パルデンの会

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イタリア警察、「中国銀行」ミラノ支店を捜索  297人の口座から45億ユーロの不正送金疑惑、


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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成28年(2016)4月12日(火曜日)弐
               通算第4872号

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イタリア警察、「中国銀行」ミラノ支店を捜索
 297人の口座から45億ユーロの不正送金疑惑、


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 イタリア中央銀行は沈黙し、
捜査当局も具体的な捜査内容を明らかにしていないが、イタリア警察は中国銀行ミラノ支店を捜索し、297人の口座から合計45億ユーロが不正に中国に送金された容疑で、関係者の取り調べに踏み切った。
 中国銀行は容疑を否定している。

 ロイター電によれば、
この不正送金は2006年から2010年に亘って行われていたもので、銀行監査委員会などは、これらがマネーロンダリングに使われたと見ている。

 実態はフィレンツェに近いプラト市などで、
不法労働者が偽ブランド製造に働いており、かれらの賃金を地下銀行ルートを通じて本国へ送金していた嫌疑がもっとも強く、イタリア検察は近く中国銀行ミラノ支店の関係者を起訴する方針という。

 いずれにしても、こらは中国が世界的規模で行っている「銭の河」
と言われる地下ネットワークの氷山の一角にすぎない。