パルデンの会

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志半ば、兇弾に仆れても、その精神は受け継がれる    神武肇国の大和へ不屈の志と魂は還った

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宮崎正弘の国際情勢解題」 
      令和四年(2022)7月 9日(土曜日)
          通巻第7399号 <臨時増刊号>
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 志半ば、兇弾に仆れても、その精神は受け継がれる
   神武肇国の大和へ不屈の志と魂は還った
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 熊襲と出雲を退治して凱旋したヤマトタケル景行天皇は続いて東征を命じた。ヤマトタケル草薙剣駿河国造の襲撃を切り抜け、常陸国の新治まで行軍した帰路、甲斐の酒折で歌を詠んだ。
尾張でおごりが出て草薙剣をおき、伊吹の賊を退治にゆくが油断して重傷を負い、伊勢の能褒野でみまかった。ヤマトタケルは白鳥となって古市をめざした。絶命の前に遺したとされる歌は
 「大和はくにのまほろば たたなづく 青垣やまごもれる 大和しうるわし」

 現代日本の強き指導者は奈良の北辺で撃たれ、樫原に没した。ここは神武肇国の土地であり、英雄の陵(みささぎ)が造成されている。わがくにの肇国の魂が呼んだのだ。

 昭和四十五年十一月二十五日、夜半に関西は雨に見舞われた。保田譽重郎は、文豪の諫死を憂い、その夜雨を「神々の涙」と比喩した

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 安倍晋三元首相の急死に世界から弔慰が寄せられたが、筆者が深い心の交流を感じたのは四人いる。
米国のトランプ前大統領、ロシアのプーチン大統領、そしてトルコエルドアン大統領とインドのモディ首相からのものだ。
弔文を改めてここに記す必要はないだろう。この四名は国益を追求して戦ったナショナリスト同士であり、政治の原点を見つめる共通の認識があり、政治的な立場こそ異なっても魂の反応があった。合掌。
    □☆□☆み□☆☆□や☆□☆□ざ☆□☆□き☆□☆□
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