パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

ビザを増刷するほど支那の方々に来ていただいて、あなたや、あなたは、幸せですか?

勝谷誠彦氏の有料ブログより転載
 2015年4月3日号。<

ビザを増刷するほど支那の方々に来ていただいて、あなたや、あなたは、幸せですか?>。


 4時起床。
 ようやく帰京。博多もこの方々であふれていた。
ちなみに呑み屋街で聞こえてきたもっとも大きな声は「別に来れんでもええけん」であったことは、最初にちゃんと大書しておこうと思う。
 モノゴトには何でもね「制限」があるんですよ。「売り切れ」
って私たちの日常の中ではしょっちゅう起きることではないですか。「入場制限」も。そこで「今から増産しますから」「今日はもうどんなに混雑しても、みなさん入ってもらいますよ」などという業者は信用できない。国家も同じである。「ビザ、売り切れです。もう来ないでね」がなぜ言えない。びっくりしたなあ、もう。
 <中国人客に臨時ビザ/「花見で訪日」急増、用紙切れ懸念>
 http://www.asahi.com/articles/DA3S11685399.html
 <中国からの訪日客急増で、
日本政府発行の観光ビザが不足する恐れがあるとして、現地の日本国大使館や総領事館が、中国人の団体客向けに初めて臨時ビザを出していることがわかった。花見シーズンを迎え、東京や大阪、京都ではホテルの満室が相次いでいる。>
 <わかった>と書くのは記者クラブお仲間の常套手段で「
そろそろ教えてやるね」と外務省の官僚から囁かれたのだろうが、なぜそこで「そんなことをしていいのか」と問い返さない。ビザというのは日本国がその人物の身元を精査して、入国を許可するという大切なものですよ。勝手に地方の公館で印刷して出せばいいというものではない。なのに、何だって?
 <ビザは通常、桜や富士山をあしらった色刷りだが、
用紙不足の恐れがあり、中国の日本国大使館と総領事館は、3月11日から図案のない臨時ビザを用意した。これまで少なくとも5万人以上がこのビザで訪日したとみられる。在上海日本国総領事館では、担当部門が連日の残業や人員増で対応にあたっているという。>
 まさか支那の印刷所を使っているんじゃないでしょうね。
そんなところに版を渡すと、もう午後には路上でダミーが出回るよ。そういうことが出来ないように、実は<桜や富士山>には、繊細な「仕掛け」が施されているのである。にもかわらずそういうものを省いたカラーコピーみたいなものを出したらだめでしょう。
 何よりも興味深いのは朝日新聞はこれを「いい話」
として取り扱っていることだ。
 <訪日観光に必要なビザの発給数は昨年から「未曽有(みぞう)
の増加傾向」(外務省領事局)が続く。同省の統計によると、今年3月に観光ビザで来日した中国人は昨年3月の2.5倍にあたる約26万8千人。昨年1年間の約152万人に対し、今年1~3月だけで約69万人が訪れている。>
 こということは。
ここで試算すると年間に280万人くらいが来日するわけだ。ほぼ大阪市の人口です。大阪人が270万人くらいいるだけで日本国は相当鬱陶しい(ごめん・笑)んやけど、支那人が同じだけ、この国に入り込んできてるんやで。もちろんコンビニで「ありやした~」と言っている連中は別勘定。国家としてかなり問題だと私は思うんですがね。人口圧力で言えば1億人の私たちは13億人にとうていかなわない。そのあたりのわが国家としての「戦略」があるのか。
 「少子精鋭」の欧州諸国も、
あるいはアメリカの白人たちもアフリカやヒスパニックの「人口圧力」に負けている。オノレが人権だなんだと言い始めたのでホンネは言えないが「カンベンしてくれ」でしょうよ。「こっちは高等教育まで授けて少子精鋭で頑張っているのに、ロクに教育も受けていない奴らが数だけで来やがって」。はい、かわりに極東の暴言者が言うてやりました。
 「年間何十万人まで」にしませんか。
100カ国以上を旅してきたけれども「入るのが難しい国」ってけっこうあるんですよ。ヤリマン(朝からごめん)みたいに「誰でもどうぞ」は日本国の国柄に相応しくないと思う。東京五輪に向けて多くの外国人が来てくれるからこそ「あなたは日本国に入ってくださる資格がある」と認定するのが「お・も・て・な・し」でしょうが。おかしい?「おおっ、俺は日本のビザとれたぜ」がブランドでなければいけない。バッタもんのビザを増刷して喜んでいるなんて、最低。

