パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

支那に恫喝された 国会議員のあがきに注視!


自民党の 二階氏の 言動、行動に注視を!
支那に恫喝された 国会議員のあがきに注視!
誰も 支那人の 流入を喜んではいない。

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019)4月25日(木曜日)弐
        通巻第6054号 
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  シルクロード国際フォーラム、25日から北京で   37ヶ国から元首が参加するが、熱狂はとうに醒めている

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 中国は国際世論にもなっている「借金の罠」をいかに説明、釈明するのか。すでにスリランカモルディブパキスタン、マレーシアの悪例が国際金融界にも知れ渡っている。

 日本からは二階自民党幹事長が出席しているが、アメリカはUSTRの幹部を覇権するのみ、スペインはBRI(Belt Road Initiative)に批判的だが、すでにバレンシア港の運営中国企業にまかせている関係もあって、中国・義鳥からロンドンまで伸びている鉄道を分岐しマドリッドまで、そのシルクロード道版を受け入れている。
イタリアはBRI覚え書きに調印し、首相が北京へ飛ぶ。

 米国は中国の唱えるBRIを冷淡にみていることに変わりなく、次の展開をいかにするか、北京の国際フォーラムの議論と動きを見すえながら、次の戦略の練り直しを図ることになるだろう。

 もとより米国はBRIに対して、2017年まで極めて曖昧な態度を取ってきた。オバマ前政権は「ピボット」(基軸の転換)を抽象的に標榜したものの、一方でTPPを推進し、中国のハッカーやスパイ行為を黙認し、決定的に敵対する姿勢ではなかった。
 トランプ政権も発足当初はTPP離脱こそ言ったが、中国に前向きの姿勢だった。中国も不動産取引のベテランていどなら御しやすいと踏んだ。

 2017年5月に開催された準備会にはマシュー・ポッテンガーが米国代表として出席し、「シルクロード構想を成功させよう」と協力的だった。ポッテンガーはちなみに対中強硬派。もと海兵隊からウォールストリート記者を経て、トランプ政権に加わった。

 同年十月、米国は態度を一変させた。
マティス国防長官は「海路も陸路も過去に幾多のプロジェクトがあり、またいくつものルートがある。要所要所を結ぶ道路も拠点も建設されてきたが、なぜ中国はこれをONEとして、全体を主導しようとするのか」と「ONE BELT ONE ROAD」に初めてクレームをつけたのだ。

 慌てた中国はそれまで呼称してきた「OBOR」(ONE BELT ONE ROAD)をBRI(BELT ROAD INITIATIVE)に変更するという一幕があった。

 その二週間後に、こんどは対中融和派と見られていたティラーソン国務長官が「借金の罠」に言及し、「当該諸国ははたして民主主義を進展させたのか、中国の植民地化しているのではないのか」とさらに 批判のオクターブをあげた。

 そしてポンペオが国務長官として指名されると、BRIに対抗するためのインド太平洋構想に1億1300万ドルを投じるとして、日本、オーストラリアなどからの参道を得た。
 かくして中国のシルクロード國際フォーラム、各国がそれぞれの思惑を秘めて注視している。

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