パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

久しぶりに沖縄の情報


久しぶりに沖縄の情報を転載します。
8月31日に北部訓練地の一部が返還となり、名護市長が地代が約1億円減少することを、防衛局にクレームしているという、辺野古には反対している理由がないようだ。そして沖縄の偏向新聞の影響が沖縄県民にジワジワ効いてきているようで、島部ではどんどん反翁長知事の組長が選ばれてきている。

先週の土曜日 東京の日比谷公園 中国の侵略から尖閣沖縄を守る国民デモ行進 U-tube 映像を
見ていただきたい。 頑張れ日本ではなく 別の保守の方々が集まっての市民デモ
沖縄対策本部公式ホームページも参考に

http://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka

注意:下記記事で 靑字 部分が
沖縄左翼系地方新聞記事です。




中国の侵略から尖閣沖縄を守る国民デモ行進-前半 日比谷公園→銀座→八重洲 平成28年8月27日


狼魔人日記  より転載

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

日の丸町長誕生!あの慶田盛氏の竹富町に

2016-09-01 07:00:09 | マスコミ批判

お知らせ

 那覇市住民訴訟 証人尋問≫のお知らせ

久米至聖廟(久米崇聖会)訴訟
*最大の争点は政教分離違反しているか否かです
•証人は、原告の金城テルさんです
•場所:那覇地裁 101号法廷
•日時:9月6日(火)午後1時30分
本日の沖縄タイムス見出し紹介。
■一面トップ
外来種対策 日米に勧告
辺野古新基地 県外土砂搬入
IUCNが決議
県、隊舎建設を容認
シュワブ 埋め立て区域外確認
■二面トップ
県の執行率向上急務
一括交付金
課題解決へ人材育成を
前年度比275億円源
川内原発停止応じず
九電 鹿児島知事要請に
■二面
防衛省沖縄関係1780億円
45億円増 普天間補修費含まず
南西諸島防衛に重点
本島に新型ミサイル配備
新潟日報反論「報道へ圧力」
知事の批判に対し
■第二社会面トップ
固有種保護へ一歩
新基地建設見直しを
政府無視なら避難必至
隊舎容認 県側を批判
辺野古 抗議の市民「納得できぬ」
■社会面トップ
世界 辺野古「待った」
外来種対策決議
勧告思い■民意に後ろ盾
識者ら現状打開期待
沖縄関連過去に3回決議
■「オール沖縄」が瓦解した宮古島市石垣市与那国町に続き竹富町
琉球新報沖縄タイムスの沖縄2紙が捏造した「オール沖縄」の虚像に騙され、最近の主要選挙では「オール沖縄」候補が連戦連勝の勢いである。(宜野湾市長選では敗北したが)
翁長知事は「オール沖縄」の支援で仲井真前知事に勝利したが、八重山宮古地区では翁長知事より仲井真氏の得票数が多かった。 
その理由は沖縄2紙の影響力の有無だ。
沖縄2紙が圧倒的占有率を占める沖縄本島地区では翁長氏が勝利したが、八重山日報宮古新聞の読者が多く沖縄2紙の占有率がが少ない宮古八重山地区では仲井真氏の得票数が多かった。
直近の参院選でも伊波候補に敗退した島尻候補は、宮古八重山地区の得票数ではでは伊波候補より多かった。
選挙期間中、沖縄2紙が保守系候補に対するバッシング報道は、名誉毀損、選挙妨害などで訴えられてもおかしくないほど常軌を逸している。
 
特に2013年12月、半年に渡る約3000億円の一括交付金の約束を政府から取り付けた仲井真知事が「これで良い正月が迎えられる」と発言したことに対し、沖縄2紙は一斉に牙を剥き「金で沖縄を売り渡した最低の知事」と罵詈雑言を吐いた。 私腹を肥やしたわけでもなく県政のために予想以上の予算を獲得した知事が、思わず漏らした喜びの言葉を、「金で沖縄を売った」などと決め付けられたら、仲井真氏も心外だっただろう。
 
