パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

<トランプ候補が韓国防衛を否定する理由を、アッチ大好きの大マスコミに騙されてきた、ほとんどの日本人は知らない>

勝谷誠彦氏の有料ブログより転載

 黄金週間に入ったので、
こういう時でないとなかなか接することがない「読みもの的記事」を紹介しておこう。「あのひとたち」のことを考える時に今後、頭の隅に置いておいて欲しいからだ。入り口が今、アメリカの大統領選挙を戦っているドナルド・トランプ候補であるというのが面白い。「なんとなく日本人のことは好きなんじゃないかな」と私たちは考えがちだが、アメリカ人というのは他国への評価はこうしておこなっているのだという、私たち自信の勉強にもなる。

 <「韓国守る必要なし」トランプ氏に喝采送る米有権者、かつて「敵前逃亡」した韓国軍に根深い不信>


 http://www.sankei.com/west/news/160429/wst1604290010-n1.html
 <米大統領選で大方の予想を裏切り、
今も共和党候補のトップを独走する不動産王、ドナルド・トランプ氏が、在韓米軍の撤退を筆頭に、韓国を軍事的に見捨てる発言を繰り返している。在韓米軍の撤退や核兵器保持の容認など、総じて北朝鮮と韓国の戦争に、なぜ米国が巻き込まれなければならないのか」との、従来の米国の軸足を変えるような主張だが、有権者の多くに支持され、4月19日のニューヨークでの予備選では圧勝した。>
 理由は、かの国では「常識」となっていることだ。
私もかねてから多くのアメリカ人ジャーナリストや政治家から「あの国が隣だというのは大変だねえ」と言われてきた。
 <身勝手にもみえる発言の裏には朝鮮戦争で「自分たちの戦争」
を米国に押しつけて敵前逃亡した韓国軍のイメージが当時を知る人の間で浸透しているという事情がある。>
 <身勝手>だったのは朝鮮人なのである。
実は日本人は朝鮮戦争についてあまり知らない。教科書で教えられるのは特需があって敗戦国日本の経済が一気に回復したいうことだけだ。これは巧みな教え方だ。「軍事を知らない」洗脳をここでもやっている。目の前で行われた戦争についてちゃんと教えずに経済についてだけ語る国がどこにあるだろう。あとはせいぜい「支那人民解放軍北朝鮮の背後にいた」程度でしょう。なぜ「南」の軍については語られないのか。そこには信じがたい恥ずかしい「闇」があったからだ。
 「在日タブー」
という奇妙なものが存在するこの国ではこれはずっと隠蔽されてきた。ようやく出てきたか、というのが私の素直な感想である。私も小さな声で言ってはきた。しかし「いくら何でもそんなことないでしょ」陰謀史観だと思われることが多かった。情け無いことだが、大マスコミが書いてくれた意義は大きい。国連軍最高司令官のマシュー・リッジウェイ将軍の手記から。
 <「韓国軍の態度だけが私の悩みだった。
進撃する中国軍は韓国軍部隊を次々と敗走させ、そのたび韓国軍は補充困難な、高価な多数の(米国供与の)装備を放棄した」。
 同様の描写は度々出てくる。51年5月の東部中央戦区では、
中国軍の攻勢に韓国軍が「戦線の遙か後方まで駆逐され」た。そして「退却する韓国軍が放棄した装備は、肩をすくめるだけで済むものではなかった。それは完全装備の数個師団を充分に装備できた」と嘆いている。武器を放り出して敵前逃亡するのは韓国軍の常だったようだ。>
 朝鮮という民族は過去、いくさに勝ったことがないのではないか。
すべての武器を破壊し、最後は玉砕していった大日本帝国陸海軍と比べてみればよくわかる。こうなると「囲碁」ではなく「将棋」だ。自分の駒をそのまま敵に渡して利用させるのだから。
 <韓国軍の敵前逃亡について苦言を呈したリッジウェイは、
日本ではダグラス・マッカーサーほど知名度は高くないが、米国では「最高の軍人」との評価が確定している。朝鮮戦争当時、中国軍の人海戦術に押され士気阻喪した米第8軍を戦闘集団としてよみがえらせた手腕は、米陸軍で統率(リーダーシップ)の手本として今も信奉されるとともに、一般のビジネス書にも組織運営の理想として取り上げられている。そのリッジウェイの著書によって、多くの米国民が、「本当の朝鮮戦争」を知っているのだ。そして、上官と部下が揃って逃げる韓国軍の実態も。>
 ここから汲み取るべき教訓はいくつもある。
まずは朝鮮半島有事の時に、日本国は関与しないことだ自分の国境を厳しく守ってくればよろしい。朝鮮人うしの争いなどに手を出すとろくなことはない。リッジウェイ将軍の言葉をしっかりと理解している米軍の関与も限られるのではないかと私は思う。もうひとつは、何かあったあとでもこれまた関与しないことだ。いくさは勝ってなんぼのもので、だから大東亜戦争の稚拙な戦い方には言いたいことは無数にあるが朝鮮半島大日本帝国から切り離せたことは数少ない良かったことだと考える。
 日本国にいるあちらのヒトたちだけでもこれだけ難儀しているので
ある。南北のその連中を抱え込んでいたらどうなっていたことか。ちなみに支那に対しても同じであって、いま、あちらから押し寄せている旅行者のチョンワチャンワでも難儀なのに、あれが日本国民だったらいったいどうなっていたか。ある意味、よくぞ負けたものである。トランプさんは確かに口汚い。しかしなぜ彼がかくも支持されているかという裏には、支那朝鮮に対して遠慮しまくる、日本国の大マスコミによって隠蔽された歴史があるのだ。

 ちょっとおたくにつきあって下さい。
素人地学屋をやってきた私だが、キラキラものの鉱物が好きで化石からは逃げてきた。とはいえ、地球というもの全体を学ぶ上では化石は避けて通れない。もちろん化石をとる巡検にもずいぶんと行っている。だから、このニュースは嬉しかったなあ。
 <猿橋賞東京学芸大の佐藤准教授>
 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG18HDN_Y6A410C1CR8000/
 <「女性科学者に明るい未来をの会」(米沢富美子会長)
は18日、自然科学分野で優れた業績をあげた女性研究者をたたえる「猿橋賞」の2016年の受賞者に、東京学芸大学の佐藤たまき准教授(43)を選んだと発表した。 佐藤准教授は首長竜などの研究に取り組み、日本から化石が出土し、分類学的な位置づけが不明だった首長竜の一種「フタバスズキリュウ」が新種であることを明らかにした。また北海道で見つかった首長竜の化石の胃の中にアンモナイト類の残物を発見し、首長竜がアンモナイトを捕食していた証拠を示すなどの業績をあげた。>
 この記事では先生が何をやってこられたかがほとんどわからない。
「軍事を知らずして…」ではなく「地学を知らずして…」の記者なのだろうが、まあそれは当たり前だろう。先生の仕事は「記載」だ。外でのそれではなく研究室でのフィールドワークと言えばいいだろうか。地道に標本を比較し、それぞれの特徴を記載し比べていく。それによって「当時の姿」がわかっていくのである。巡検好きな私はとった標本をずっと放りっぱなしだった(泣)。こういう方々があってこそ、この分野は進んでいくのである。おめでとう。

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