パルデンの会

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フィリピンで反米暴動、華僑の末裔が「基地撤去」で騒ぎ出した

沖縄の基地問題と同じルートであるのかも
支那の次に 東京に現れる 彼は 東京に、アジアに 何を残す??



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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成28年(2016)10月20日(木曜日)弐
        通算第5068号
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 オバマの「アジアピボットは沈没した」が、比の「中国ピボット」はどうなる   フィリピンで反米暴動、華僑の末裔が「基地撤去」で騒ぎ出した。


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 2016年10月19日、マニアの米国大使館前で、学生らが「
反米」「ミンダナオにある米軍基地撤去」「米軍の駐留に合法性はない」と訴えて、過激なデモ行進を始めた。
 親米国家だとばかり考えられてきたフィリピンに反米運動?

 警官隊が導入され、40名近い学生等が逮捕された。
殆どが華僑の末裔、チャイナタウンと裏で繋がっているようだ。
 マニラのチャイナタウンは世界最古のも移住タウンである。
華字紙だけでも四紙が発行されている。

 まさにドウテルテ比大統領が北京を訪問し、
財界200名余を引き連れ、「中比関係は改善。スカボロー岩礁近辺の漁業について中国と共同作業ができるかを探る」とした。
 国際裁判での裁定は中国の言い分を全否定しているのに、
この裁定を北京は「紙くず」としたが、ドウテルトは華人であるがゆえにか、「棚上げ」とし、まっさきに経済関係を優先するとした。

 このタイミングで華僑系のフィリピン学生が『反米抗議デモ』
というのは、裏がありそうである。

 ドウテルテは、オバマを「売春婦の子」と誹謗し、さらには「
麻薬犯罪でフィリピンが取り締まりを強化し、犯人等を射殺しても良いとしたが、米国が人権問題だと非難した。フィリピンで40万人を殺戮した米国にそんなことを言われる筋合いはない」と傲然と米国に楯突き、米比関係は急速冷凍。

 オバマの「アジアピボット」は沈没したが、フィリピンは「
中国ピボット」は鮮明に動き出した。
 米国はスカボロー礁近辺の「自由航行作戦」
をたまに展開しているが、フィリピンが不快とするならば、続けること自体が茶番になる可能性もでてきた。
 国際秩序、ここでも乱れだした。

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