諸悪の根源といわれる沖縄2紙。
 
その影響力が少ない、石垣市与那国町宮古島市では保守系の首長だったが、そしてこのたび竹富町にも保守系の町長が誕生した。
 
八重山教科書問題では、沖縄2紙の支援を受け最後まで文科省の指導に逆らったあの慶田盛氏が教育長を務めた竹富町の首長が革新から保守に変わったのだ。
 
慶賀すべき出来事である。
八重山日報 2016年8月30日

西大舛氏が初当選 現職川満氏に108票差

 
西大舛氏が初当選し、支持者と共に万歳三唱した=29日、同選対事務所西大舛氏が初当選し、支持者と共に万歳三唱した=29日、同選対事務所
 任期満了に伴う竹富町長選の開票が29日行われ、前町議会議員の新人、西大舛高旬氏(68)=西表東部=が1418票を獲得し、現職の川満栄長氏(63)=西表西部=に108票差をつけて初当選した。
 
 町長就任は9月14日。与那国、石垣市保守系議員などから支持を受けた西大舛町長が誕生することで、八重山3市町はいずれも保守系首長となる。9月1日に西大舛氏へ当選証書が付与される。
▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest
                                     ☆
東子さんの関連コメントです。
「またオール沖縄が敗れる。竹富町長選、西大舛高旬氏が当選。 2016年8月31日」
http://n-seikei.jp/2016/08/post-39413.html

>先日行われた竹富町長選挙にて。
オール沖縄が推す現職を退けて、新人が勝利しました。
これで宮古島市石垣市与那国町に続き竹富町オール沖縄の呪縛から解放されたのです。
>この4つの町村は、琉球新報沖縄タイムスという沖縄本島にある2紙の影響力が及ばないところであったのです。
>つまり、公正な報道が行われれば、イデオロギー成就を最優先にする革新系政治家より、地域とそこに住む人々の生命財産を守ろうとする「保守」の政治家が勝利するのです


八重山のすべての首長が保守系に、中山石垣市長、外間与那国町長に続き 竹富町長に西大舛氏が初当選。 2016/08/3013:57」
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-185.html?sp

>西大舛氏は「自民党」を強調するゴリゴリの保守派、乗用車には日の丸を掲げ、携帯電話の着メロは「君が代」、政治的な立場は中山石垣市長、外間与那国町長と同じ。
教科書問題では八重山協議会を離脱してまでして育鵬社公民教科書ではなく東京書籍を採択してきた教育委員会の姿勢が今後揺らぎかねません。


「「大統領が町長に」… 2016年8月30日」
http://www.yaeyama-nippo.com/2016/08/30/%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%8C%E7%94%BA%E9%95%B7%E3%81%AB/

>西大舛氏は「義理と人情」を重んじる世代の68歳。
>町議会の最多当選者で、大浜長照元石垣市長、大盛武元竹富町長と同年齢、むしろ旧世代に属する。
>事あるごとに「自民党」を強調する保守派で、携帯電話の着メロが「君が代」なのは有名だ。
>歯に衣着せぬ物言いと地鳴りのような声が他人を驚かせることもしばしば◆
>町民の人気が高かった川満町政だが、相次ぐ職員の不祥事、先の見えない議会との対立が停滞感を招いた。

