パルデンの会

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中国の鉄道、ヒマラヤ越え延伸 ネパールと調査に合意

ネパールが金でほっぺたを叩かれて、中国の言いなりである。
でも果たして ネパールが欲しがるに十分な金があるのか?
ルンビニまで伸ばすと言うが、片方では 『 仏教を含めて宗教は毒だ 』として宗教弾圧をする連中に お釈迦様の聖地を弄らせても良いのか?  中国人の中に仏教以前の「人間の心」は消されているようだし、収奪列車はどんどん延長される。



中国の鉄道、ヒマラヤ越え延伸 ネパールと調査に合意

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 29日付のネパール紙レパブリカによると、中国チベット自治区を走る青蔵鉄道ヒマラヤ山脈を越えてネパールまで延ばすため、両国政府が調査を始めることで合意した。28日まで訪中していたネパールのシュレスタ外相が明らかにした。

 シュレスタ氏は、年内に予定される中国・温家宝(ウェン・チアパオ)首相のネパール訪問の準備のため、23日から北京などを訪れ、温首相らと会談していた。

 中国青海省西寧とチベット自治区ラサを結ぶ青蔵鉄道は2006年に全線開通した。今回の調査はまず、ネパールの首都カトマンズまでの区間で実施するが、中国側はさらにインド国境に近いブッダの生誕地ルンビニまで鉄道を延ばす意向を示しているという。ルンビニでは、中国系の団体が総額30億ドル(約2340億円)を投資して大規模観光開発する計画を提唱しており、中国政府としても後押しする姿勢を鮮明にしたことになる。


勝谷誠彦有料ブログより
 いやあ、支那らしいいい話である。子供に「支那ってどういう国?」と聞かれたら、この記事と写真を見せてあげましょう。
 <「大根あげます」に1万人殺到/イモや野菜も略奪/中国>
 http://www.asahi.com/international/update/1201/TKY201112010659.html
 <大根を300トン、無料で差し上げます――。中国河南省鄭州の農民がこんな呼びかけをしたところ、1万人以上が殺到し、畑が荒らされる事態に。ホウレン草やサツマイモなども、無断で持ち去られてしまった。
 農民の韓紅剛さん(37)の約4ヘクタールの畑に、今年約300トンの大根が育った。ところが生産過剰による価格暴落で、出荷しても採算が取れないと判明。腐らせるよりはましと、地元メディアに「無料で市民に食べてもらいたい」と連絡した。
 これが報じられた11月25日から、韓さん宅の電話が鳴り響き、人々が畑に殺到。大根は翌日昼には無くなった。すると今度は「だまされた」「ガソリン代を損した」などと詰め寄られる事態に。数日の間に約1万人が押し寄せ、近くの畑からホウレン草、サツマイモ、唐辛子などを勝手に掘り起こして持ち帰った。>
 そうそう。子供にこの記事を見せる時には、東日本大震災の時に一個のオニギリに黙々と行列し、涙を浮かべて配給する人を拝むお年寄りの写真などを同時に並べてあげて下さい。どんなにいい国に自分が生まれたかがよくわかることでしょう。
いや、笑っている場合ではないのである。これがかの国の国民性というものなのだ。
 尖閣諸島の防衛をきちんとしなくてはいけないというのはこういうことだ。尖閣諸島は韓紅剛さんの「大根」だ。簡単に占拠できるということは支那人にとってみれは「無料で差し上げます」なのだ。そして<近くの畑からホウレン草、サツマイモ、唐辛子など>というのは、沖縄やひいては奄美諸島、さらには九州などにも手を伸ばして来るということを示していると知らねばならない。

 先日、ブータンの国土が支那によって蚕食されていると書いた。支那の膨張そして南下政策は海だけではないのだ。これは、実に危うい記事である。朝日新聞だからなのか、観光開発の話になってしまっているが、実は安全保障の問題であり、日本国としても看過できないという視点が欲しい。
 <中国の鉄道、ヒマラヤ越え延伸/ネパールと調査に合意>
 http://www.asahi.com/international/update/1130/TKY201111290782.html
 <29日付のネパール紙レパブリカによると、中国チベット自治区を走る青蔵鉄道ヒマラヤ山脈を越えてネパールまで延ばすため、両国政府が調査を始めることで合意した。28日まで訪中していたネパールのシュレスタ外相が明らかにした。>
 これは完全に「満州鉄道」である。ネパールはやがて支那にとっての「満州国」となり、やがて連邦のような形で組み入れられるのではないか。これまでどちらかと言えば宗主国であったインドは気が気ではないだろう。文化的に言ってもネパールはインドに近く、漢族とは何の縁もない。更には支那の弾圧から逃れてきたチベット人たちも大勢住んでいる。心配だ。
 チベットからネパールに抜けるコースはそう多くない。おそらくは鉄道はかつて私が潜入したチベットからこっそり出てきたのと同じ経路をたどるのではないか。であれば途中でエベレストのベースキャンプ近くを通る。支那のことだ。あのあたりを開発して、ツェルマットのような一大観光地を作りかねない。あの美しい風景、素朴な人々を大根畑に殺到するような連中が蹂躙するのかと思うと、涙が出てくる。
 すべてはネパールで王政が倒れたところから始まった。国家の心柱としてのそうした存在がいかに大切であるか。皇室を戴く私たちは肝に銘じたい。

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