チベットの人々から奪った歴史的遺産や財宝を侵略者の支那が見せびらかす恥知らずなイベントが、今日からは大阪市の歴史博物館で始まる。 ＜特別展「聖地チベット ―ポタラ宮と天空の至宝―」を開催します＞ http://www.mus-his.city.osaka.jp/ 主催者はともかく学芸員という方々は正直なのだろう。展示会を解説する文章が語るに落ちている。 ＜7世紀には吐蕃王国が成立し、その最盛期（8～9世紀）には西域にまで領土を広げ、唐の都・長安に攻め込むほどの勢力を誇りました。その後チベットは、インドで発展した後期密教を取り入れながら、中国を通じて日本に伝わった密教とは大きく異なった密教を発展させました。そして元・明・清の歴代中国王朝とも密接な関係を持ちながら、豊かで独自な文化を育んできました。＞ 明らかにチベットが独自の文化を持った独立国として支那とは関係を持ちつつも、違った道を歩んできたと書いているではないか。まっとうな歴史認識である。それが盗品を展示することの問題意識とつながらないところが、学者馬鹿なのかなあ。 一連の盗品展示に抗議し続ける人々についてはかねてから紹介してきた。新しいニュースもチェックしておいて下さいね。 http://www.seichi-tibet.com/ そしてこれも以前に一度告知したが、今日、大阪での盗品展示会に対して抗議行動が行われる。 ＜1月23日(土) チベットの真実を訴えるピースウォーク in 大阪＞ http://seichi-tibet.com/news/2009/12/osaka_peacewalk/ 幸い冬晴れの素敵な一日になった。関西のみなさん。入場料をとられるのは癪だが、このさい盗人どもの所業を後学のために観たあと、ゆっくりと大坂城公園近辺を一緒に歩いてみてはいかがですか。本当に私も参加したかったのだが、まさに結婚披露宴がドンピシャリこの時刻なのである。ずっと先に決まっていたので不義理するわけにもいかず、申し訳ない。近くの披露宴会場から、気持ちは一緒に歩きます。 14時に大坂城公園南西角付近に集合とのこと。参加された方のレポートをお待ちしています。
