パルデンの会

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仙台における パンダ問題 欲ぼけ日本人に「チベット支援者」が奮起




仙台にパンダはいらない仙台市民と宮城県民の会のブログです。
4月16
2014年4月15日、宮城の地方紙の河北新報は朝刊で、仙台市もジャニーズのMarchingJ財団も、ジャイアントパンダ誘致は変わらずに継続していくことを報道しました。

下記、河北新報の記事引用です。
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パンダ誘致白黒つかず 宙に浮く仙台市の計画
尖閣問題が影響 中国と交渉中断
市「長期化は必至」
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「今度は本物を」と話し、奥山市長(手前左)に縫いぐるみを手渡す唐家璇氏=2012年4月、仙台市役所

 仙台市八木山動物公園太白区)に中国からのジャイアントパンダを誘致する計画が、宙に浮いている。2011年12月の日中首脳会談で中国側が貸与に前向きな姿勢を示し、市は戦略チームをつくって受けいれ体勢を整えてきた。しかし、尖閣諸島の領有権問題が持ち上がって以降、交渉は途絶えたままだ。
(報道部・土屋聡史)

 「両国の有効な関係が前提。今後も情報収集を続け、粘り強く待つ。」市議会2月定例会。議員がパンダ誘致関連経費を新年度初予算に盛り込まなかった理由を問うと、奥山恵美子市長は淡々と答えた。

  誘致は11年5月、宮城県内の被災地を訪れた中国の温家宝首相(当時)が、「パンダが大好き」と書かれた少女の手紙を受け取ったことが発端だった。話を聞 いた奥山市長は「復興の象徴として借り受けたい」と発案。9月に中国大使館を訪ね、地ならしを始めた。市にとって獣舎の建設費や餌代の工面が悩みの種だっ たが、復興支援を掲げるジャニーズ事務所が12月に十数億円の援助を提案した。

 日中首脳会議で好感触を得ると12月3日、市幹部が中国を表敬訪問した。翌月には、中日友好協会で元国務委員の唐家璇氏が仙台市を訪れ、貸与について「積極的に推し進めたい」と言及し、「驚くほどすんなりと話が進んだ」(市幹部)。

 だが同年夏、尖閣諸島の領有権をめぐり、中国で反日デモが相次ぐと、交渉は中断した。以来、中国の関係部門と連絡が取れない状態が続く。

 ただ、市建設当局によると、仮に交渉を再開しても、獣舎の設計などの準備に2、3年ほどかかる見込み。担当者は「長期化は必至だろう」と静観を決め込む。

 ジャニーズ側も、前向きな姿勢は変わっていない。復興支援のため同事務所が設立し、パンダ誘致を進める「マーチングJ財団」の瀬野清水局長は、「両国の関係を見守り、時期が来れば動く。パンダで被災地を元気にするという情熱は、色あせていない」と話す。

 八木山動物公園駅が西側の始発駅になる市地下鉄東西線は15年に開業する。庁内には利用推進の目玉として期待感が根強い。公園の正門付近に内定したパンダ舎の建設候補地もそのままだ。

 戦略チーム議長の伊藤敬幹副市長は「時の政権の交渉でころっと好転するのもまた外交。いつでも動けるよう、市としての体制はしっかり整えてある」と強調した。続きはネットで)
 
 
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ジャイアントパンダ導入の取り組み状況について
平成26年3月26日
ジャイアントパンダ導入の取り組み状況について
いま仙台市は,被災地・東北の子どもたちに夢と希望を届け,復興のシンボルとなるよう八木山動物公園ジャイアントパンダを導入する取り組みを進めています。
ジャイアントパンダは,中国に生息する動物で,特徴的な白と黒の模様と愛嬌のあるしぐさから,多くの人々に親しまれています。しかし,現在,野生での生息数は,約1,600頭足らずで絶滅の危機に瀕しています。
ジャイアントパンダを絶滅の危機から救うためには,生息環境の保全と飼育施設での繁殖研究を推進する取り組みが必要です。仙台市は,東北の子どもたちに夢と希望を届けると共に,中国と共同で繁殖研究を行うため,導入の取り組みを始めました。
今後,取り組みの状況をホームページで随時お知らせしていきます。 
1.経過
・大震災後の5月に,中国の温家宝首相が被災地の名取市福島市などを訪れた際に,子どもたちにジャイアントパンダのぬいぐるみをプレゼントしたエピソードなどを契機として,市長が駐日中国大使へジャイアントパンダの貸与の希望をお伝えいたしました。〔平成23年9月〕
ジャニーズ事務所が立ち上げた東日本大震災復興支援プロジェクト「MarchingJ」から,支援の申し出をいただきました。〔平成23年12月〕
・日中首脳会談の場で,温家宝首相からジャイアントパンダ貸与について,前向きな発言をいただきました。〔平成23年12月〕
ジャイアントパンダを受け入れるための環境整備,その他について,MarchingJ財団と検討を進めております。
・中国側との具体的な交渉に向けて,ジャニーズ事務所とともに中国外交部へ表敬訪問を行いました。〔平成24年3月〕
ジャイアントパンダ導入について,MarchingJ財団から支援表明書をいただきました。〔平成24年6月〕
 
2.費用
ジャイアントパンダ舎の建設費用
ジャイアントパンダの輸送費用
・飼育開始から5年間のジャイアントパンダ保護資金,損害賠償保険料,飼料調達に要する費用
以上の費用について,MarchingJ財団ならびにジャニーズグループ各社からご支援をいただくことになっております。
 
3.ジャイアントパンダが来る時期
具体的な時期などはまだ正式に決まっていません。ジャイアントパンダは国際的な保護動物なので,仙台に来るためには,学術研究目的として,中国側と協定の締結などが必要となります。
現時点では両国関係の状況から,正式な協議は開始されておりません。
  
4.平成26年度関連予算
平成26年度は,ジャイアントパンダ導入関連予算の計上を見送っております。
 
5.市議会における主な質疑状況