 「いまそこにいる支那人の不愉快さ」
はもっと言われていいと思う。人種差別ではありません。日本人の劣化だって弁解しようがない。でもね、身内に関してはまあまあ言うのです。これも日本人のいいところだと思うけれども。支那人は数千年にわたってそういう「自浄作用」がないからこんなことになってしまっている。せっかく孔子さんがなんとかしようと思ったのにね。
 ところが外国人については日本人は寛容すぎる。唯一の例外が「
沖縄の米兵」であって、あれはひとつのレイシズムだよ。もっと米軍は反論してもいい。「人権の朝日」や沖縄タイムズ、琉球新報は「左巻きの拠点」なんだから、米兵が不法に誹謗中傷されているのを、もっと助けてあげなくては。
 とはいえ。「こういうふうに礼儀を守りましょう」と言っても、
治らないでしょうね。繰り返しますが、孔子さんが立派な本を書いても数千年にわたって治らなかったのだから。別に、国際社会のためにあの方々の振舞いを治すという義務も日本国にはない。畏友・倉山満さんと石平さんが、ご著書でまったく同じことを言っておられたことには、ちょっと驚いた。「あの国とかかわるな」だ。支那と関係が深かった時期に、日本国は確実に不幸な目にあっている。離れると栄える。このお二人、おそらく直接の面識はないのではないかと思うが、見識の似ていること、おそろしいほどだ。こればかりは併読をおすすめします。驚く。いずれもいちどは紹介したかも知れませんが、あらためて。石平さん。
 『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』
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 倉山満さん。
 『嘘だらけの日中近現代史
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 「大量に支那人が入り込んで来る」
ことの恐ろしさが両書ともよく理解できる。たくさん花見に来てくれてよかったよかった、わあわあ、という朝日新聞の記事がとんでもないことであったと、10年後にはわかると予言しておきたい。朝日の凄さはね「庶民ぶりっこ」で本人たちは売れているつもりなのに「浮世離れ」していることだ。「支那人がおおぜい来てくれて、いっぱい買い物してくれているや。嬉しいなあ。わあわあ」と喜んでいる人が、近くにいますか?寡聞にして私は知らない。アホな日本テレビあたりが銀座のデパートの担当者に聞いて「去年の春節の5倍です」とかは流していたな。
 「いま目の前のゼニをつかみにいって、
将来的に何を失うのかわかっていないんでしょうね」と、もうクビになるので喋ったったら、スタジオが凍りついた。10年近く番組をやっていて、もっとも冷凍期間が長かった。しかし、この程度の挑戦に切り返しもできないのか、加藤浩次さんとテリー伊藤さんは、とも思ったけどね。今だから書くけど。
 街で支那人の横暴に出会ったらひとことだけ言ってやってください
。「回家」。フイジャー、である。家へ帰れと。私は中国語検定4級(半端・笑)なのだが、ともかくそれでもやろうと思ったのは、マニラあたりで私の悪口を支那人が言っているのがわかったからだ。少なくとも、何を言われているの理解してやろうとして、昭和女子大のオープンスクールに2年ほど通った。週刊誌記者をやりながらだから、寝ないで通った。厳しい、しかし素敵な女性の先生で、あれほど勉強したことはなかったのではないか。宿題が凄かった。それを次回の授業でみんなの前で試されるのである。
 それでも4級。もっとも私のこの支那語能力は「隠し技」
であって、こんなところに書いてしまってはいけない。ぜひご内密に(笑)。奴ら、私がわかるということを知らないんですよ。これでどれだけ面白い話を聞けたことか。こういう「隠し語学」はいくつかあった方がいい。私もまだまだ…いえいえ。アメリカ~ンと「ハアイ」と言い合えるのが語学力ではない。アホのおね~ちゃんにまかせておけばいい。相手がしゃべっている片言隻句でも、耳を澄ませて聞き取れるかどうか。それがインテリジェンスの世界における本当の語学力なのだ。あなたや、あなたの子弟がこれから勉強するならば、これを教えておいてあげて。あとは「女を口説けるか」ですね。それができれば、一流。

 たまに褒めるもので、わが工作員諸君はますます腕を磨いている。
もともと超一流で、褒め殺しで「位打ち」にされつつあるのがだんだんとわかってきている(チェッ・笑)ニッポン放送飯田浩司アナウンサーは、ときどきというか、しょっちゅう面白いインテリジェンス情報を送ってくる。きっと「今日はこれ送ったろ」と朝から、奥様も生まれたばかりの子どもも放置して、ウェブをリサーチしているのだと思う。変態である。今回。
 <こんな記事がありました!>
 もう、獲物を見つけたワンワン状態である。しかし、いいセンス。
私は見逃していましたよ。
 <『タイ、王女の誕生日で祝賀ムード/王後継待望の声も』>
 http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015040201001713.html
 <タイのプミポン国王の次女、シリントン王女は2日、
60歳の誕生日を迎えた。昨年5月のクーデター後に発足した暫定政権のプラユット首相をはじめ、多くの国民が王女のシンボルカラーである紫のシャツを着用するなど国全体が「過去の誕生日にはなかった」(地元記者)祝賀ムードに包まれた。
 高齢のプミポン国王が昨年来入院しており健康問題が懸念される中
、後継者としてワチラロンコン皇太子の動向が注目を浴びている。一方で公務を精力的にこなすシリントン王女も国民に人気が高く、後継者として待望する声もある。>
 シリントン殿下ももう還暦かあ。私は、
皇太子殿下とほぼ同い年なのだが、シリントン殿下も同じくらいだと思っていたが。
 この日記ほど、
タイ王室について書いてきたところはないかもしれませんね。知らず知らずのうちに、あなたや、あなたもタイ王室おたくになっているかも。でもね、こういう知識を持ってタイに旅すると楽しいですよ。地元の人たちとの話ひとつにしても。飯田君の分析。
 <共同通信の全国配信でこんな記事が出るとは!
民政復帰のタイミングでこの記事というのは、何かの思惑があるんですかね?
 共和制樹立を目論む中共への牽制になるんでしょうか。>
 ニッポン放送のアナウンサーが<中共>と書くとは、
さすがはサンケイグループ。
 飯田君、ジャーナリストとしていい「カン」う持っている。「
共同が書いた」というのがミソです。「共同」左巻きだしアホだけど、相手の国にしてみれば「日本国の代表的なメディア」なんだな。だから「共同」の記事は注意しておかなくてはいけない。その国のメッセージが含まれているから。
 この記事から何を読み取りますか?普通ならば「
立派な王女さまがおられるのだなあ」だろうけれども、私たちは「国王陛下は、そろそろ本当におよろしくない」と「いやあ、これは大変な『暗闘』が始まるかなあ」だ。私はこっそりとおさまるかと思っていたがシリントン女王殿下におかれては日本国のメディアを使って「宣戦布告」をされたのではないか。支那の付け入りに注意しつつ、ぜひとも民意を慮っていただきたい。

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