西大舛高旬(いりおおますこうじゅん)
                                       ☆
東子さんのコメント引用のついでに一言述べておきたいことがある。     
当日記は、偏向報道を通り越し「黒を白と報道し、犯罪者を英雄に仕立て上げる捏造新聞」と認定する沖縄2紙の批判と、紙面に寄生する大学教授ら識者と称する面々の批判、そして辺野古や高江で違法行為を続ける「市民」と呼ばれる無法者集団の批判を続けてきた。
 一部に当日記のことを「そんなに沖縄を批判して何が嬉しいのか」 などのトンチンカンナ誹謗中傷も受けた。
だが、筆者は沖縄を批判しているのではない。
沖縄を劣化させている「極悪複合体」を批判しているのだ。 お間違いのないように。
今朝のコメント欄に「東子ファン」と名乗る方から「一日中目の色変えて、沖縄叩きの材料を探す東子さまの姿を想像すると、寒気がします」と冷やかしのコメントガあるが、このお方何処に目がついているのだろうか。    
もし本気でそう思うのなら読解力がないのか、それとも当日記が批判する沖縄2紙の関係者か、高江界隈で無法の限りを尽くし迷惑を撒き散らしている極道者の一味としか考えようがない。
東子さんは古くからの当日記の読者であり、論調はは基本的に当日記と同じであり、少なくとも「沖縄叩き」ではないはずだ。
筆者の知る限り、東子さんの批判の対象は沖縄2紙や「市民」と称する無法者たちである。 
コメントに異論があるならまじめに反論すべきなのだがそれも出来ず、見当違いな冷やかしで茶々を入れるのは、大目迷惑であり「荒らし」と認定せざるを得ない。
ちなみに筆者は東子さんが古くからの県外にお住まいの読者という以外に何の知己もない。
 
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コメント (3)

稲嶺市長困惑!、きょうキャンプハンセン一部返還


狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

稲嶺市長困惑!、きょうキャンプハンセン一部返還

2016-08-31 07:24:22 | マスコミ批判

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お知らせ

 那覇市住民訴訟 証人尋問≫のお知らせ

久米至聖廟(久米崇聖会)訴訟
*最大の争点は政教分離違反しているか否かです
•証人は、原告の金城テルさんです
•場所:那覇地裁 101号法廷
•日時:9月6日(火)午後1時30分
           ★
沖縄タイムス、見出し紹介。
■一面トップ
名護市へきょう引渡し
ハンセン一部 補償金も終了
海軍オスプレイ配備へ
米軍21年以降
岩国基地で運用化
■二面トップ
先行返還 地域を分断
辺野古巡る立場で差
                   ☆
名護市キャンプハンセンの軍用地の一部返還で、本日返還地の引渡しが行われ、それに伴い支払われていた補償金も終了する。
これまで補償金欲しさに、返還の延期を要請してきた稲嶺名護市長は「(2段階返還に対し)地域分断のやり方そのものだ」などと怒りをぶちまけている。
「米軍基地撤廃」がモットーの稲嶺市長としては、一部返還だろうが全部返還だろうが、「米軍基地の返還」は喜ぶべきではなかったのか。
これまでの経緯を説明しよう。
日米合同委員会は2013年、次のような軍用地の返還で合意した。
①名護市幸喜の55㌶を14年6月30日
②名護市喜瀬と許田の残り107㌶を17年6月30日
ーと二段階で返還する。
ところが稲嶺名護市長は「3区の返還地は山頂付近の急斜面で跡地利用が難しい」という理由で返還延期を求めていた。
また幸喜区にある土地だけを先行し手続きを進めることに、同区から不公平さを指摘する声が上がっていた。

3区が11年に返還の延期を防衛局へ要請した際、許田、喜瀬両区は米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古区が移設を容認した場合は「協力する」と要請文に盛り込んだが、幸喜区は盛り込まなかった。
幸喜区は先行返還に関し移設を容認しないことへの「見せしめ」などと指摘し疑問視してきた。
2段階に分けた返還が「見せしめ」かどうかはさておき、基地負担と振興金が「結果的にリンクする」という政府の認識が正しいことがここでも証明されたことになる。
沖縄二紙はあえて触れてはいないが、稲嶺名護市長が返還延期を求める本当の理由は、「跡地利用云々」ではない。
ずばり、お金のためだ。
返還で年間1億3000万円に上る軍用地料収入が失われるためだ。
 
