パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

アンチ中国 始動しました 「聖地チベット -ポタラ宮と天空の至宝-」展-1

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九州で開催された展示会ではこれといった大きな動きはなかったが(中国好きの九州人らしく)、日本の中心の東京では 用意して 対応しましょう

下の ボケボケ トビが MIXにでております

「聖地チベット -ポタラ宮と天空の至宝-」展

このたび、世界的に大きな注目を浴びているものの、まだわが国ではあまりなじみのないチベット文化を総合的に紹介する「聖地チベット -ポタラ宮と天空の至宝-」展を開催致します。わが国初公開となるチベット自治区および河北省承徳にある世界文化遺産に登録された宮殿、寺院や博物館などから名品多数が皆様をお迎えします。
平均標高4,000mを越え、ヒマラヤ、クンルン、カラコルムなどの山脈に囲まれたチベット高原は、世界で最も高いところにある広大な地域(東西 2,000km、南北1,200km、約250万平方km、日本の約6倍)です。その厳しい自然条件にもかかわらず、古くからチベット族は農業(ハダカ大麦など)と牧畜(ヤク、羊や馬など)に従事しながら、ツァンパ(麦焦がし)、ヤクの肉とチベット茶(バター入り茶)を常食する生活を送ってきました。こうした生活習慣や言語を共有し、チベット仏教や土着のボン教を信仰するチベット族が暮らすチベット文化圏は、現在のチベット自治区だけでなく、青海省四川省雲南省などにも広がっています。また8世紀後半には、唐・ウイグル・アラブという強大な帝国に匹敵するほどの国力を示したこともありました。
9世紀初め、最澄空海によって中国から漢訳経典や図像とともにわが国に伝えられた密教(インド中期密教にもとづく天台宗真言宗など)とは異なり、10~11世紀頃再び仏教を受け入れたチベットにはインド後期密教からの強い影響が顕著です。その結果、多くの学僧たちが密教の体系化をはかり、個々人の理解の程度に応じて悟りの境地へ向けた修行が行われるようになりました。そして必要不可欠な存在となった仏像や仏画において、チベットの仏達は独特の姿をした尊格として立ち現れます。わが国の仏教図像との違いをぜひご自身の目でお確かめください。
公式ホームページはこちら
http://www.seichi-tibet.jp/
開催概要
会  期: 2009年9月19日(土)~2010年1月11日(月・祝) <会期中無休>
時  間: 10:00~18:00
※入館は閉館の30分前までです。
料  金: 一般/1,400円 大学・専門・高校/1,200円 中学生以下/800円
※前売り券および20名以上の団体は200円引きとなります。
※障害者と介護者1人まで無料です。(手帳をご提示ください。)
会  場: 上野の森美術館
<交通案内>
・JR上野駅 公園口より徒歩3分
東京メトロ上野駅 徒歩5分
京成電鉄 上野駅 徒歩5分
※駐車場はございませんので、お車の場合は上野公園周辺の駐車場をご利用ください。
主  催: 財団法人日本美術協会上野の森美術館朝日新聞社、TBS、大広、中華文物交流協会、中国チベット文化保護発展協会
http://www.ueno-mori.org/special/2009_tibet/index.html
募集期限
2009年09月18日
Students for a Free TIBET Japan でも声明が出ました。
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「聖地チベット」展開催に抗議します
今年9月19日から2010年1月11日までの長期にわたって、東京・上野の森美術館で「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝展」の開催が予定されています。この展覧会は中国国家文物局、中国大使館の後援によるもので、既に福岡、札幌でも開催されています。
この展覧会は、中国政府がチベットの守護者であることを誇示するために開催するもので、中国政府のPR戦略の一環と見られます。ラサのポタラ宮やノルブリンカから中国政府によって「盗み出された」仏像や仏画の展示が中心であり、チベット人にとって、これはとても耐え難いことです。一方、ダライ・ラマ14世が即位した1940年以降、チベット人に襲いかかった歴史的事実にはまったく言及されておらず、チベット問題の解決を阻害するものと言わざるを得ません。
SFT Japanはこの展覧会の開催に抗議し、7月13日、上野の森美術館館長、水野政一氏に展示内容の見直しを求める要請状を送付しました。

上野の森美術館館長
水野 政一 様
このたびは9月に予定されている「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」展開催について、私たちの意見を申し上げたく、本状をお送りしました。
いまなお続くチベット文化破壊の当事者である中国政府の後援を受けた本展覧会の開催によって、貴美術館と他後援企業、団体の品位が汚されることを私たちは懸念しています。展覧会開催は同時にチベットの人々の人権と自決権を脅かすことにもつながります。この企画内容のままでの展覧会の開催とそれに対する協力は、チベット問題の解決に向けてとても受け入れがたく、看過することができないものです。もしこのまま実施されれば、貴美術館が人権侵害や文化の破壊といった問題を無視していることを露呈し、単なる中国政府の政治的宣伝に協力しているものと見なされかねません。
以上の懸念から、私たちは下記のとおり意見を申し上げたく存じます。

* 本展での展示物が、何世紀ものあいだダライ・ラマ法王の居城であったポタラ宮から持ち去られたものである旨の説明を入れてください
* 中国の占領により、1959年にダライ・ラマ14世ポタラ宮を去らねばならなくなったことを配慮した展示内容にすることを求めます
* 展示内容は、20世紀のチベットでの紛争の歴史についても説明を加え、1959年に中国軍が東チベットに侵攻して以来のチベット人の苦難についても配慮するべきです

もちろん、中国政府が後援するチベットに関する展覧会を実施しないことが最良の選択であることは言うまでもありません。
今日においてもチベット民族は人権の尊重を求めて平和的な抗議を行ってきております。中国政府の人権侵害に対して世界的な抗議の声が上がっているのにも関わらず、いまなお大勢のチベット人が拘束され、拷問を受け、公平な裁判によらず死刑判決を受けています。
いつかチベット人が自分たちの手に自由を取り戻したとき、チベットの人々は初めて「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」で展示されたような貴重な品々を観ることができるのです。それまでは中国政府とのいかなる協力関係も、北京のプロパガンダを利するだけになるでしょうし、有害無益であると言わざるを得ません。
どうか事情ご拝察の上、展示内容について再検討いただきますよう、またご返信を賜りますようお願いします。また今後益々のご発展をお祈りする次第です。

Students for a Free TIBET Japan
代表 ツェリン・ドルジェ
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