待望の「仮設住宅」完成 輪島市に県内初 4000件超の申し込み 市が選定行い、2月初旬めどに入居へ
能登半島地震からあす2月1日で1カ月。被災者が待ち望む仮設住宅が地震後初めて、石川県輪島市にきょう(1月31日)完成しました。 (記者リポート) 「地震の爪痕が今も残る石川県輪島市できょう仮設住宅が初めて完成しました」 着工から3週間で輪島市の「キリコ会館多目的広場」にきょう完成したのは2人から3人用の2DKと4人から8人用の4LDKの仮設住宅合わせて18戸です。 地震後に仮設住宅が完成するのは県内初です。 冷暖房は完備されていて、厳しい寒さにも耐えられるよう、窓が3重ガラスになっているほか、トイレとユニットバスは室内に設置されています。 最大2年間住むことができ、家賃は無料となっています。 現在は建物の最終チェックが行われていて、きょう市に受け渡されます。 輪島市ではすでに4000件を超える申し込みがあり、市の方で入居者の選定を行い、2月初旬めどに入居できる予定です。