稲嶺名護市長の恥ずべき二枚舌について、過去ブログから一部抜粋する。
               ☆
 

普天間部分返還、名護市は返還拒否 2015-12-05

 
軍基地反対を叫ぶしか能のない稲嶺市長は、基地関連の収入がなくても「ふるさと納税」で市の財政は健全化できると豪語していた。
 
「稲嶺不況」の画像検索結果
 

ところが驚いたことに、米軍基地収入には頼らないはずの稲嶺市長が米軍基地の返還を借地料がなくなると市の財政が困る、という理由で米軍基地返還を拒んでいた。

 

二枚舌市長の本領発揮である。

 

有権者は騙されていたことになる。

 

この稲嶺市長の恥ずべき行為を八重山日報はこのように報じていた。

 

 

 

八重山日報 2011年10月24日

米軍基地「返還困る」
普天間拒否の名護市苦悩
地料1億3000万円失う可能性

 名護市が今年末に返還予定の米軍キャンプ・ハンセンの一部用地を継続使用するよう、国に求めている。返還で年間1億3000万円に上る軍用地料収入が失われるためだが、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を拒み続ける稲嶺進市長に対する「兵糧攻め」の側面も否めず、市側には苦悩の色がにじむ

 問題の土地は162ヘクタール。日米両政府が1976年に返還に合意し、95年12月には98年末までに返還と確認。95%超が市有地だが「険しい山で、跡地利用が困難」との市側の要望を受けて、使用期限が過去3度、延長された。
 「極めて難しい。延長する理由がなかなか見いだせない」。沖縄防衛局の田中聡局長は9月、継続使用を申し入れた地元住民らに言明。過去の延長については「普天間代替施設の移設に関する名護市の姿勢という背景もあった」と指摘した。
 普天間の移設先とされて以降、歴代市長は移設を容認してきたが、2010年に初当選した稲嶺市長は断固拒否。今月、同市を訪れた一川保夫防衛相ら野田政権の閣僚にも、辺野古への移設計画の白紙撤回を求めた。
 「過去の市長は(普天間移設に)賛成だったから延長されてきたのだと思う」。地元の喜瀬地区の幸地常一区長(57)には、国側のつれない対応が移設拒否の市長への対抗措置と映る。同地区には地代が年間3200万円は入り、公民館運営や地域の行事に充てられているが「予算が7割減になる」と表情を曇らせる。
 県全体の軍用地料は09年には907億円に上り、地域経済にとって無視できない重みを持つ。県幹部は「返還は県民にとって本来喜ばしいことだが、地主にとってはジレンマ」と指摘。防衛省幹部は「必要でなくなった基地は返還すると、日米地位協定で明記されている」と継続使用の要望に取り合わない構えだ。
(1面左上

 
【おまけ】

捏造報道の言い訳!【誤解だらけの沖縄基地・25】 2016-04-05

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コメント (16)

高江がジハードの聖地に!アルジャジーラが取材! 

2016-08-30 07:31:17 | マスコミ批判

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 那覇市住民訴訟 証人尋問≫のお知らせ

久米至聖廟(久米崇聖会)訴訟
*最大の争点は政教分離違反しているか否かです
•証人は、原告の金城テルさんです
•場所:那覇地裁 101号法廷
•日時:9月6日(火)午後1時30分
           ★

 

30日付沖縄タイムスの「高江ヘリパッド」関連の見出し紹介。

■一面トップ

高江着工9月1日明記

防衛局通知書

G・Hの2地区

■社会面トップ

同時工事 強い反発

高江着陸帯 市民「絶対に諦めぬ」

強硬政府好ける焦り

毎週木・土に

大規模阻止運動

高江来月3日開始

アルジャジーラ

高江の抗議取材 中東衛星テレビ放映

中東の衛星テレビアルジャジーラが高江の「闘争」を放映することにより、高江闘争も一躍世界の注目を浴びる可能性も・・・。

アルジャジーラが最近世界を震撼させているIS(イスラム国)のテロ事件を拡散したという説もある。 

いうまでもなくアルジャジーラとISは何の関係もないが、アルジャジーラがテロリストを取材する際にテロリストのテロを正当化するメッセージをそのまま放送することから、「テロ組織の主張を発信し、宣伝している」として問題視された例もある。

