「中国の宗教」へ変革 チベット仏教「中国化」巡り 協会副会長が言及
2023年7月27日 09時24分中外日報
中国仏教協会副会長のパンチェン・ラマ・エルデニ・チョジ・ジェブ氏は11日、同仏教会チベット支部の年次総会に出席し、「チベット仏教の中国化」について言及。同支部会長として「中国にある宗教」から「中国の宗教」へと根本的に変革し、「社会主義社会に適応する宗教となる」ことを課題として示した。
チベット自治区統一戦線工作部長のカルマ・ツェデン氏も会議に出席。「ダライ・ラマ14世とダライ・ラマ一派に対する党中央の闘争方針は揺るぎない」と強調しつつ、チベットの僧侶が「ダライ・ラマ一派」とはっきり一線を画し、「今後の鍵となる闘い」に向けて模範を示すことの重要性を論じた。