお気に入りとされる梁振英行政長官の辞任を求めるシュプレヒコールも繰り返された。

主催者によると、終点のセントラルのチャターロードでは、デモ終了後に約8千人の市民が徹夜の集会に参加した。警察当局は2日午前2時45分ごろから参加者を強制退去しはじめ、午前11時ごろまでに約511人の身柄を拘束した。双方は衝突しなかったという。

中国国内のインターネットでは、今回のデモに関する情報は検閲の対象になっている。
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/07/img/s22265.jpg
  反中デモに参加する市民1 (大紀元
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/07/img/s58969.jpg
  反中デモに参加する市民2 (大紀元
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/07/img/s71185.jpg
  反中デモに参加する市民3 (大紀元
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/07/img/s91304.jpg
  反中デモに参加する市民4 (大紀元
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/07/img/s86370.jpg
  反中デモの列1 (大紀元
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/07/img/s76742.jpg
  反中デモの列2 (大紀元
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/07/img/s31359.jpg
  反中デモの列3 (大紀元


(翻訳編集・叶子)


【香港VS中国】反中機運、北京と広がる溝 習政権「外国の干渉許さぬ」



2014.7.3 産経新聞


 英中合意に基づいて1997年に返還された香港では当初、経済混乱を懸念する声はあったものの、祖国復帰によって「真の中国人」になったという自信や希望があふれていた。しかし、返還後50年間は「不変」とされた民主的な法治社会や言論の自由の保障が、わずか17年で崩壊し始めたことに香港市民は失望している。政治的にも経済的にも北京の支配下となることへの強い危機感が、今回の行動に結びついた格好だ。

 ◆台湾の二の舞い

 香港の返還記念日のデモは、民主派団体などの主催でこれまでも毎年行われてきたが、今年のような大量拘束は異例だ。

 今年3月に台湾の学生らが立法院の議場を占拠し、反中姿勢で一定の成果を挙げたことに触発された民主派の抗議と、政治混乱を招いた台湾の二の舞いを恐れた香港当局の過剰反応がその背景にある。

 昨年1年間だけで延べ4千万人が中国本土から香港を訪れた。

 経済力を背景とした大量の観光客がもたらす圧迫感も手伝い、香港の市民の間には嫌中感情も鬱積しつつあった。選挙制度への介入に対する不満は「嫌中」の一つにすぎないのが実情だ。

 中国外務省の洪磊報道官は2日の定例会見で、「香港の政治発展は香港の内部事務であって、中国の内政だ。中国政府は外国がいかなる形式でも干渉することを許さない」と述べた。

 この発言からは、香港市民や国際社会が期待する形での「真の普通選挙」を導入する意思は伝わってこない。

 中国政府が最も恐れているのは、香港の民主派が目指す「反共の砦(とりで)」としての存在に欧米など海外勢が結びつき、民主化の波が中国本土にまで押し寄せることだ。

 ◆親中派には支援

 現職の行政長官である梁振英氏をはじめとする香港の親中派に、習近平指導部は政治的、経済的な支援を行ってきた。

 一方、民主派に近い香港紙、明報の編集幹部が今年に入り、編集長の職を追われた上、2人組に刺されて重傷を負うといった事件も起きた。

 真相は不明だが、習指導部が香港社会の「反中機運」に神経をとがらせていることは間違いなく、今後の動向にも注意が必要だ。(上海 河崎真澄、北京 川越一)