事実アルジャジーラが伝えるテロリストのメッセージを「ジハード」と受取った若者が自爆テロに走った例もある。

これまでISの自爆テロとは無縁のわが国だったが、アルジャジーラが、「高江闘争」に涙を流す女子大生(極道の女)を取材し「聖戦(ジハード)」と世界中に拡散したら、高江は日本における「ジハード」のメッカになることだってありうる事だ。
タイムス記事によると取材は地元ジャーナリストから行うというから「悪の権化の機動隊に立ち向かう『市民』」という報道がされるだろう。
だが、連日高江で行われている「市民vs機動隊」の実態はどうなっているか。
「極道新聞」の報道によると、機動隊の暴行により市民が肋骨を折ったり、出血を負う傷を受けたが、市民が機動隊を暴行罪で訴えた話は聞いたことがない。
ところが逆のケースがあった。
さすがの「極道新聞」でも報道せざるを得なかった。
 米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事を巡り、沖縄防衛局が「N1裏」と呼ばれる地点で抗議の市民らを基地内に入らせないためのフェンスを設置した際に、一部の市民と衝突が発生し、沖縄防衛局の職員2人がけがをしたとして、防衛省は29日にも県警に被害届を出す方針を固めた。職員が持っていた書類も奪われたとして、窃盗や強盗でも併せて被害届を出すことを検討している。

 現場では市民と機動隊のもみ合いが起き、市民の側に連日けが人が出るなど、衝突が激しくなっている。

 政府関係者によると、29日に沖縄防衛局と県警が当時の状況を確認する予定。

 現場近くには工事に抗議する市民がテントを設置している。フェンスは防衛局が今月25、26日に設置したが、作業の際に防衛局の職員2人が抗議の市民からテントの中に引き込まれ、けがをしたという。防衛省関係者は「暴行を受けた」としている。

 

 

【おまけ】
最近の「極道新聞」は、組員の「戦果」を自慢げに報道してくれるので助かる。(笑)
2016年8月29日 05:04

 

防衛局、砂利10台搬入 機動隊100人で抗議排除

2016年8月29日 12:39

 
http://ryukyushimpo.jp/archives/002/201608/df9661c979002d23bc320bdc9ab90bc0.jpg
止めた車の間で座り込む市民を、ごぼう抜きで強制的に排除する機動隊=29日午前9時半ごろ、東村高江の県道70号
 【ヘリパッド取材班】東村から国頭村に広がる米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設で、沖縄防衛局は29日午前9時55分から午前10時10分ごろにかけて、新たなヘリパッドの建設先の一つ、N1地区のゲートにダンプカー10台で砂利を搬入した。
 通称「N1裏」のゲートでは28日から29日早朝にかけて、市民ら約20人がテントや車両で泊まり込み、沖縄防衛局や警察のテント撤去を警戒した。テントの撤去は行われなかった。

 ダンプカーによる砂利搬入の際は警察車両約5台が前後で警護した。

 市民ら約60人は午前7時ごろからN1地区のゲートからメインゲートの間の県道に約30台の車両を止めて、砂利搬入の阻止行動に出た。

 警察は午前9時前から午前10時すぎにかけて、メインゲートからN1地区ゲートまで車両の通行止めを行い、市民らを排除した。機動隊約100人が車を降りて座り込む市民らをごぼう抜きで排除し、市民の車を1台ずつ動かし、ダンプカーが通れる道を確保した。

 ダンプカーは東村方面から国頭方面に向かう南側のルートで砂利を搬入した。
琉球新報電子版】
 
 

http://ryukyushimpo.jp/statics/images/ryukyu-logo.jpg北部ヘリパッド 防衛局が大規模伐採 切り株、直径20センチ超

 
http://ryukyushimpo.jp/archives/002/201608/47ca4550c097edc933da7f10d3713e0e.jpg
伐採された立木の切り株=米軍北部訓練場の通称「N1裏」付近

