パルデンの会

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韓国人被告に懲役4年=靖国爆発音事件―東京地裁

韓国人被告の懲役4年は妥当であろうか?

彼が言う 「爆発音」は 本当に驚かす目的であったのか?

彼は 2本の 爆発物を用意した。
最初の1本は確かに音を出すだけの時限発火装置であった。
しかし2本目は 鋼材(クギ。パチンコ玉?)の入った同様な時限発火物であった。

2本目は発火せず、犯人の意図は達成できなかった訳であるが、本来なら 大きな音にびっくりして 集まった時に 2発目が爆発し、その中に詰められた、金属片が 集まった人たち(ガードマンや 警官)を多数 傷つけていたに違いないのである。

これを どう呼ぶのか? 「テロ」 そのものである。

今回の事件で 犯人が舞い戻ってくる際も、被害がないことで 再度爆発を起こそうとした

その目的は 「テロ」  そのものであることを 
日本人はよく考えなければならない。
そういう処罰をしないとこれからはイスラム系の
『テロ』も起きることは間違いない。

ジャーナリストが日本人を助けにシリアに入ってとらえられて、首をはねられたという事件が報道されている、テロリストの発表以外は ジャーナリスト後藤氏の死は確認されていないし、別の情報では彼の国籍は韓国であり、当初からもう一人の殺された軍事オタクの通訳であったことも報道されていない。
左翼報道陣を通じて半島系のテロリストが動き始めていることがあるのかもしれないことに注意するべきである。



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韓国人被告に懲役4年=靖国爆発音事件―東京地裁

時事通信 7月19日(火)11時13分配信

 靖国神社の公衆トイレで昨年11月、爆発音がした事件で、火薬類取締法違反などの罪に問われた韓国籍の無職全昶漢被告(28)の判決が19日、東京地裁であった。

 家令和典裁判官は「危険性が高く、悪質だ」と述べ、懲役4年(求刑懲役5年)の実刑を言い渡した。

 家令裁判官は、動機について靖国神社で騒ぎを起こせば、自分にマスコミの関心を引くことができると考えた」と指摘。思ったような反響がなく、新たな事件を起こそうと大量の火薬を持って再び来日しており、「重大な事態に発展しかねなかった」と批判した。

 公判で全被告は謝罪し、弁護側は執行猶予を求めていたが、家令裁判官は「刑事責任は重大で実刑が相当だ」と退けた。 




2016.3.29 11:50 産経新聞

【衝撃事件の核心】靖国神社に向けられた韓国人被告の劣等感 「爆発音」事件はネット上での反響への渇望から生まれた

http://www.sankei.com/images/news/160327/prm1603270025-n1.jpg韓国人の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者=東京都千代田区麹町の麹町警察署(納冨康撮影)

 人生に「劣等感」を募らせた男は「達成感」を得ようと日本に矛先を向けた。靖国神社で爆発音がした事件。テロやゲリラが疑われた事件は実行犯の韓国人が自ら再来日し急展開を見せた。動機、仕掛けられた装置とは…。数々の疑問が浮上する中、男の供述から見えてきたのは、思い込みから犯行の決意を固めていった異様ともいえる「一匹狼」の姿だった。

“象徴的”施設襲った爆音 白煙に、内部から不審物…高まる緊張感
 昨年11月23日。東京都心は穏やかな祝日を迎えていた。東京都千代田区九段北の靖国神社では朝から、収穫に感謝する新嘗祭が開催され多くの人出があった。七五三でさらなる参拝者でにぎわうはずだった。
 「ドン」。“異変”が起きたのは、午前10時ごろだった。神社南門近くの公衆トイレで突然大きな音が発生した。

 「爆発音がした。煙があがっている」。神社の男性職員の110番通報で、警視庁の警察官らが確認すると、床には部品が散乱していた。天井には穴があき、屋根裏からパイプが見えた。「靖国神社が襲われた」-。にわかに緊張が高まった。爆発物処理班が不審物を処理。公安部はゲリラ事件の疑いがあるとみて、麹町署に捜査本部を設置した。

