チベット人の村人が鉱山プロジェクトがニュースに漏れたため拘束された
2018-04-27 RFAより転載
チベットのナチュチ県におけるドリル県の位置を示す地図。
RFA
チベットの報道によると、神聖な山の近くの中国の採掘に反対する30人以上のチベット人村人たちは、先月プロジェクトのニュースが外国メディア漏れた後、警察による尋問のために拘束された。
チベット自治区のナチュチ県のドリル県にあるセブトラ・デザゲンと呼ばれる山は、巡礼地であり、多くの希少野生動物が生息しているという現地筋の発言が、RFAのチベット・サービスに伝えられている。
2月末の中国当局者は地元の村人たちに鉱業の進展を認めるように指示し、カルマという村長が署名を拒否して拘束され、3月5日に中国人労働者が赤旗を立てて、鉱山のためのキャンプを建設するために区域を設定はじめた。
チベットの首都ラサからDriruの連絡先を挙げて今週、RFAに伝えられたことは、Driru警察は鉱山の反対運動が3月国外に伝えられたことで捜査を開始したと発表した。
「聖山Sebtra Dzagen山の鉱山プロジェクトが外国メディアによって報道され、中国の警察は、情報を漏らした疑いで地元のチベット人を拘束し始めた」とRFAの関係者は匿名で語った。
情報筋によると、逮捕者は連行後暴行され逮捕されたが、逮捕担当者は、特に地元のチベット人にインドに住むチベット人との関わりに集中させていたと付け加えた。
「現在、携帯電話や他の種類のコミュニケーションを厳格に厳しく制限し、外界への情報の流れを阻止する事をSebtraDzagen地区の村に課せている。
以前は鉱山の承認を拒否していた村長であるカルマの所在もまだ分かっていない、と彼は言った。
チベットは中国の経済成長に必要な鉱物の重要な供給源となっており、チベット地域の中国鉱業は、家畜や人間の水源汚染や聖地破壊など広範な環境被害をもたらしている、と専門家は言う。