 【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場で新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)が建設されている問題で、琉球新報は米軍北部訓練場の通称「N1裏」ゲートからN1地区ゲートにつながるあぜ道で行われている沖縄防衛局の作業の様子が分かる写真を27日、入手した。写真では幹が20センチ以上あるとみられる太い樹木の切り株や、大きなはさみが付いた重機によって作業をする様子が写っており、ヤンバルの豊かな森で大規模な伐採が行われている事実があらためて浮き彫りになった。

 関係者は「おびただしい数の樹木が切られており、(幹が)50センチ以上もありそうな木もある。大規模な自然破壊だ」と批判した。胸の高さで直径4センチ以上ある立木(りゅうぼく)を伐採するには沖縄森林管理署との事前協議が必要だが、今回工事が進められている区域で事前協議が行われたかどうかは不明だ。

http://ryukyushimpo.jp/archives/002/201608/ad97d0ae41286d0819a290164bf93122.jpg
作業を行うはさみが付いた重機=米軍北部訓練場の通称「N1裏」付近
 
【おまけ】その2
 

尖閣の北西300キロに中国が新軍事拠点 藤井厳喜氏が警告「公務員の常駐を」

夕刊フジ 8月29日(月)16時56分配信

 習近平国家主席率いる中国の、軍事的野望がまた発覚した。沖縄県尖閣諸島から北西に約300キロにある島に、軍艦用の埠頭(ふとう)や、艦載機用のヘリポートを整備していたのだ。尖閣強奪の軍事拠点にする可能性が高い。日本政府は覚悟を決めて、警察官や海上保安官などの「尖閣諸島常駐」に踏み切るべきではないのか。

 中国の暴挙が止まらない。軍事拠点が構築されていたのは、浙江省温州市の南●(=鹿の下に机のつくり)(なんじ)列島最大の島・南●島だ。埠頭は長さ70~80メートルで、複数の軍艦の出入りが目撃されているという。今年春には軍用機も参加した演習が行われたとの情報もある。共同通信が19日、報じた。

 南●列島は、自衛隊や米軍の基地がある沖縄本島よりも約100キロも尖閣に近い。

 8月に入り、尖閣周辺海域には、中国公船や漁船が大量に押し寄せ、一部が領海に侵入している。漁船には100人以上の海上民兵が乗り込んでいるとの報道もある。日本政府が再三抗議しても、やめる様子はない。

 26日も、機関砲を搭載した中国海警局の公船3隻が接続水域を航行した。尖閣周辺で中国船が確認されるのは24日連続。尖閣強奪を狙っている可能性が高い。

 日本政府は今こそ「自国の領土を守る」という断固たる姿勢を示し、効果的な対策を講じる必要がある。違法行為を行った中国漁船の臨検・拿捕(だほ)に加え、尖閣への公務員常駐は即効性のある対策の1つだ。

 実は、自民党は2013年に公表した総合政策集「J-ファイル2013」で、尖閣への公務員常駐を明記している。

 「尖閣諸島の実効支配強化と安定的な維持管理」との項目で、「わが国の領土でありながら無人島政策を続ける尖閣諸島について政策を見直し、実効支配を強化します」「島を守るための公務員の常駐や周辺漁業環境の整備や支援策を検討し、島及び海域の安定的な維持管理に努めます」と記載しているのだ。

 自衛隊を常駐させれば、緊張状態を高める可能性がある。取り急ぎ、違法操業や不法入国取り締まり目的の「警察権の行使」として、尖閣諸島に警察や海上保安庁の「監視所」を設置すべきではないのか。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「政府は早急に警察官や海上保安官をはじめとする公務員を常駐させるべきだ。中国が尖閣に漁民に偽装した海上民兵を上陸させ、『救援・救出』の名目で南●列島からヘリコプターを飛ばし、一気に人員や物資を運び込む危険性もある。時間の問題ではないか。300キロはヘリで1時間の距離だ。世界から『日本は自信がないから尖閣無人政策を取っている』とみられる」と警告を発した。