 床に散らばっていたのは、乾電池や電池パック、リード線のほか電子式タイマーなど。天井には約30センチ四方の穴があき屋根裏から長さ約20センチ、直径3センチほどの金属製パイプが見つかった。パイプは4本が束ねられ、リード線と繋がっていた。
 パイプの中には火薬のようなものが詰められ、4本のうち3本のものが燃焼していた。構造は稚拙で、国内過激派などの組織的犯行ではないことが伺われた。単独犯の可能性も視野に調べが進んだ。
防犯カメラに写った不審な男…事件直後の行動とは
 遺留品の捜査が進む中、防犯カメラの解析で1人の不審者が浮上した。
 爆発音の約30分前に現れた1人の男。神社東の大鳥居から本殿へ歩いて移動していた。黒っぽい服装でリュックサックを背負い、袋を持っていた。爆発音がしたトイレのある本殿南側に進む。神社に面した靖国通りへと姿を消した直後に爆発音がした。
 男は神社から約1キロ離れた千代田区のホテルに戻っていた。捜査本部は事件から1週間後、ホテルを家宅捜索。前後して、宿泊記録などから、男が事件当日のうちに出国していたことを突き止めた。

 後に、事件に関与したとして逮捕、起訴される韓国人の全昶漢(チョンチャンハン)被告(28)=火薬類取締法違反などの罪で起訴。ただ、人定が判明したころ、すでに日本の捜査権が及ばない韓国に帰国していた。事件に関与した疑いは強まったが、「手を出せない」状態だった。

 日韓関係が混迷する中、身柄の引き渡しなどをめぐり政治問題に発展する可能性が浮上した。警視庁は任意の事情聴取などを視野に、韓国当局に協力を求める検討を本格化させたところで、想定外の事態が起きた。
“想定外”の来日、男が所持していたのは…
 「韓国人の男が来日する」
 事態が動いたのは、12月9日朝だった。飛行機の搭乗者を把握するシステムで韓国から日本へ出国することが確認される。午前10時ごろ、待ち受けた捜査員が空港に到着した全被告の身柄を確保した。逮捕容疑は、事件前後に靖国神社に不法侵入した建造物侵入容疑だった。
 突然の再来日に憶測が飛び交う中、全被告は「記者から質問を受け靖国神社のトイレを確認しに来た」と供述した。だが、その真意は判然とせず、捜査陣からは「リスクを犯してまでなぜ来日したのか」といぶかしむ声が漏れた。
 一方、全被告が日本へ持ち込んだ物品は、捜査陣の“確信”を、より強めるものだった。
 手荷物として預けたリュックに、電子式タイマーや電池ケース、さらに火薬のようなものなどが収められていた。そして事件の真相に迫る供述も始める。
 「(11月)23日に、靖国神社に入り、装置を仕掛けた」「失敗だった。もう1回やろうと思った」
 全被告は再来日当日の帰国便を確保しており、日帰りで何らかの装置を靖国神社に仕掛ける狙いがあったことをほのめかした。ただ、その後は供述が変遷し、黙秘することもあり、全容解明には時間を要した。
「劣等感」を「達成感」に 一方的思い込みから“決起”
 全被告の再来日で新たな局面を迎えた捜査。物証の裏付けや、全被告の供述から、動機の一端が少しずつ明らかになる。
 韓国には、歴史問題や靖国神社をめぐり、過激な抗議を行う団体などがある。だが、全被告がこうした団体に所属した状況はなく、犯罪の前歴も確認されなかった。疑われたのは、靖国神社への個人的不満だった。
 「A級戦犯が祭られていることなどに韓国が抗議しているのに、日本が真摯(しんし)な対応をしていないことに怒りを覚えた」

 ただ、動機は単純ではなかった。全被告は「劣等感を持っていた。(事件を起こして)他人から認められ、満足感や達成感を得られると思った」とも供述する。「歴史に名を残す」との趣旨の供述もあり、事件が韓国で英雄的行為として称賛されると思い込み、犯行に及んだ節がある。

