パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

九州国立博物館特別展『聖地チベットポタラ宮と天空の至宝』-3 近況

現在行われている展示会に関しては 絶賛の報道、ブログが多く発信されてますが、そもそもこの時期にこのような展示会をやることはチベットの悲しみに逆らうものと理解し、行こうと思っている人、行っている人、行った人、いけない人、にそれなり 個人のタスクを考えてもらおうと追加-3ブログを書きました。

過去2-ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshi2_99/15055743.html

それに 下記のようなメールが来て、状況はわかってきました。
はじめまして。私は先日このチベット展へ行ってきました。
展示物等を見た後は、心の中がどっしりと、重く暗い気分になりました。チベットの文化や宗教に触れることができたのは良かったのですが、半分中国がらみで、これは中国の宣伝なのか?と思いました。
もちろんダライ・ラマ14世のことや現在のチベットの情勢などは触れてもいませんし、チベットの地図も、あくまでも中国の地図が使われていて、非常に不愉快になりました
MIXYでも九州国立博物館 特別展「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」のトビがたち、
議論がはじまりました。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=42268737&comment_count=16&comm_id=7228
(入られない場合は 当方で 招待状をお出しします。メールでください
http://www.kyuhaku.com/pr/exhibition/images/s_15/p02-2.jpg
国立博物館HPより引用

①驚いたことに 中国共産党の後押しに、福岡県仏も参加しており、このためこの組織でもバタバタがあったようです。当事者の方は昨年の「法王の九州講演」に御尽力されたかたで、安易に福岡県仏が西日本新聞社の誘いに乗った気がします。   ここで気にしたいのはあの九州講演で法王様の話で、肉屋のおかれた社会的地位に固執されたお坊様が質問され、講演がすごく興ざめたことがあった。本当は英語ではそんなことを言っていないのだが邦訳でそういう風になっていただけだったのに。
また 日本ではやっている「俺 俺 サギ」から考えると、 今回の趣旨と先回の招聘が同じ流れで 「日本人」に見えているように思われる。新聞社がもし「あの チベットの至宝展」をやっていますと言っていたならば、 「あの」 = 「昨年の法王様の来日、  一昨年から起きているチベットの人権侵害・・・・・・・・・・・・」などを自分で定義ずけしてしまうのが日本人なんですね。 だからお墨付きは あげてはだめなんですね。 
日本人は中身より 外見で判断します。
MIXYの書き込み)
この企画と福岡県仏の関係については、遺憾に思っています。
”呉越同舟”と言われても仕方ないでしょう。
この1月この話が西日本新聞社の関係者から県仏役員会に持ち込まれた日に、無批判的に当企画に賛同する上級役員の対応と別の件のことも含めて役員と対立して、事務局を辞めました。
関係者として協賛を食い止められなかったことを悔やんでいます。
ダライ・ラマ法王猊下チベットの人たちの裏切り行為にもなりかねないと思います。
県仏と言えども何処ぞの党派と同じで、中国との関係を大事にしたいと思う人、社会的意識に欠落する人、情熱を持って社会問題と取り組んでいる人など様々で、その歪みが出たと言ってもいいでしょう。
”現在の日本の仏教界の縮図”と言っても過言ではないと思います。
また、”砂曼荼羅法要”の話しもありました。残念ながら実現しなかった様です。
ただ、どんな内容で開催されているのかを確かめる意味で特別展「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」は検証しに行かねば・・と思っています。
日本人、中国人の中に流れる 拝金を どう考えるか???


②展示のいいところ、展示に関して抗議の取り組みを考えるなかで、 展示会のサイドメニューにかんして、椎名誠氏の講演会があって、 彼のチベット取り組みが、経済主義なのか?独立を目指した人権主義者なのか?当方では 懐疑的なまなざしを送るべきであろうと記述してましたが、 やはり 人権主義者の一人であり、講演会ではみんなが期待しているような、中国共産党に対しての 日本人の(世界人の)気持ちを代弁して講演してくれたようです。
(椎名さん、渡辺さん一家に謝りをお伝えするともに、今までの活動、これからの活動のすばらしさをより一層伝えるために支援させていただきたいと思います)
 (MIXYの書き込み)
中国は何をどうプロパガンダするつもりなのか掴めませんが、
少なくともこの展示を見て、中国の統治ってすばらしいって思う人はいないと思います。
日本側主催者もそれなりに密かに気を使っているように感じました。
展示の締めはさり気なくダライラマ一世坐像でしたし。

椎名誠さんの後援は思いっきり、侵略批判、同化政策批判でしたので、これを期にチベット問題に関心をもつ人も多いのではないかと思います。 
講演の冒頭、このチベット展の講演に自分は相応しくない。もっと相応しい専門の先生方がいるはず・・だけど人集まらないか?でも、ここに展示してあるポタラの至宝、元は誰のもので、どうゆう経路でここに来たのかも考えてもらいたい。と、思いっきり中国批判を匂わせて始まった。
おっかあ(奥さん)の渡辺一枝さんに引かれて行ったのが、カイラス巡礼だという。40日以上も女房とチベットを旅したというと、友人は皆「お前は偉い男だ」と褒めてくれたらしい。しんどかったらいい。何せ、一枝さんは通常2泊3日以上のカイラス一周を1日でコルラするほどの猛者である。チベットに関しては一枝さんの方が一枚も二枚も上手である。
一枝さんは現在チベットで野生のヤクの写真を撮りにいっているとのこと。
中ほどは、中国の強烈糞尿譚など面白いながら脈絡のない話が続いた。この脈絡の無さは、なんとなく椎名さんの力が入っていないように思えて、深読みすれば意図的な臭いを感じたのだ。
後半、突然、中国のチベット侵略の悪行、同化政策批となった。時間通りという感じ。
その時、椎名さんがチラリと舞台の袖を見たので、ひょっとしたら主催者が慌ててNGのサインか何かが出たのかも知れない。

しかし、それからますます中国批判は激しさを増して、気炎万丈となって終わったのだ。
質問で「チベットは中国に侵略されたが、日本の場合大丈夫か?」というのがあった。
答えは「SF『ひとつ目の女』を読んで下さい」であった。
中国(らしき国)に侵略されて同化政策を受ける日本の近未来のSFだそうだ。怖い話だ。
椎名さんは中国帝国のパソコンに見事に「チベット人権, ウイルス」に流し込み成功ですね。
ひとつ目女   椎名 誠     ヒトツメオンナ 文芸春秋社 ¥1400
http://www.bunshun.co.jp/book_db/3/26/95/9784163269504.shtml


もちろん 平成21年4月11日(土)~6月14日(日) は まだ終わってません。 
あと1月以上の会期が残っております。
九州の方は 
チベットTシャツの着用 ②チベット国旗の持参 ③チベットについて聞かれるような振る舞い ④チベットウイグル、モンゴルチラシ配布 ⑤展示に関して問題あれば ー西日本新聞社ー博物館に電話、FAX,投書、-備え付けの意見箱に書き込み
など ご尽力お願いします。
9月から上野の森で行われるでは「パルデンノ会」として、がんばって「チベット人権 ウイルス」を流し込む事を予定しています。