パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

「ふくしま応援ショップ」が、施設側の要請で出店を 取りやめた。


本当に日本人はいつから情報音痴になったのであろうか?
原発事故発生時から 間違った情報に満足し、本当の情報を引き出すもの
に対して、罵声を浴びせ、
現状の認識を訴えている 大学の先生の言わんとしている事も十分に
聞こうとしていないし、どうも理解できていないようでもある。
お盆のときの京都の送り火のたいまつの放射能騒ぎ、そしてその後の各地での 同種のたいまつ騒ぎ、
今回は 福島県の物産販売に対する、無理解のきわみである。
本当に 福岡の人たちは何であろうか?
福岡は 特殊差別が存在し、いまも生活保護や、暴力団がらみの問題がよく起こる 地域である。
すなわち この地域には 十分に物事を理解する 土壌というものが無いのかもしれない。


障害を起こした人物を特定し 背後関係を探る必要がある
中国や 半島の関係者であったらどうするのだ???


勝谷氏の有料ブログより転載
<福島支援ショップ、開店中止/福岡、反対の声受け>
http://www.asahi.com/national/update/0908/SEB201109080024.html
東京電力福島第一原発事故で苦しむ福島の農家支援のため、福岡市内で17日に開店
予定だった産地直送品の販売店「ふくしま応援ショップ」が、施設側の要請で出店を
取りやめた。「福島からのトラックは放射能をばらまく」などと書かれたメールや出店
に反対する電話が相次いだためという。運営側は8日、福岡市役所で記者会見し、
「これが風評被害というものか」と悔しさを語った。
店を運営する市民グループ「ふくしまショッププロジェクト」によると、メールは
出店を予定していた農産物直売所「九州のムラ市場」が入る商業施設「マリノアシティ
福岡」(福岡市西区)と、プロジェクトに参加している食品宅配組織「九州産直クラ
ブ」に届いた。「九州に福島の物を持ち込むな」「地域の汚染が広がる」などの内容で
、出店発表後に計15通が届いたという。7日にムラ市場から「今回は出店を見送って
欲しい」と連絡があり、出店を取りやめたという。>
まずこの記事自体のぬるさが私には許しがたい。何を天然自然現象のように書いてい
るのか。こういう時こそ朝日新聞お得意の「識者」からコメントをとるべきだろう。
大好きな人権侵害事案そものではないか。

商品を置くはずだった「九州のムラ市場」なる業者も根性がない。
<ムラ市場の担当者は「独立店舗ならまだしも、他店舗もあるので変なことになると
困ると判断した。>
<変なこと>って何だ。それこそ「風評被害」ではないか。そういうところだけ因循
姑息な「ムラ」根性か(嘲)。
偉そうに標榜している「約束」とやらはどうした。それともこれらは九州だけに適用される「ムラ」社会か。
http://www.muraichiba.com/beginner.php
<良質の食材をひたむきに生産している多くの仲間たちとともに歩んでいきます。>
福島の農家は良質の食材をひたむきに生産していないのか。
<市場を通じ、マチとムラの交流を積極的に図り、豊かで元気な九州の食文化・生活
文化を創造します。>
あんた方ではなくプロジェクトのメンバーがわざわざ福島までいって絆をつないでくれたのだ。これほど<交流を積極的に図>る素晴らしい機会はないではないか。
恥を知れと言いたい。
ちなみに私はこれは福島の方々の人権救済の対象になると考える。こういう時に
動けなくて何が人権擁護の役所だ。
更に言えば福岡県警はただちに捜査を開始すべきである。ヒントは朝日の記事の
写真にある。
何をビビっているのか届いているメールを半分隠すように写しているが(全文活字
で掲載しろよ!)下の方を見ていただきたい。アンダーラインが引かれているところ
に<商品すべて不買します。>とある。
その前が読めないが文脈からいって「ムラ市場」かあるいはそれが入っている
マリノアシティ福岡」の他店舗のことを言っているのではないか。
とすればこれは立派な恐喝である。何しろ昨今では極道がゴルフ場で暴力団員で
あることを隠したというだけで警察は逮捕するのである(悪いと言っているんじゃ
ないよ。熱心なことだ・笑)。だったらこれだけ明白な人権侵害かつ脅迫行為を無視
するならそれは職務の放棄だ。
馬鹿な消費者が風評被害を信じて買わないのは本人の自由なので仕方がない。
こういう馬鹿はたいがい健康食品などには大金をつぎこみ、詐欺宗教から壷なんぞを
売りつけられるクチだがそういう人生を送っていればよろしい。
そのことと「人に買わせないようにする」ということは全く違う。大マスコミは
これを峻別してきちんと書き、批判しなくてはいけない。
「ふくしまショッププロジェクト」はここで引き下がることなく法的な措置まで
視野に入れて断固戦うべきではないか。契約について「ムラ市場」側は
<ショップ側とは話し合って出店を取りやめた。出店契約は成立していない」と
している。>
と言うが、
<一方、プロジェクトは会見で契約書を示し、「契約はしていた」と話した。>
明らかに食い違っている。しかもプロジェクト側は契約書を持っている。負ける
ケンカではない。福島の人々のためにも是非妥協しないでいただきたいと申し上げて
おく。

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