 全被告が抱いていた「劣等感」とは何だったのだろうか-。
 供述から垣間見えるのは、自らの生い立ちや人生への悩みと閉塞(へいそく)感だ。
 全被告は、小学生のころに両親が離婚した。高校を中退すると、電気関係の仕事に就いた。そして、20歳で空軍に入隊。軍では、それまでの知識や経験を生かして、発電や機械故障の修理などの任務にあたり、6年間勤務して除隊した。
 だが、除隊後は、定職に就けなかったようだ。車で各地を移動しながら、ホテルを転々とするような毎日だった。時には、車上で一夜を過ごすこともあった。
 「仕事がないことも、劣等感の一つだったようだ」と捜査関係者は指摘する。こうした中で、劣等感を振り払おうと、靖国神社を標的にすることを考え始めるようになったとみられる。
 軍隊で受け取っていた給料の蓄えをもとに、事件の1~2カ月前には準備を本格化させた。インターネット上のサイトで、火薬やパイプ爆弾の製造法を研究。韓国北東部の山中で車中泊しつつ、黒色火薬を作成した。火薬を1本のパイプに詰め、発火させる実験も重ねた。
初来日し靖国神社で装置を… それでも「称賛」得られず…
 準備を整えると、全被告は割安の航空券を入手し、11月21日、日本へと向かった。黒色火薬やパイプ、タイマーなどを「部品」として持ち込み、韓国での保安検査を通り抜け、羽田空港に到着した。
 当初、本殿に装置を仕掛けるつもりだったが、警備員がいたため、トイレに装置を仕掛け、装置を起動させた。その後、現場を離れた全被告は韓国へ帰国した。

 計画通りに進んだとも言える犯行。だが、結果に納得できなかったようだ。報道やインターネットの書き込みには「期待したほどの反響がなかった」。称賛されるはずだったのに、批判的な内容も目立った。「よく書かれていない」。装置をトイレに仕掛けたことが失敗だった、と思い込むようになったようだ。

 さらに、日韓のマスコミが次々と接触を図り、捜査の手が近づいているようにも感じた。「どうせ捕まるなら、もう一度日本に行って大きな騒ぎを起こし、日本の関心を引いてから捕まろう」。再来日を決意して改めて準備を始めた。

 大きな騒ぎを起こすにはより威力のある装置を、本殿に仕掛ける必要がある。「日本で圧力鍋を購入してボストンマラソンで使われたような爆弾を作り、本殿に仕掛けることなどを考えた」。ネットで製造法を調べ、圧力鍋の日本語での表現も確認し、携帯電話に登録した。だが、来日直後に拘束され、次の計画は実行されなかった。

現場で起きたのは「爆発」ではなく… エスカレートしていた一匹狼の犯行
 全被告は慎重な捜査の末、火薬類取締法違反や関税法違反容疑でも再逮捕され、3月16日、同罪などで起訴された。公安部は事実上、捜査を終結。「爆発音事件」と称されたことの顛末(てんまつ)も、明らかになった。
 全被告が仕掛けた装置について、ある捜査関係者は「時限式発火推進装置」と表現する。公安部の調べでは、事件当時、パイプ内の火薬が急激に燃焼して、大きな音が発生。勢いでパイプは飛び跳ね、天井を突き破っていたとみられる。

 鑑定では、パイプが実際に飛び跳ね、ベニヤ板を突き破ることもあった。人を殺傷しうる威力だが、現場を調べた結果、「爆発」が発生した際に残る残渣は見つからなかった。装置の構造などについても検証を重ねた結果、より刑罰が重い爆発物取締罰則に該当するような「爆発物」ではないと判断された。

 全被告は終始、人に危害を加える意図はなかったと説明しており、公安部も「騒ぎを起こす」ことが狙いの中心だったとみている。
 ただ、一歩誤れば、重大な被害が出る危険性があった。最初の犯行を「失敗」と考え、計画をエスカレートさせたといえ、捜査関係者は「重大な事態を招きかねなかった。非常に悪質」と語気を強める。全被告は「やったことは誤り」と反省の意思も示している。
 「一方的な動機で思いを募らせ、突然、暴発するローンウルフ(一匹狼)的な犯行だ」(捜査関係者)
 5月に伊勢志摩サミットが迫り、警備も厳しくなる中で発生した今回の事件。社会に潜在し、察知が困難とされるローンウルフのリスクや、テロを防ぐ水際対策の間隙など、課題を浮き彫りにする形にもなった

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