パルデンの会

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「国会事故調」の黒川清委員長の国会招致を反対しているのは「自民党」だけ!もち民主党も同調


世の中の不思議をHardThinkしますより転載
http://blog.livedoor.jp/hardthink/archives/51950987.html

さすが自民党!「国会事故調」の黒川清委員長の国会招致を反対しているのは「自民党」だけ!

今回は、私が現時点で最も期待しているみんなの党江田憲司幹事長の直近の記者会見を紹介しておきたいと思います。

<12.07.17 江田憲司幹事長 記者会見>

※ 特に大事な10:10以降をご覧下さい。
みんなの党の記者会見は新聞・テレビ
得られない一次情報が得られます。 

この記者会見の中で語られている事実は、なんと自民党だけが「国会事故調」の黒川清委員長の国会招致を反対しているという事実です。

他の政党は全て賛成しているとのことですので、政権与党すらも賛成しているというのですから、自民党原発推進における意固地とも言える対応が示されているのだと言えます。

以前にも紹介した通り、自民党原子力政策については今後10年間議論すらしない」という問題先送りを決めた政党でもあります。


国会事故調による提言を待たず、その前に法案が成立してしまった原子力規制委員会設置法」は、自民党原発推進議員や、環境省経産省文科省シロアリ官僚の暗躍によって、事実上、骨抜きされてしまいました。


そもそも独立した3条委員会を設置する原案を作ったのは、自民党の中では非常にまともな政治家である塩崎恭久氏ではありますが、その原案は、尽く骨抜きにされ、国会事故調の提言を3年間放置した挙げ句、検討だけすれば良いとする最悪の法律となってしまいました。

こっそりと原子力政策は「安全保障を目的」という文言が追記したのも、自民党の政治家だと言われております。(別の説では、自民党核兵器保有主義の議員に配慮して官僚が忍び込ませたという説もあります。)

こういった情報を吟味しても、自民党内においては、如何に原発推進による利権を貪る議員が力を持っているかが、十分に理解できます。


一方で、何故、自民党だけが反対し、他の与野党が賛成しているのに、民主党が国会事故調の黒川清委員長の国会招致を強硬できないのかと言えば、民主党執行部が消費税増税法案を早期に通したいからに他なりません。

このように、民主党自民党執行部による駆け引きの結果は、全て国民側ではなく、既得権益側の都合の良い落とし所に決まる様、誰かが画策しているのではないかと疑いたくなります。(ずばりいえば、シロアリ官僚機構です。)

そもそも民・自・公の3党合意による政策の決定は、国会での審議を形骸化し、国民を侮辱するものであり、国民のために政治を行うという姿勢すら見えません

自民党は元々、消費税増税原発問題を選挙の争点にしたく無い立場であり、200兆円を散撒く日本強靭化計画と称して、国交省財務省の利権を拡大することで、次の政権を獲ることを計画しております。

私に言わせれば、日本強靭化計画自体は、日本のGDPを押し上げる効果があるため、全て否定するつもりはありませんが、日本強靭化計画で経済成長ができるのであれば、実は消費増税は全くの不要になります。


上記のリンクで、京都大学藤井聡教授が唱えている列島強靭化」政策は、消費税の増税を根本から反対する政策案であり、自民党の政策とは全く異なります。


国会事故調の調査報告書にまとめられた人災」という言葉に集約されている意味は、民主党政権(特に菅直人政権)における初動のミスだけを指しているのではなく、長きに渡り原発推進してきた自民党の欺瞞を指摘しているものです。


そして、歴代の自民党の政治家こそが利権のために安全を度外視して原子力政策を強行してきたのであり、自民党福島第一原発事故主犯格であるという事実から、決して国民は目を逸らされないようにしなければなりません。


自民党の立場からすれば、国会事故調の報告書が現時点で国会で議論されることは、過去から現在に渡る自民党原子力政策における悪行の数々を全国民に晒すことになり、何としても避けたいのでしょう。原発事故から現在まで、上手く民主党だけに責任を押し付けてきただけに、解散総選挙が行われるまでは、隠し続けたいという意図があるのだと思います。

以下の政治アンケートを見ると、その最悪の自民党政党支持率最も高いようです。ここまで述べてきた通り、一向に反省しない自民党を支持している人が多いことは、本当に嘆かわしい限りです。

Yahoo!みんなの政治>政治アンケート

国会事故調の報告書が露にしたのは、自民党が長期政権下で作り上げてきた日本の病巣であり、国会で黒川清委員長が招致されることによって、自民党政党支持率大きく下落する可能性を自民党は非常に恐れているだけなのだと思います。

みんなの党江田憲司幹事長によると、どのテレビ新聞も、自民党だけが国会事故調の黒川清委員長の国会招致を反対しているという事実を報道していないようで、私もざっと調べた限りですが、全く見つけることができません。

私は繰り返し、民主党がダメなら自民党に戻そう」というような安易な世論形成に反対を主張しております。

私のブログの影響度は極めて小さいとは思いますが、この自民党の実態を、一人でも多くの人に拡散して頂き、次の総選挙では自民党与党にならないように、ご協力して頂ければ嬉しく思います。






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