パルデンの会

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「かたくななタイプ」、元空自隊員/官邸ドローン容疑者


 勝谷誠彦氏の有料ブログより転載

 「軍事を知らないくせに平和については語りたがる」この国に、首相官邸の上にしばらくおとなしく鎮座していてだれも気付かなかったドローンは一石を投じた。さんざん書いてきたように「アホか」である。何か言わなくてはいけないからみんなわあわあ騒いでいるがすぐにおさまったでしょう。それ以上の知識がないからだ。「専門家」も面白いことを言っている。たんなのも。
 <官邸ドローン「オモチャ」相手に騒ぎすぎ/むやみに規制を強化する必要はない>
 
http://toyokeizai.net/articles/-/67870 <私は「ドローンが社会を変える」と言えるほどの期待は持っていない。だが、兵器として見た時に、たいしたことは出来ない、とは断言できる。この世に危険なものは一杯ある。自転車だって、ひとつ間違えば凶器になる。3Dプリンターで銃を作れるからと言って、それを禁止する理由にはならない。>
 この方は「ムカついている」のだと思う。「もっと早く危険性について言っておけば、今回の件でいっぱいコメントを求められたのに」とまで指摘しては失礼か。しかし、さすがに専門家だけに実に鋭いところを突いている。この部分をもっと広げればよかったのになあ。
 <今回の事件の斬新さは、生命に危険の無いレベルとはいえ、世界で初めて、ドローンを利用したダーティ・ボム攻撃が実行された点にあるが、ただちに人体に害を及ぼすレベルの汚染物質を手に入れるのは容易ではないし、それを上空からばらまいた所ですぐ拡散される。>
 犯罪について<斬新さ>というのはどうかと思うが、この指摘はまことに正しい。私が先日、ただちに書いた通りでしょう。本人は自覚していないかも知れないが「核物質を使った犯罪」としては「歴史的」なのだ。しかし、なぜかこの筆者は矮小化しようとする
 <化学兵器は、地上ではあっという間に拡散する。これを地上でやって殺傷効果を得るとなれば、求められる量は、たかだかドローンで運べるものではない。何キロという重量になる。生物兵器にしても、電車の中でこっそり撒いた方が効果的であることは、言うまでも無い。>
 「生物兵器」という概念を忘れている。致死性のあるウィルスなどは重さはほとんどない。それを国境を越えてドローンで飛ばされれば、防ぐ方法は今の日本にはない。
 昨日の『ザ・ボイス』でも少し指摘したが、今回の事件のもっとも危うい本質は犯人の「軍歴」にこそあると私は思うのだ。彼は航空自衛隊の隊員であった。
 <

「かたくななタイプ」、元空自隊員/官邸ドローン容疑者


 
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG25HCW_V20C15A4CZ8000/
 <高校卒業後は航空自衛隊に入隊。周囲には「機械いじりができる職場が他になかった」と理由を説明していた。高校時代に原発の是非を巡る言動はなかったという。
 空自を辞めた時期はっきりしないが、本人が書いたとみられるブログによると、派遣社員を経て昨年まで電機メーカーに正社員として勤務。転勤を命じられたことをきっかけに依願退職した。>
 いやいや。海外のインテリジェンス機関であれば<空自を辞めた時期ははっきりしない>を徹底的に洗うでしょう。どこか海外の機関にリクルートされた可能性は排除できない。今回のこの「吉野屋にいました」のように「航空自衛隊にいました」と書く大マスコミの報道こそ、平和ボケの最たるものだ。これは私から見ると「大事件」なのである。「空軍の元兵士が首相官邸にテロを起こした」ですよ。現役だったらクーデターだ。
 わが精強無比なる自衛隊を愛するからこそ言う。彼が現役の時にどういう言動があったのかを自衛隊は精査するべきだ。自衛隊は、自国に銃を向けないからこそ愛されているのである。もしこの容疑者が現役だったら小さな2.26事件ですよ。その重みが報じられないのがわからない。私などハラハラする。ようやく自衛隊がこうやって人々にきちんと迎え入れられている時に、こんなことが起きるとは、と。だから大マスコミが頭が悪いために今回のことの重大性を報じないことに、ムカつきつつもいささかホッとしてはいるのである。
 山本泰雄という容疑者の行動を追ってみると「軍事を知って」いるのである。ひとつひとつの犯罪行為の緻密性、引き際の判断の良さ、そして出頭する潔さまで、褒めているわけではないが「規律」がある。だからこそ、こういう企てが出た思想背景などはちゃんとチェックした方がいい。本当は朝日新聞が書くべきことを、国軍を愛するがゆえに私が言うのである。朝日、こういう時こそしっかりと取材しろよな。ただのアホか?

 胃でも痛くしないと、どうしようもないねえ。もう国は無茶苦茶。

<帰国の朴槿恵大統領、胃けいれんで絶対安静/韓国首相が正式に辞任>

 
http://www.sankei.com/world/news/150427/wor1504270027-n1.html
 <朴大統領は帰国後の健康診断の結果、慢性疲労による胃けいれんと、いん頭炎の症状がみられた。非常によくない健康状態で、1、2日の絶対安静が必要という。28日の閣議にも出席は見込めず、崔(日の下に火)煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政相が閣議を主宰するという。>
 まともな文明国ならばこんなことで首脳の病状が国民に容認されない。<非常によくない健康状態で、1、2日の絶対安静が必要という>。何が<非常に良くない>のか。日本国であれば主治医のコメントをヘタレの記者クラブ大マスコミでもしがみついてでも求めるでしょう。そういうこともできない国なのである。「次の首相も決められないので、しばらく引きこもっているわ」と告げ口ババアのお嬢さん(ババアだが、元独裁者のお嬢だからね)にちゃんと言わせればどうか。難儀である。支那はそれなりに自立した国家だったので立ち回りは計算ができる。
 今回、習近平安倍晋三首相に媚びてきたのは、外交的にはわからなくはない。その間、拗ねたように中南米で遊んでいて帰国したら「胃が痛~い」と言っている告げ口ババアをどうすればいいか。いや、どうにもしなくてもいいのだが、支那の動きを見て、胃が治ったからと、どこかのタイミングで言ってくる可能性は高い。完全に無視するのがいいと思いますけどね。サムソンもスマホから社名を消したくらいだし。オノレの民族が嫌われものだとやっとわかったのかな。

 やれることは何でもやってあげたい。

 <ネパールに10億円規模の緊急無償資金協力>


 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150427/k10010062881000.html
 いい国なんです。いい国かどうかで義援金の額が変わるというのは、私はあってもいいと思う。支那朝鮮で何かが起きたときのことを考えるね。ひどい?(笑)。ネパールは政治体制は支那の工作で変わってしまったけれども、本当にいい人たちなんです。こんどやるニッポン放送のイベントでも義金を集めると昨日勝手にラジオで言った。応援、よろしくお願いします。

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