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南ア、ダライ・ラマのビザ発給拒否 中国への配慮?ノーベル賞受賞者サミット中止に

南ア、ダライ・ラマのビザ発給拒否 中国への配慮?ノーベル賞受賞者サミット中止に

 【ロンドン=内藤泰朗】南アフリカで今月中旬に開催を予定していた「第14回ノーベル平和賞受賞者世界サミット」が中止されることが2日、明らかになった。現地からの報道では、参加を予定していたチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世への査証発給を南ア政府が拒否し、これに他の参加者が抗議してボイコットを表明したため、開催できなくなった。

 南アは最大の貿易相手国である中国に配慮し、査証を発給しなかったと伝えられている。中国は14世を「チベット独立派」として敵視している。
 サミットは今月13日から3日間の日程で、南ア南西部のケープタウンで歴代の平和賞受賞者が会して開かれる予定だった。場所を変えて後日開催するという。
 14人のノーベル平和賞受賞者は9月15日に南アのズマ大統領に公開書簡を送り、「査証発給拒否は南アの国際的なイメージを傷つけることになる」と懸念を表明した。
 サミットは1999年、ソ連最後の大統領ゴルバチョフ氏らの呼びかけで始まった。8年前にも同様の理由で、中南米コスタリカでの開催が中止に追い込まれた経緯がある。

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